みちあき神父のふぉと日記

カトリック教会の司祭です。日記のテーマは「がんばらない―Take it easy―」。ここで、ひと息ついてくださいね。

三浦の修道院

2012-07-28 21:30:00 | Everyday is special
連日猛暑が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。

さて、先週は、聖母訪問会の三浦修道院にも行ってきました。
神奈川県の三浦海岸にある修道院です。
海岸へは、5分も歩けば行ける距離で、とても美しい環境に囲まれています。

この修道会のシスターたちは、環境に優しいエコロジカルな生活を大切にし、実践しておられます。

三浦修道院は、その理想を実現するために7年ほど前に建てられた新しい修道院です。
木のぬくもりを感じる、素晴らしい建物です。

ここに来るだけで、気持ちが落ち着いて、いやされる気持ちになりました。

どうもありがとうございました。

上の写真は、聖堂に行く途中にある水がめ。外には海が見えます。


修道院入り口。日本家屋です。



奥には、畑や庭があります。



玄関は土間になっていて、涼しいです。何やら亡き父の田舎の古い実家を思い起こさせます。



聖堂は、お堂のようで、地元の宮大工さんが造ったとか。立派な梁で天井が高く、とても落ち着く聖堂です。もちろん、窓からは海も見えます。



最初の夕食は、この釜で焼いたお肉や野菜をいただきました。目の前で焼いてもらって食べて、じつにぜいたく。味も格別で、しあわせな気持ちになりました。



これは、水がめのある所の天井。



水がめのある所は、外から見ると塔になっていて、下の海岸からも見えます。

川越教会

2012-07-21 08:30:00 | Everyday is special
昨日からとても涼しくなって、少し肌寒く感じるくらいです。

さて、今週は盛りだくさんの週でした。

まずは、16日の海の日は、さいたま教区のみことば委員会研修会が、川越教会で開催されて参加してきました。
各県で開催されていますが、埼玉県の各教会と茨城県のつくば教会から、総勢70名以上の信徒の方々が集まりました。

「わたしたちはなぜ教会に集うのか」をテーマにした、分かち合いの研修会です。
わたしも、ひとつのグループに参加させていただきましたが、皆さん本当に熱心で、頭が下がる思いでした。
また、多くを学ばせていただいたと思います。

川越教会のワレ神父さまにも、たいへんお世話になりました。

参加された皆さん、そしてスタッフの皆さん、おめでとうございます。
そして、猛暑の中、お疲れさまでした。

写真は、趣のある川越教会聖堂。



聖堂入り口の聖母子像。



母マリアさまの、なんとも深い祈りを感じます。すでにイエスの十字架を思う悲しみさえも感じます。

ネジバナ

2012-07-13 18:30:00 | Everyday is special
梅雨の豪雨が続いているようです。どうぞお気をつけくださいますように。

さて、これはネジバナ(捩花)。別名モジズリ(捩摺)。
芝生の中に咲くような、背の低い花ですが、ぴんと立つので目立ちます。
こう見えても蘭科の花だそうです。小さいですが、たしかに美しいです。

もじもじ、ねじねじしていて、毎回見るたびに面白いです。
しかも、個体によってねじねじの仕方が違っています。
とても個性的な花ですね。
撮るときも身体をねじまげて撮りました。



ひとつひとつのねじねじの仕方が違います。



この花を下から撮るのは難しいので、どうしても上から目線になってしまいます。



たくさん元気に咲いていました(友部にて)。

紫陽花

2012-07-07 12:40:00 | Everyday is special
あっという間に7月に入ってしまいました。
梅雨はまだ本番ですね。

この季節、やはり目に入るのは紫陽花(アジサイ)。

紫の陽の花、とは、この季節の雲間の太陽の色をあらわしていいるようで、美しい名前です。

ところで、中学・高校時代に親しんだ音楽にアリスというフォーク・グループがありました。
谷村新司、堀内孝雄、そして矢沢透のトリオです。
テレビで有名になる前から、ラジオやレコードで聴いていました。

で、「紫陽花」という歌を彼らが歌っているのを思い出して、久々にYouTubeで聴いてみました。
少し寂しげな曲ですが、なかなかいっとりしていていい曲です。

それから「黒い瞳の少女」という歌も歌っていたのを思い出して、これも聴いてみると、なんともほのぼの、懐かしさがこみ上げてきました。

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かぎりある青春の
かわりない道ばたに
咲いている花に気付いた時
流れ行く青春のかえらない全ての
はげしい季節をかけて燃え尽きたい

(「黒い瞳の少女」谷村新司作詞より)
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アリスと言えば、高校時代の、あれは3年生の夏の文化祭の時、なぜか仲良くなった剣道部の連中と、流行っていたアリスの「冬の稲妻」と「今はもうだれも」を演奏して歌ったことがあります(ぼくは剣道部員ではありませんでしたが)。
ぼくは、小山君という友人とギターをいっしょに弾きながら歌い、その後ろに、剣道の武具をひっくり返しに着た何人かの剣道部員の仲間が、畳を片手で立てて竹刀(しない)でたたいてパーカッションをやったわけです。

これがもう大うけで盛り上がり、今でも仲間のあいだで語り合っては懐かしんでいます(いまでも、その仲間たちとときどき出会い、飲み会をしています)。

あのときは、心の底から楽しんで、本当にいい青春時代だったなあ。(ぼくは高校時代、遊びすぎて大学にすぐ入れず、一年浪人しましたが、これもまたよい思い出となっています。)

写真は、先月、黙想会で東京に行った聖ヨハネ福音史家布教修道会(小金井教会)で撮った紫陽花。