みちあき神父のふぉと日記

カトリック教会の司祭です。日記のテーマは「がんばらない―Take it easy―」。ここで、ひと息ついてくださいね。

この夏出会った花たち(2)

2014-08-30 16:00:00 | Everyday is special
急に秋の涼しさが訪れました。
やはり涼しいと楽ですね。

さて、前回のつづきで、今回は黄色やだいだい色の花たちです。
上の写真は、今年も元気いっぱいに咲いていたマルバダケブキ。



これは、マルバダケブキのつぼみ。これくらいの咲きかけが、何とも可愛らしくて好きです。



これは、クルマユリ。元気いっぱいです。



クルマユリ(車百合)の名前の由来は、下にある葉が車輪のようになっているからだそうです。分かりますか?



これは、ニッコウキスゲ。何とも言えないだいだい色に近い黄色で、しかも淡い感じがします。



これはシナノオトギリ。オトギリソウ(弟切草)の名の由来を聞くと、悲しくなってしまいますが。



最後は、アキノキリンソウ。ヒョウモンチョウの一種と思いますが、一緒に撮れました。


黄色やだいだい色の花は、いつも元気を与えてくれます。
今年もありがとう。

この夏出会った花たち

2014-08-23 11:00:00 | Everyday is special
広島では、たいへんな土砂災害がありました。
まだ行方不明の方々がおられます。
早く見つけられますように。
また、被災された方々にあっては、一日も早く安心して生活する日が来ますように、お祈りいたします。

さて、このところの猛暑のせいか、ふぉと日記を書く気力がなかなか湧いてこないで、すっかりご無沙汰してしまいました。
が、この夏は、それなりに山の花たちを訪ねることができました。
少しずつ、ここに掲載したいと思います。

まずは、イブキジャコウソウ。
花は、小さくてとても可憐なのですが、風当たりの強い岩場にもしっかり咲いて、とてもたくましいです。


ハーブのタイムと同属だそうで、葉からは、あの独特の香が漂います。



一つひとつ、しっかりした花の形をしていて、小さなお人形さんのようにも見えます。



これは、グンバイヅル。これも小さな花で、気をつけて見ていないとなかなか見つけられません。
たまたまおられた高山植物の監視員の方に教えていただきました。



これも教えてもらったコバノイチヤクソウ(小葉の一薬草)。これも小さな花です。



小さな森の中で、よい出会いに巡り会いました。

いただいたお花

2014-08-09 10:30:00 | Everyday is special
きょうは長崎に原爆が落とされた日。
カトリック教会では、8月6日から15日までの10日間を「平和旬間」とし、とくべつな祈りをささげています。

また、きょうは、聖テレサ・ベネディクタ (十字架の)おとめ殉教者(本名エディット・シュタイン)の記念日でもあります。
彼女は、当時「現象学」の創始者で有名な哲学者フッサールに師事し、その後継を嘱望されるほどの哲学者でしたが、劇的な回心の恵みを受けてカトリックの洗礼を受け、カルメル会に入会しました。テレサ・ベネディクタは、その修道名です。
しかし、元々ユダヤ人であった彼女は捕らえられ、アウシュビッツで殉教しました。

きょうは、聖テレサ・ベネディクタの取り次ぎを願って、平和の祈りをささげたいと思います。

さて、写真は、今朝いただいた鉢植えのサギソウ。
本当にシラサギが飛んでいるように見えるのが何とも不思議です。
水は毎日鉢から流れ出るほどたっぷり与えてくださいとのこと。
枯らさないように、長生きするように、と願っています。



ラン科の植物とのことで、なるほど角度を変えて見るとそうだと分かります。



これは、やはりいただきもののミョウガ。花を咲かせていたので水につけておいたら、なんと、次々に何度も花を咲かせました。ショウガ科の植物だそうですが、花はランにも負けないほどかわいいではありませんか。