アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

EF65PF「瀬戸」

2016-10-02 10:00:00 | 鉄道写真(EL)

東海道線ブルトレ「瀬戸」を思い出したということで、昔の画像より、同じような縦位置にて撮影した画像を選んでみた。今回の甲種回送に装着されたヘッドマークは、「瀬戸」をモチーフにして作成されたもの。こうして改めて比較するとよくデザインされていて記憶がダブるのも仕方がないくらいのマークだった。

寝台特急「瀬戸」は、90年代までのブルトレ全盛期、東京に早朝到着する第一弾グループの1本だった。EF65P型に始まり、その後EF65PF型に変更、以後285系電車の登場で現在に至る、四国への連絡特急だ。現在のサンライズこそ高松や松山まで足が伸びているが、当時は、本四架橋りょうは存在せず宇野行きの特急だった。どちらかというとアントンKには、走行区間の短い地味なブルトレのイメージがあるが、早朝の撮影しづらい時間帯を駆け抜けるため、「出雲」とともに中々撮りづらく手ごわい被写体だったことを思い出す。

最近、休車中のEF652050が大宮工場へ全検入場したと聞いた。現在お若い鉄道ファンの間では大フィーバーしている2139号機よりはるかに形態が好みの2050号機だが、万が一の国鉄色復活を期待して、機番は違うが、同ロットの1053号機の牽く「瀬戸」を掲載してみた。

1994-05-13    14レ  EF651053   瀬戸   JR東日本/東海道本線