みちあき神父のふぉと日記

カトリック教会の司祭です。日記のテーマは「がんばらない―Take it easy―」。ここで、ひと息ついてくださいね。

カトリック佐久教会

2014-07-30 20:30:00 | Everyday is special
このところの忙しさにかまけて、ずいぶんご無沙汰してしまい、あっという間に7月も最後の日となってしまいました。
が、おかげさまで元気にしております。

先週は、海の日の21日に、カトリック佐久教会で行われた長野県の東信地区大会に参加し、午後の短いプレゼンテーション(「野の花の祈り」スライドショーによる祈りへの導き)を行ってきました。

カトリック佐久教会に行くのは、今回初めてでしたが、行って、そのすごさに驚嘆してきました。
この教会を建てたのは、フランシスコ会のコロンビア管区のガブリエル・ディアス・アルバ神父です。
すでに帰天されているのですが、その精神は教会や付属の幼稚園の至る所にあらわれています。

何と言っても、圧巻なのは、ケヤキの巨大な切り株の祭壇です。
これを手に入れたガブリエル神父さまが、手塩にかけて磨き上げたそうです。
これは、本当に素晴しいです。



幹や根回りの大きさに圧倒されます。



ちょうど司祭が立つ側は、うまく形が整っています。



左に立つのは、説教台。



説教台の裏側は、自然にできた空洞(うろ)のようで、ちょうど中に立てるようになっています。



洗礼盤には、佐久名産の佐久鯉が飾られています。



シャンデリアにも、佐久鯉があしらわれています。



軽井沢の聖パウロ教会も、丸太をふんだんに使った建築ですが、こちらはもっと規模が大きく、圧倒されました。
この夏軽井沢方面に行かれる方は、聖パウロ教会だけでなく、ぜひ佐久教会も訪れてみてはいかがでしょうか。
おすすめです。


今回は、聖パウロ教会のカルロス神父さまや、4月から佐久教会に協力司祭として赴任されてきたルカ神父さまをはじめ、シスターや信徒の皆さまにはたいへんお世話になりました。
どうもありがとうございました。

きょうは写真だけ

2014-07-12 21:40:00 | Everyday is special
今週はなにやら盛りだくさんのスケジュールで、日記を更新する間もなかったので、とりあえず、撮りためた写真からお裾分けの一枚。
今の時季らしい蓮(ハス)の仲間から(トチカガミ)。
まずはこれで、しばし涼を感じてくださいね。

梅雨時の花々

2014-07-05 18:00:00 | Everyday is special
田んぼの緑がとても鮮やかな日々です。

この時季ならではの花たちもきれいですね。
これまで少し撮りためた中から、いくつか出してみたいと思います。

まず、上の写真は、ツクバネウツギ。
最初「筑波嶺」の名前かと思ったら、羽根つきの「衝羽根」から来ているのですね。このプロペラのような顎(ガク)の下に実ができて、羽根のように飛んでいくのだそうです。



葉っぱに隠れそうなほど小さく目立たない顎片ですが、よく見ると色もいいし、とてもきれいです。



これは、オカトラノオ。虎の尾っぽにしては、きれいですねぇ。



これはハンゲショウ。半夏生とも半化粧とも書くそうです。半夏生とは雑節の一つで、毎年7月2日頃になるそうです。半化粧の名は、見ての通り、葉っぱが半分だけ白く化粧したように見えることから来ているとか。遠くから見ると、白い花の群生に見えました。



これはヤマオダマキ。やさしい色をしています。