風雅遁走!(ふうがとんそう)

引っ越し版!フーガは遁走曲と訳される。いったい何処へ逃げると言うのか? また、風雅は詩歌の道のことであるという。

E.G.P.P.100「生まれ来るものと、生めないタマゴ」

2006-03-11 03:27:10 | 歌え! 叫べ! 世界を切り裂いて……
Madoka_egppボクのリィディング「風月堂の詩(うた)」からはじまったこの日のE.G.P.P.100。誕生パーティを兼ねていることもあって何をトチ狂ったのかリィディングの最後になんとのっけからイナバウアー!!
思わずマイクスタンドを倒しそうになる!
この日のテーマは「生まれ来るものたちへ! BIRTH!」でしたが、最初から波瀾含みです。

オープンマイクの口開きエントリーは、美人受付嬢をやってもらっているbambiさん!
ありがたい「人類のアセンション」の講話のその第三回め。なんと、最後には質問コーナーもありで、どうやら講話はこの日で終わりで、次回からは美人DJに転身するらしい?
ありがたい講話を聞き逃した方残念でした。アセンション・プリーズ!
エントリー二番手は、もはやおなじみイエス北村。花粉症がひどいらしく終始白いマスクをしたままで、「切り捨トーク」を敢行。しかし、この日はお笑いよりラーメン・トリビアだったみたい。
とここで、三番目のエントリーを呼び出す所で、着物姿のまきおさんが花のブーケをもって登場!
マリリン・モンロー・ティストたっぷりの「Happy Birthday」を歌っておもとなほさん(この日は欠席)と連名のブーケをプレゼントしていただきました。うん、ボクはあのBirth Dayを祝ってもらったジョン・F・ケネディの気分を味わいました(笑)。どうもありがとう!
エントリー三番手。PARAさん。やはり一番面白かったのは「浅草」でしょうか?
スカトロ風味たっぷりな「雲古」をたっぷりとふりかけてもらいました。やや食傷気味です(笑)。
四番目は初エントリーの松岡泰子(bunny)さん。ギター弾き語り。人前で歌うのも初挑戦とのこと。その勇気に拍手!
マツイサトコさんの友人で、彼女に励まされてエントリーしたようです。あらたなディーバの登場を予感させる期待株です。続けて歌いに来てもらいたいものです。
五番目は、さきほどプレゼンターだったまきおさん。英語の詩からはじまり、その途中からボロボロ泣き出す。オリジナルも詩はすべてアカペラで可愛く歌ってくれました。でも、ポエトリー界のヘビおんなはこんなにも泣き上戸だったとは!
六番目エントリーは13号倉庫さんが連れてきてくれた美季マドカさん!
いや、歌い出したとたん会場に衝撃が走りました。このジャンルはE.G.P.P.100にはまだありませんでしたから!
いや、思わず「紅組代表!」などと絶叫してしまいました。大受けです!
次回は藤圭子をカバーしてもらいたいです。ボクはサインをもらいました(笑)。
ならばと「白組代表」として七番目にエントリー指名したのは、コボリイチエンさん。この日のコボリさんのギターはかっこ良かったな。コボリヒットメロディの連続です。こころなしか紅組を意識したのか(笑)?
さて、ここであまりにも前半ゆったりとやりすぎて間もおかずボクのこの日のテーマ「生まれ来るものたちへ! BIRTH!」をリィディングしました。
さらに、始まる前に小滝橋通りの方まで探しまわったケーキ屋さんで、買ってきたチーズケーキをふるまいました。みずからケーキを買ってくるという珍しいお祝い方です(笑)。
キーボードをセットしたあとマツイサトコが歌います。しかし、先月もそうでしたが、どうもキーボードがトラブルつづきでサトコはついていない。一応、エントリー八番目です。
そうして、この日のゲストTOMOが最後をかざります。と、ここで飛び入りが入ります。って、このオープンマイク・イベントはすべてが飛び入りみたいなものなのですが……エントリー受け付けリストに記名してなかったという意味で飛び入りと言うことにしておきます。
会うこと自体が、もう2年ぶりくらいなメグさん。ボクが名付けたニックネームがフルムーンのメグです。短い詩を読んでいってくれましたが、フルムーンのメグとのシンクロニシティがどうやら起っていたことにあとで、気付きました。
TOMOは、インディアンフルート、ハーディ・ガーディ、笙(しよう)、高音のサズと楽器を次々と持ち替えて、独自の世界を見せてくれました。バックで、まきおさんが着物姿で踊ります。
TOMOの音の世界をひと言で言い表わすのはむずかしいのですが、世界の民族楽器を駆使したインプロビゼーション、ニューエイジ系の即興演奏と言えばいいでしょうか?
最後にTOMOのサズにのせてボクの「十三の月の乙女」を競演しました。ボクのこの日の3編めです。
押し気味で1、2月とはしょらざるをえなかった欲求不満を、バースディにかこつけてリィディングさせてもらいました。
終わったのは、またもや23持すぎでした。みなさん、お疲れ様でした。

なお、この日はまきおさん、おもとさんの他にマツイサトコさんからお花を、美季マドカさんからガメラのフィギアとチーズケーキ味のチョコボールをいただきました。ありがとうございました。

  *********************
次回は、定例開催第1金曜日、4月7日(金)で、ゲストは「ガディス(Goddess)」。ロックですよ!
女性ボーカル水木ノアがシャウトします!
Step57のテーマは、「死と乙女」にしましょう。4週間後です。桜が満開の頃でしょう。花見気分で歌と言う、詩という夜桜を見物に御自分の花を持参して御参加下さい! 「水族館」のさかなたちに見守られながら……、表現せよ! 生きている証に!

