アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

そんなに良いか!EF65PF暖地型・・

2018-12-19 20:00:00 | 国鉄時代(モノクロ)

先日友人達との飲み会の席で、EF65PFが話題に上がり、どのヴァージョンが好みなのかというコアな議論に花が咲き盛り上がった。

今やEF65PFといえども、国鉄型の古い電気機関車となった。アントンKの感覚だとまだまだ自分よりも若い新しい機関車という錯覚がいまだに存在しているが、自分もいい年になったように、65PFも同じように経年しているのだ。

1969年から約10年間にわたり製造されたEF65PFだが、製造ロットによって細かな形態に変化があるのは、当時どの機関車でも言えること。アントンKは、ここでもいつも言っているように、前面に通風孔のある初期ロット(1001-1039)が好みなのだが、今回話題にした友人は、最も後期型の1100番以降の暖地型のカマだといい、意見が正反対となってしまった。それぞれ好みの理由をぶつけながら、当時の撮影秘話などを交えて会話が弾んだものの、やはり同じ趣味の世界でも、十人十色ということで、色々な考え方があるものだと変に納得した次第。楽しいひと時を味わった。現在では、EF65PFでも2000番台というインフレ番号が存在する時代。現役の65PF も多々形態が細分化されていて、さらに我々側も、年齢によって同じ機関車でも全く思い入れが違い、とても面白い事だと改めて思わされた。コアな機関車ファンには、なかなかついていけなくなったアントンKだが、そんなこだわりがあってこその鉄道趣味だろう。生涯現役で頑張っていきたい。

掲載写真は、その暖地型EF65PFの牽く「あさかぜ4号」。それまでのEF65500番台から受け継がれたのだから、暖地型は当たり前の話。しかし雪国で見た65PFの表情、力強さは伝わってこない。アントンKの青春時代を共に生きた65PFブルトレだが、想いはまるで違っていたことを再確認している。

1982-01-06   10ㇾ  EF651100  あさかぜ4号  東海道本線:根府川付近