みちあき神父のふぉと日記

カトリック教会の司祭です。日記のテーマは「がんばらない―Take it easy―」。ここで、ひと息ついてくださいね。

野生のリンドウ

2013-08-31 21:00:00 | Everyday is special
8月もいよいよ最後の日。
残暑がまだがんばっています。

今週は、休みを自分で取って信州に帰ってきました。
とても涼しく過ごすことができて、体調も整えることができたと思います。

で、また高原を散策して、リフレッシュしてきました。

8月も終わりとなると、標高の高い高原では野生のリンドウが咲き始めます。

どの個体も個性的な色と形をしていて、見ていてちっとも飽きません。
目も心もいやされるような気がしました。


上の写真はエゾリンドウとアキノキリンソウの二重奏(デュエット)。



このつぼみの淡い青も好きです。



なんともかわいらしいです。



クマンバチの雄でしょうか。花が完全に開いていないのに無理矢理入って蜜を集めていました。(ちなみにホバリングするのは雄のクマンバチで、刺すことはないので安心していいようです。ブンと鳴って飛んでくると怖いですけどね。)



黄色い秋の花との二重奏が美しいです。



青空も広がって、感謝。

黙想会

2013-08-23 16:00:00 | Everyday is special
ふぉと日記の更新がしばらく滞ってしまい、ご心配をおかけいたしました。
先週から今週にかけて足かけ9日間、黙想会のお話に行っておりました。

今回は、東村山にある三位一体の聖体宣教女会の祈りの家でした。
参加されたのは12名のシスター方で、三位一体会の他4つの異なった修道会から来てくださいました。

今回は「人生後半の霊的旅路」をテーマに話を進めましたが、自分にとっても、よい黙想の時間になったと思います。

美味しいお食事に静かな環境でよく眠れて、ぼく自身も元気になって戻ってまいりました。

神さまと、お世話くださったシスターの皆さまに感謝したいと思います。

写真は、車の屋根に写った修道院の夕暮れ。



修道院を出た所の道で。自由時間は、できるだけ散歩するようにしました。(ヒルガオ)



これは、朝方だけ花を開きます。(ムラサキゴテン)



これはフヨウ。きれいに咲いていました。

ローマの思い出―トラステヴェレ地区

2013-08-09 22:00:00 | Everyday is special
東北地方で、また豪雨が襲っているようですが、大丈夫でしょうか。
どうぞお気をつけください。

さて、このところの忙しさでふぉと日記の更新がままならないでおりますが、元気にしておりますので、どうぞご安心ください。

昨年のローマ滞在中は、時間があれば市内に出て歩いておりましたので、そこそこ地理感覚が身について、いろいろな名所の位置や距離がわかるようになりました。
その中で、行ってみたかったのが、トラステヴェレ地区です。
「テヴェレ川を渡った所」というのがその名前の由来ですが、中心部よりも庶民的な感じがします。

というわけで、ここは、同じ会議にアイルランドから出席していたピアス神父といっしょに歩いてきました。

上の写真は、三角コーナーに建つ教会(Chiesa S.Pasquale di Bajlon)です。
このような街角が好きです。



内部は、清楚な感じの聖堂でした。



これは、罪の告白を聴くボックス。司祭は中に座りますが、信徒は丸見えになります。よほど小さな声で話さないといけないでしょうね。



反対側を見ると、こんな三角の建物が。



丘の上にのぼると、このような教会が建っています(サン・ピエトロ・モントーリオ教会)。



中では結婚式が行われていました。



教会の外には、こんな車が待っていて、映画の一シーンのよう。



これがサンタ・マリア・イン・トラステヴェレ聖堂。



聖堂内の、黄金のモザイクがすごくきれいでした。



歩き疲れて、まずは一杯。



町の果物屋さん。



花屋さんの花も、イタリア的(?)できれいでした。