みちあき神父のふぉと日記

カトリック教会の司祭です。日記のテーマは「がんばらない―Take it easy―」。ここで、ひと息ついてくださいね。

大晦日

2005-12-31 11:14:14 | Everyday is special
今年も、皆さまにはたいへんお世話になりました。
米沢から取手に移ってきて8ヶ月。
あっという間に過ぎていきましたが、神様はじつに多くの恵みを、じつにさまざまな仕方でお与えくださいました。

ヨハネ・パウロ2世のご帰天から始まった取手での生活。
クレイグ神父さまとの共同司牧。
信徒の皆さんの、あたたかい支え。
何人もの方々との新たな出会い。
親しい方々の旅立ち。

どのことを思い出しても、すべてに感謝です。

このブログを見てくださっている皆さんにも感謝!

どうもありがとうございました!!
来年もどうぞよろしくお願いします。

年の瀬

2005-12-29 12:25:48 | Everyday is special
おかげ様にて修道会の会議が無事に終了しました。
やはり、どんな会議でもエネルギーを使います。
しかし、聖霊のはたらきって素晴らしいですね。
今回も、すべてにおいて助けていただいたと思います。
お祈りくださった皆さま、どうもありがとうございました。

昼食後、司祭たちは皆、それぞれの小教区に戻っていきます。

ぼくも、明日の「聖家族」のミサのために、きょう取手に戻ります。
さて、これから教会ホームページの更新や年賀状(返信専用なのですが・・・)の準備をしなければなあ。
と、言いながらも、しっかりと遊ぶ予定も入っています。

それでは、新年のよい準備(とくに心の準備)ができますように。

(写真は、修道院西側の小さな林です。)

友部修道院にて

2005-12-28 08:56:46 | Everyday is special
前回の日記では、あたかも朝から晩まで会議ばかり、というように書いてしまいましたが、きのうは、ゆったりとしたスケジュールで、休養の時間もありましたし、5時からは「ガウデアムス」(ラテン語で“楽しもう”という意味)が2階のレクレーションルーム(という、みんなが集まれるテレビ室)あって、みんなで飲んでしゃべって楽しみました。
これがみこころ会のいいところなんだよなあ。(修道会に入会したときの動機のひとつ、と言っては怒られるかな・・・。でも、わが修道会はとっても家庭的な雰囲気を持っています。)
友部でのミーティングでは、みんなさまざまな役割(ミサの歌係とか)を持たされるわけですが、このガウデアムスの準備も立派な(?)ひとつの担当でして、今回は山田神父さまとぼくが任命されました(って、大げさ?)。
なんで、この呑み助ふたりが、とも思いましたが、さすが呑み助。オードブルや飲み物の選択に間違いなし! 量的にもいろいろと出しましたが、1時間も経たないうちに完食。
それから1階の食堂に移っての食事となりました。

写真は、修道院本館の屋上から墓地方面に向かって撮ったもの。
右側の林の陰が縞模様にになって、きれいでした。

主のご降誕、おめでとうございます

2005-12-26 11:08:57 | Everyday is special
取手では、土曜日6時半の夜半ミサも、日曜日9時半の日中ミサも、多くの方々が訪れ、盛大に主のご降誕をお祝いしました。
日曜日には、友部からお元気になられたクレイグ神父さまが、中沢助祭さんと来られて、喜びもひとしおでした。朝早く取手から迎えに行ってくださった米井さんに感謝です。あとからマルティヌス助祭さんがつくばでの奉仕を終えて取手に合流し、神父さま方もいっしょに友部に戻って行かれました。

日曜日には、お一人の成人洗礼とお二人の幼児洗礼がありました。
車椅子に乗ったクレイグ神父さまが車椅子に乗った金子さんに洗礼を授けられました。
本当は、神父さまもお歩きになれるのですが、大事をとっての車椅子。
とても感動的な洗礼式でした。
もちろん、ふたりの赤ちゃんも可愛かったですよー。ひとりはスリランカの方、もうひとりはフィリピンの方、と、とても国際的でした。

昨夜山形県では、大きな列車事故がありました。
亡くなられた方、負傷された方々と、そのご家族のためにお祈りします。

年の終わりの最後の一週間。皆さんもお忙しいと思います。
神様がいつもお守りくださいますように、お祈りします。

(ぼくはまだ取手にいますが、これから友部修道院に向かいます。きょうの夕方から29日の昼まで、修道会の日本管区の会議があります。けっしてクリスマス休暇ではありませーん。毎年この時期会議です。でも、修道会の共同体のみんなと出会うのはうれしいことです。もちろん、クリスマスのお祝いもしますよー。)

いよいよクリスマス

2005-12-24 13:02:22 | Everyday is special
いよいよクリスマス。
取手では、今晩6:30から主の降誕夜半ミサが行われます。
午前中、当番の皆さんがきれいにお花を準備し、飾ってくださいました。
あとは、ぼくの説教の準備のみ(困ったときの聖霊だのみ・・・?!)。

