ハローウィンの次の日、実はまだ「死者の日」(聖使徒の日)であるのだが今日11月1日は、「燈台記念日」であるらしい。これは、灯台もと暗しだった。
燈台にはなぜか心惹かれる。岬が好きで、岬の先端にはたいてい燈台がぽつんと、その孤独な姿を潮風にさらしていた。そして、その足下でまるで巨大な恐竜に寄り添うように眠るのも好きらしく、先月行った犬吠埼(千葉県)のみか、御前崎(静岡県)、足摺岬(高知県)、野母崎(長崎県、ここは燈台は島になるが)でも似たようなことをしている。
地図記号で言えば、錨のマークと燈台の記号を見るとなんだか、異国に心惹かれるような夢見モードになってしまうかのようだ。
実は、西洋式の燈台はこの国が、長い鎖国から解かれてイギリス、フランス、オランダ、アメリカにその門戸を開いた時、言わば外圧によって建設された。貿易や入国のために開港したとき、船舶の安全寄港のために燈台の設置が義務づけられた。
そのような燈台の建設は、慶応3年からはじめられた。そのことを記念して、「燈台記念日」は海上保安庁の働きかけで、昭和24年に制定された。11月1日になった理由は、前年に11月3日が「文化の日」となったので、文化のシンボルで、さきがけでもあった燈台の記念日を1日にする、と言うウソのようなホントの話が残っているとか。
この場合、文化というより文明開化(略して文化)のことではないかと思うのだが……。
(写真)先日写した犬吠埼燈台の別ショット。
燈台にはなぜか心惹かれる。岬が好きで、岬の先端にはたいてい燈台がぽつんと、その孤独な姿を潮風にさらしていた。そして、その足下でまるで巨大な恐竜に寄り添うように眠るのも好きらしく、先月行った犬吠埼(千葉県)のみか、御前崎(静岡県)、足摺岬(高知県)、野母崎(長崎県、ここは燈台は島になるが)でも似たようなことをしている。
地図記号で言えば、錨のマークと燈台の記号を見るとなんだか、異国に心惹かれるような夢見モードになってしまうかのようだ。
実は、西洋式の燈台はこの国が、長い鎖国から解かれてイギリス、フランス、オランダ、アメリカにその門戸を開いた時、言わば外圧によって建設された。貿易や入国のために開港したとき、船舶の安全寄港のために燈台の設置が義務づけられた。
そのような燈台の建設は、慶応3年からはじめられた。そのことを記念して、「燈台記念日」は海上保安庁の働きかけで、昭和24年に制定された。11月1日になった理由は、前年に11月3日が「文化の日」となったので、文化のシンボルで、さきがけでもあった燈台の記念日を1日にする、と言うウソのようなホントの話が残っているとか。
この場合、文化というより文明開化(略して文化)のことではないかと思うのだが……。
(写真)先日写した犬吠埼燈台の別ショット。
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