みちあき神父のふぉと日記

カトリック教会の司祭です。日記のテーマは「がんばらない―Take it easy―」。ここで、ひと息ついてくださいね。

秋の夕焼け

2011-10-28 13:20:00 | Everyday is special
今週は、修道会の管区総会がありました。おかげさまで、よい実りをもたらしながら終わりました。

さて、これは、もう古くなってしまいましたが、10月19日の夕焼け。
空と大地全体が赤く染まっていきました。
このような雄大な夕焼けを見たのは初めてかもしれません。

あるところはオーロラのように見えました。

息をのみながら、ひととき祈りました。

感謝。








笠間の秋

2011-10-14 16:50:00 | Everyday is special
ぼくの住んでいる友部修道院は、旧友部町、現在は市町村合併で、笠間市にあります。
友部という名前が気に入っていたので、合併でその名前が駅の名前にしか残らなくなったとき、寂しい思いをしました。
が、面白いことに、「カサマ」はフィリピンのタガログ語では「仲間」を意味します。
そのように説明するようにして、いまは笠間市になったことを満足しています。

今頃は、山形の紅葉を見に行きたいところですが、この頃忙しさが続いてしまって、行けずにいます。
が、近場で秋を集めてきましたので、どうぞ。



これは、お隣の旧八郷町、現石岡市の風景。9月の末から咲き始めました。10月初めの写真。


彼岸花は、急ににょきにょき出て咲いて、不思議な花ですね。


修道院の金木犀の大木。これだけの大木を他に見たことがありません。これも、9月の末から咲き始めましたが、先週の写真。


香りが修道院中に広がります。


木の下に入ると、そこは香りのメリーゴーランド(なぁーんて、どこかの芸人が食べ物を評価してるみたいだなあ)。


散歩をしに行った笠間芸術の森公園にて。すでに紅葉が始まった木々がありました。


公園の林の中の遊歩道脇に咲いていたホトトギス。これは今週の写真。

鎮魂の花火大会

2011-10-06 16:30:00 | Everyday is special
しばらく更新できずにご心配おかけしましたが、先週は、修道会の黙想会でした。
このところ忙しかったので、少し足を止めて、よい休養にもなったと思います。

黙想明けの10月1日、土浦の花火大会に誘われて行ってきました。

この大会は、「第80回記念土浦全国花火競技大会」で、「東日本大震災復興祈願」のタイトルがついています。
もともと花火には鎮魂の宗教的意味があると聞いています。
土浦の花火も、そのような意図で始まったようです。

打ち上げられる花火には、それぞれ名前が付いていますが、その名前を見るだけでも、花火を作った人の思いが伝わってきます。

「星空への祈り」

「手を繋ごう復興の輪」

「みんなに笑顔を」

「感謝のしるし」

「希望の鐘」

「希望の花」

「つながれ想い!!絆を結ぶリボン」

「明日に願いを込めて」

「Fight! 花火で願う復興への灯火」

「平和の鐘に祈りを込めて」

「Smile for Japan」

「悲しみの向こう側~優しさと彩りに包まれて」

「虹の架かる青空に希望の白いガーベラ」

「明日に咲く奇跡の花」

「つながれニッポン!!虹色の架け橋!!」

「天空彩る祈望花」

「未来への息吹」

「希望という名の光」

「日本に絶えざる光を」

「星空に願いを込めて」


今回も、全国各地からの花火業者が参加し、福島からもいくつかの業者が参加していたので、拍手と声援をおくりました。

夜空にどーんと打ち上げられる花火を見上げていると、その混じりけのない美しさに涙が出るほど感動します。

第80回記念に打ち上げられた最後の7号玉80発は、まさに鎮魂のために上げられたかのようで、祈りを込めて見ていました。




















ちなみに、大会提供のワイドスターマイン「土浦花火づくし」は、まさに圧巻でした。
(ぼくは、デジカメの動画機能で撮ったのですが、あまりきれいに撮れていなくて残念に思っていたら、今はいろんな方が撮った動画がYouTubeで見られるんですね。その中のひとつですが、こちらからどうぞ。)

感動して、涙があふれてきました。いま苦しみの中にある方々にお見せしたかったです。