それでは、皆さんも、どうぞよい降誕祭をお迎えください。

写真は、クリスマスツリーのために、子どもたちが作った天使のひとりです。

教会にクリスマスプレゼント

2005-12-22 10:41:20 | Everyday is special
今年の8月末に帰天された丸山イサベルさんの叔父さまであるカルロス名嘉眞さんから、ご自分で描かれた「イエスのみ心」の絵のご寄贈をいただきました。
彼は本職のイラストレーターでいらっしゃいますが、イサベルさんのカトリックでの葬儀に感動されて、何か教会にできないかということで、今回このようなすばらしいものを描いてくださったわけです。
イエスのみ心の絵にされたのは、こちらからリクエストしたわけではなく、まったく自由なカルロスさんの選択によるものです。これも、神様の素晴らしい計らいと感じました。
奥様も、焼き物に絵を描くことをされていて、クリスマスにぴったりのきれいな絵皿もいっしょにいただきました。
お二人とも、わざわざご自宅のある川崎から取手まで車で運んできてくださいました。
サンタクロースは、このようにして、思いもかけないところからやってくるのですね。

山田神父の誕生日

2005-12-21 15:06:39 | Everyday is special
きょうは同じ修道会の山田宣明神父さまの64回目の誕生日です。
おめでとうございます。
夕べは土浦教会で泊まりがけでお祝いをしてきました。

64歳と言っても、彼の髪の毛は黒々していてふさふさ。「でも、最近ちょっとうすくなってきちゃって」ってユウジャナーイ。だって、ぼくの方がよっぽどうすくなってますからー! ザンネン!!
(話はまったく関係ありませんが、以前教会学校でギターを弾いたら、子どもたちから「ギター侍やってー!」と言われたのですが、「デキマセン! ザンネーン!!」とお茶をにごしておきました。)

冗談はさておき、山田神父さまは本当にお若いです。ご本人も、まさかこの年になるとは思わなかったよ、とのこと。
みんなそう言いながら歳を重ねていくのでしょうね。自分もそうですから。

写真は、土浦教会の「平和の元后」のご像です。教会の名前にもなっています。脇のもみの木は、今年もたくさんの電球が飾られ、きれいなクリスマスツリーになりました。

待降節第4週

2005-12-19 11:00:26 | Everyday is special
大寒波が居座っているようですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

昨日は信徒総会の後、大掃除があったのですが、冷たい風が台風のように吹き荒れて、とても寒かったです。
でも、皆さん、本当にきれいにしてくださいました。感謝!

早いもので、今週末はもう降誕祭です。
光陰矢のごとし。
あっという間に今年も終わりに近づいてきましたね。
2005年をゆっくりと振り返る時間が、なかなか持てないでいます。
元日のミサが終わるまでは、と思ってしまいますね。
ましてや、2006年の希望や計画などは、もっと後になってしまうかも。

写真は、17日の晩に行われた中高生会で、みんなが作ったクリスマス(ロール)ケーキです。
お母さん方もがんばって、たくさんのご馳走が集まりました。
美味しかったですよ! 感謝!!
一足早く、みんなで楽しくクリスマスをお祝いすることができました。

中高生会のクリスマス会

2005-12-16 12:22:47 | Everyday is special
明日17日の晩、6時半のミサから中高生会が開かれ、ミサ後、クリスマス会が開かれます。
どうぞお近くの方、お友達をお誘い合わせの上、ご参加くださいませ。
なお、各自自分の夕食は持参することになっていますので、よろしくお願いいたします。
即席のケーキ作りも計画しているようです。みんなで楽しい時間を過ごせればと思います。

さて、きのうおとといの写真「シャコサボテン」ですが、正しくは「シャコバサボテン(シャコ葉サボテン)」でした。ここをご覧になっている方からメールで教えていただきました。みんなよく知ってるなあーって、当たり前?
母がいつも「シャコサボテン」と言っていたので、そのまま覚えておりました。(母は本当の名を知っているのだろうか?)

写真は、司祭館を南側から撮ったものです(クリックするとはみ出た部分も見られます)。
毎日もったいないほどの青空です。雪国の方には申し訳ないほどです。
米沢は50センチほどの積雪とか。また土日に寒波が来るようですね。
皆さんのところの積雪情報をお待ちしています!
(明日、あさっては書き込みができませんが、ご心配ないようお願いします。ちなみに18日は信徒総会と教会の大掃除があります。こちらもよろしくお願いいたします。)

鹿児島と仙台教区に新司教決定

2005-12-15 09:45:28 | Everyday is special
鹿児島教区の新司教にパウロ郡山健次郎師が、また、仙台教区の新司教にマルチノ平賀徹夫師が、先日教皇ベネディクト16世より任命され、「被選司教」となられました。
鹿児島での司教叙階式は、来年1月29日(日)午後2時に鹿児島カテドラル・ザビエル記念聖堂で行われます。
仙台での叙階式の日程は未定ですが、たしか教皇の任命の後3ヶ月以内に叙階式をあげることになっていると思いますので、そんなに遠いことではないでしょう。
とくに仙台では、溝部司教さまが高松教区に移られた後、司教空位が続いていたので、信徒の皆さんのよろこびもひとしおと思います。
まずは、おめでとうございます、と申し上げたいと思います。
詳しくは、カトリック中央協議会のホームページをご覧ください。
http://www.cbcj.catholic.jp/jpn/index.htm

写真は、きのうと同じシャコサボテン。学名は、Schlumbergera truncata、別名「クリスマス・カクタス」とも言うそうです。