みちあき神父のふぉと日記

カトリック教会の司祭です。日記のテーマは「がんばらない―Take it easy―」。ここで、ひと息ついてくださいね。

修道会の国際会議

2008-02-23 14:14:14 | Everyday is special
自分の所属するイエズス・マリアの聖心会という修道会は、小さいながらも世界40カ国にあります。今回、そのアジア・フレンチポリネシア地域の代表者の会議が21日から29日まで友部の修道院で開かれています。

今週は、18日も19日も国内でのワークショップや会議があり、また20日は、次々に来日する参加者の皆さんを手分けして成田空港にお迎えに行ったりだったので、目まぐるしく動いておりました。

今回は、ローマにある修道会の本部から総長他役員2名も来ての会議で、インド、インドネシア、フィリピン、フレンチポリネシア、そして日本での修道会の宣教、修道生活、召命と養成などの将来のあり方を方向づけていく大切な会議です。

日本国内の目先のことを見れば、会員の高齢化や召命不足などの難題が山積していますけど、インドやインドネシアでは20代30代の若い世代が多くなっているので、その世代の将来のことも大切に考えていかなければなりません。

何かを変えていくことは、じつに難しいことですが、本当に神さまがお望みであれば、その勇気をいただけるのだと思います。

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主よ、
変えられないものを受け入れる心の静けさと
変えられるものを変える勇気と
その両者を見分ける英知を我に与え給え。
(「ラインホールド・ニーバーの祈り」女子パウロ会ホームページLaudateより)
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きょうこれからも、あすの午後も会議が続きます。

この会議が、よい実りをもたらすものとなりますように、と願いながら参加しています。

写真は、前回行った野沢温泉村にて。つららが逆さに伸びているように見えますが、じつは軒から落ちたつららが、ちょうどうまい具合に着地していたもので、おもしろかったので夕暮れをバックに撮ってみました。

コメント欄ご利用の際のお願い

2008-02-19 21:00:00 | Everyday is special
このブログの楽しみのひとつは、誰にでもコメントを書いていただけるということです。
が、先日、有害サイトへのリンクが貼られたコメントが投稿されたので、gooブログの「コメント利用規約」にのっとって削除させていただきました。
とても残念なことでした。

そこで、いつもコメントをチェックするわけにもいかず、とりあえず休止にさせていただいたのですが、やはり、自分で自分のブログを開く楽しみが一つなくなってしまったようで、とてもさびしく思いました。それで、あらためて条件つきで再開することにしました。

条件というのは、コメントを書いていただいたもののうち、こちらで内容を確認させていただいてから公開するということです。(コメント欄のご利用については、コメント利用規約をご参照くださればありがたいと思います。)

なお、ぼくも毎日ブログのコメントをチェックするというわけにはいきませんので、じっさいにコメントを書いてくださってからコメント欄に公開されるのが遅くなってしまうことが多々あると思います。どうかご理解のうえ気長にご利用くださればと思います。
(この時代、郵便よりも遅かったりするかもしれませんけど。)

今後とも、皆さまのご理解とご協力のもと、このふぉと日記を楽しんでいただければと思います。
どうかよろしくお願いいたします。

写真は、野沢温泉村にて。

防火管理講習会

2008-02-16 10:00:00 | Everyday is special
きのう、おとといの丸二日間、防火管理講習会(甲種)を受講してきました。

教会も、50名以上の収容可能の規模があると、消防法に定められた防火対象物になり、防火管理者を選任し、消防計画を作成しなければなりません。

取手教会では、クレーグ神父がその資格を持っていらっしゃいましたが、昨年帰天されたので、早めにぼくが取らなければなりませんでした。

2日間の講習に出るだけで資格が取れる、と聞いておりましたし、日本語が自在とまではいかなかったクレーグ神父でも取れたのだから、と高をくくっていましたら、たいへん中身の濃いものでした。(クレーグ神父さま、ゴメンナサイ。)
ちなみにクレーグ神父は、1971年に鶴岡で資格を取得されていました(クレーグ神父さまは、やはりすばらしい宣教師でした)。

