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アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

東急大井町線6020系デビュー

2018-04-09 19:00:00 | 鉄道写真(私鉄)

東急大井町線に6020系新型電車が走りだし話題になっている。

今回は2編成の増備らしく、ダイヤ改正前から頻繁に試運転をしている姿を目撃できた。おそらく6000系とともに急行用だろうが、ゆくゆくは編成の一部をクロスシートに変えて、座席指定急行として運転するというから、S特急に続く新しい試みとして期待を込めて見届けたいと思っている。

掲載写真は、颯爽と急行運用に就いている6020系6721F編成。中身はE235系と言われているから、まさに最新の電車ということになるが、物静かにスーッと加速してくる様を見れば納得だ。

2018-04    東急6020系   東急大井町線にて


春は引退の季節!?~京急2000形電車

2018-03-25 20:00:00 | 鉄道写真(私鉄)

新年度直前のこの時期、何かと慣れ親しんだ電車たちが引退していく。この日は、中央線を中心に最後の活躍をしていた189系特急型電車の団体列車と、京急2000形電車のラストランを兼ねた団体列車の運転が重なった。どちらも、実質本当のラストではないらしいが、いずれにせよ真近で見られることは叶わないかもしれないと思い出かけてきた。

掲載写真は、走りを撮影後、品川駅まで行って撮影したもの。シール式だが、記念のマークが付いていた。ホームは若いファンで溢れていたが、おそらくこれから記念列車に乗車する方々なのだろう、どこか殺気立ち、アントンKにはちょっとついていけない雰囲気。そそくさとこの場を離れることになった。

思えばこの京急2000形電車にアントンKもお世話になった。外出の仕事が多かった80年代、品川から京急久里浜(当時は京浜久里浜だった)まで快特にたびたび乗車し、その電車がこの2000形電車だったのだ。当時はクロスシートだった2000形の運転席の直後のシート(通称鉄チャンシート?)を陣取り、一時の爽快感を味わったもの。速い速い!とにかく快特は速かった印象がある。もちろん現在の2100形も速いことは変わらないだろうが、標準軌を生かした足なのか、乗車はあっという間という感覚だった。その後仕事も営業車で動くことが増え、京急に乗車することが減り、しばらく見ないうちに、現在のような3扉のロングシート車に変貌を遂げてしまっていた。お顔だけ見ると大変懐かしく当時を偲ぶに値するが、同時に客先の懐かしい顔ぶれも蘇ってくるから不思議なものだ。

2018-03     京浜急行線/ 品川駅にて


ロマンスカーの旅

2018-03-04 19:00:00 | 鉄道写真(私鉄)

週末の朝、ここ2番線ホームは最も華やぐ時間を迎える。次々とロマンスカーが到着しては、歓喜に満たされた乗客を乗せて出ていくからである。もちろん行先は、日本有数の観光スポットでもある箱根であり、目の前に到着したロマンスカーにどこか高揚している気持ちが伝わってくる。もうそれぞれの人達の旅が始まっているのだ。

現在、小田急ロマンスカーには色々な種類があることも楽しい。VSE(50000形)やMSE(60000形)をはじめ、ビジネス特急車のようなEXE(30000形)、そして今や最古参となったLSE(7000形)。この春からは最新型のGSE(70000形)の登場が決まってる。以前にも書いたと思うが、アントンKにとって一番乗車して思い入れあるロマンスカーは、3000形のSE車になるが、今ではその発展形である7000形LSE車がやはり小田急ロマンスカーの歴史ある雰囲気を醸し出しているように思う。昔からのカラーリングや、何と言っても連接台車の走行音は、自分の中ではまさにロマンスカーの条件だろう。

何人もの助役さんが、折り重なるようにホームから見守る中、LSE車が堂々と滑り込んできた。圧倒的な存在感で、乗客を魅了してしまう優雅さと気品を感じる車輛。このまま乗って旅に出たくなるのは、アントンKだけではないだろう。

2018-03    スーパーはこね13号  OER7000形 新宿駅

 


ダルマ電車の横顔~京急800形

2018-02-25 18:00:00 | 鉄道写真(私鉄)

現役の京急電車の中では、最も京急らしいと感じるのが800形電車。1灯の前照灯に片開きドア、そして大きな窓は、まさにアントンKに京急電車を思わせる。都心と三浦を結んで今日も快調に飛ばしている。

そんな800形だが、夕闇迫る横顔を撮りたくて川崎界隈を散策、撮影してきた。家路を急ぐ乗客を乗せて、真剣な面持ちでビシッと背筋が伸びた運転士がシルエットになり気持ち良い。お気に入りの1枚になった。

2018-02   京急800形 827F    京浜急行電鉄本線/京急川崎付近


スタイリッシュな京王新5000系

2018-02-12 18:00:00 | 鉄道写真(私鉄)

今月からいよいよ京王電鉄でも、座席指定特急の運行が始まる。

使用される車両は、5000系という座席が稼働式の新型電車だ。この5000系、京王電鉄としては初の有料指定席特急ということで、かなり力の入った新型車ということが外観からも伝わってくる。もちろん、5000系とするには、当然ながら京王電鉄の代表的な名車旧5000系を意識しているに違いない。実車はそれまで広告等では見ていたが、今回機会を見つけて撮影に出向いて来た。

どうだろう、京王にしてはなかなかのスタイルにまとまり、スマートでカッコよく見える。鋼体車ではないのは、いかにも現代風だが、ローズピンクのスカートがアクセントとなり、張り上げ屋根に続くラインはインパクトがあり好感が持てる。すでに5編成がデビューして、座席指定特急「京王ライナー」運転前に活躍を開始しているが、今度は、是非とも自慢のクロスシートを味わうため、一度乗車してみようと思っている。同じクロスシートでも、京急の快特は特別料金など発生しない。こんな乗り比べも後日ここで報告できれば、と思っている。

掲載写真は、明大前の上り坂を加速してきた、まだ真新しい最終増備編成の5735F。これからの本格的な活躍を期待したい。

2018-02     3720   京王5000系 5735F   明大前付近