(写真_2)この日のE.G.P.P.で、もっとも衝撃的に「演歌」というジャンルを教えてくれた美季マドカさん。まきおさんとは違った意味で、「おんなの性(さが)」を考えさせてくれました。「演歌」の永遠のテーマであるそれをまた提起してくれたと思います。しかし、「おんなの性(さが)」って何なんだろう?



最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
演歌の世界、良かったで~す。 (bambi)
2006-03-13 23:31:51
演歌の世界、良かったで~す。
講話は、ご希望があれば次回も・・・
でも、心の話になると、面白くないかな?と思ったので。。。
JUNさん、お誕生日プレゼントは遅いけど、次回です。
返信する
bambi姐さん! (フーゲツのJUN)
2006-03-14 01:04:08
bambi姐さん!
お気づかいなく。ボクのバースディにかこつけてというのはいわば一種のジョークなんですから……。
齢15歳から年をとっていないボクは(!)本当はバースディなんか自分のためにしたくないんです。
だから、実はこれから生れて来るものへ、生まれる可能性をもつものを祝福したいのです。
人類のアセンションの話し、実はこれからその意味と気付きが、はじまる訳ですよね。もっと、ニューエイジぽいスタンスで続けるべきではないでしょうか?
もっとも、美人DJのE.G.P.P.100デビューは大歓迎です!
返信する
bambi姐さん、「講話」は来月も聞きたいなぁ。今月... (13号倉庫)
2006-03-14 04:21:39
bambi姐さん、「講話」は来月も聞きたいなぁ。今月のE.G.P.P.100は一面ではbambi姐さんの「講話」の内容がベーシックな部分で流れていたような感じがします。そこから五次元までの繋がりはやはり聞いてみたい。勿論、DJも見てみたいけど、「講話」というジャンルはbambi姐さん独自の物だと思うので、これからも聞き続けたいです。来月はたぶん、「寅蔵と会った日」のさいとうりか監督が絡んでくると思うので、bambi VS りか の対決も見所になるかも。
 あ、それと、美季さんは、正確には演歌ではなく、ひとりムード歌謡フォークとちょっと拘りたいです。新しい演歌といっても良いですが、あまり演歌という言葉は使いたくないなぁ。

JUNさん、bambi姐さん、来月も宜しくです(乱入見聞録は担当者多忙のため、今月も相当遅れそうです)。
返信する
13号倉庫さん!「ひとりムード歌謡フォーク」って... (フーゲツのJUN)
2006-03-14 22:02:03
13号倉庫さん!「ひとりムード歌謡フォーク」って、すこし無理があるなぁ。だって、美季マドカさんもカバーしたのが、「噂の女」「涙の操」といったド演歌で、オリジナル曲は歌謡曲だと思いますもの。
70年代フォークソングって結局、メッセージ性を失ったらそのこころは「演歌」というころがはっきりして消滅したんじゃなかったのかなぁ?
「おんなごころ」という実体がなんだかボクにはわからないことがテーマだって本人もMCでおっしゃってましたからね。
ボクは「演歌」って好きじゃないけど、凄いと思ってます。美希さんは「演歌」を貫いていいんじゃないかなぁ?
五木寛之的演歌ってこれは「怨歌」って書くんでしょうが、また復活していいような気がします。
お客さんの外国人の方、大喜びしてましたもの!

「講話」ってジャンルはbambiさんならのもの、という御意見には全面的に賛意を表明します!
返信する
うん、そうですね。実はそこの所、ちょっと悩んで... ()
2006-03-14 23:51:34
うん、そうですね。実はそこの所、ちょっと悩んでいたのです。美季さんを江古田マーキーで最初に聞いたときはもっと軽くて、演歌というより、ムード歌謡のような感じがしました。しかし、今年久しぶりに聞いたときは凄くヘビーで今回のE.G.P.P.100のような感じだったのです。そのギャップが多分、演歌という事なのでしょうが、美季さんのファンとしては、その軽い感じも捨てきれず……。

 昔、有線放送の女の子が捨てるCD(演歌)をごっそり持ってきてくれて200曲程聞いた事があったのですが、全然良くなくて、やはり演歌も終わったナァと……。ここでボクの演歌はストップしてしまったのですが、美季さんは突然目の前に現れた演歌の王道なのかもしれません。まさに「紅組代表」。それで良いのかも知れません。
返信する
今の演歌は、一つのパタ-ンがあって、同じような感... (bambi)
2006-03-15 01:28:54
今の演歌は、一つのパタ-ンがあって、同じような感じで面白くありません。
その中で、石川さゆりの「滝の白糸」は絶品。泉鏡花の「義血侠血」を見事に歌い上げている。演歌は、心を揺さぶられる歌であり、美希さんはそれが出来る人だと思います。若い子の歌でも、椎名林檎の「歌舞伎町の女王」は、勝手に演歌だと思っている。
こんなつもりじゃなかったのに、なんでこんな人生に、とか、捨てた男が悪いのか、捨てられた女が悪いのか、等など・・・
人生の闇に、スポットをあてて歌う、演歌ですよ!
♪こ~んな bambiにぃ~ だぁれが~したぁ
返信する

コメントを投稿