以前、ぼくが山形で保育園の園長をさせていただいていたとき、大型免許の必要な園バスがあったので、毎年「安全運転管理者」の講習会に出なければなりませんでした。今回は、一度資格を取って防火管理者に選任されれば繰り返し受講することはありません。

いずれにしても、交通安全や防火防災の意識を高めてくれたことはたしかです。

勉強になりました。感謝です。

雪の降らないところでは空気の乾燥する季節。また冬で暖房も使います。
お互いに火の用心を心がけましょう!

写真は、前回行った野沢温泉スキー場にて。上は、5キロ以上もある林間コースにて。野沢の名物コースで、子ども時代に滑った記憶が少しよみがえりました。下の写真は、昼食で寄ったレストランの前にて。あったかそうな雪だるまでした。


世界病者の日

2008-02-11 10:00:00 | Everyday is special
きょうはルルドの聖母の記念日。カトリックでは「世界病者の日」です。

すべての病気の方、障がいを持つ方のために祈ります。

先週、長野の中学・高校時代の同級生の突然の訃報が入り、一瞬ことばを失いました。仕事先で急に倒れ、翌日息を引き取ったとのこと。脳血栓だったそうです。

昨年も、同窓生(同学年)の急逝が2人あり、このところ続いてしまっています。

先週亡くなった彼は、とても明るくユーモアのある人で、バリバリ働いていました。
また、ぼくは郷里を離れてから、あまり自分よりも酒の強い人に出会ったことはありませんが、彼は、ぼくよりも酒の強い数少ない友人の一人です。家が近かったもんだから、同級会で飲み明かした後、よく家まで送ってもらっていました。

また、彼は高校時代写真部に入っていたほどのカメラ好き。いつもぼくのブログの写真を見ては、写真うまくなったよね、と言ってくれてました。うれしかったなあ。

さまざまな生き方があれば、天国への旅立ちもさまざまな形があります。
しかし突然の旅立ちは、残された家族のこころには大きな空白ができてしまうもの。
彼の場合はご両親がご健在なのでなおさらのことと思います。

彼の霊が天の光の中で安らかに憩いますように。そして、ご家族の皆さんには、慰めとこころのいやしが与えられますように祈ります。

というわけでして、故郷での葬儀に、ぼくも参列させていただく予定です。
メールやブログの更新がまたできないと思いますが、どうぞご心配なく。

写真は、先日行った野沢温泉スキー場にて。

近況

2008-02-05 14:00:00 | Everyday is special
先週は、「年の休暇」と自分で呼んでいますが、ようやくまとまった休みを取って、信州に帰省してきました。
それですっかりブログの書き込みがなく、心配してくださった方も多かったようで、たいへん失礼いたしました。

冬のこの時季に1回と夏の終わりに帰省するようにしていますが、今回も、おかげさまでゆっくりしてきました。
もちろん、親孝行もしてきたつもりです。っていうか、帰るといつも母にいろいろと頼まれるので、それをしてきただけのことですけど。

ところで、昨日、親戚のおばが天寿を全うし帰天しました。ぼくが洗礼を受けることになってから親しさが増して、ずっと可愛がってくれたとくべつなおばです。もちろんこの世の別れはさびしいのですが、安らかな天国への旅立ちだったので、これからは、しっかりとイエスさまの御許から見守ってくださることでしょう。心強い祈りの助っ人が、天国にまたひとり増えました。

霊名はマリア。どうぞお祈りください。

と、いうわけでして、今週もブログの書き込みができないかと思いますが、どうぞご心配なく。

写真は、長野で行った野沢温泉スキー場の上の平。古く歴史のあるスキー場は、温泉が付き物。たしか、高校以来の野沢だったので、すごく懐かしかったです。