みちあき神父のふぉと日記

カトリック教会の司祭です。日記のテーマは「がんばらない―Take it easy―」。ここで、ひと息ついてくださいね。

特製カレンダー

2007-10-26 17:00:00 | Everyday is special
今回蔵王で撮った写真は1000枚以上。とにかく、うつくしいと思うと同時にカメラを向けてシャッターを押します。自分の目の外部記憶システムとでもいえるでしょうか。でも、記録されたもの全部に目を通すのはたいへん。

パソコン上で「パッと見」で選んで、その中からピントの合っていないのをはじいて、それから構図や色のよいものを選びます。
これは手間のかかる作業ですが、楽しみのひとときでもあります。今回は、まだよく見ていない写真もかなりあるので、当分は楽しめそうです。

上と下の写真は、わざと太陽に向かって撮ったもの(ドッコ沼にて)。こんな逆光でも、オートで簡単に撮れてしまうのが、最近のカメラのすごいところです。



と、いうわけでして、お待たせしました。みちあき神父特製カレンダーの11、12月版です。

今回どの写真にしようか、たいへん迷ったのですが、これに落ち着きました。皆さんに気に入っていただけたらよいのですが、まずはどうぞ。



上のカレンダー見本の画像をクリックするとPDFがダウンロードされて、お手もとのプリンターでA4サイズに印刷ができます(クリックしてからPDFが表示されるまで多少の時間がかかります。また、各種プリンター用の上質紙を使うと、より一層きれいに印刷できます)。

おめでたいこと

2007-10-24 12:55:55 | Everyday is special
最近おめでたいことが続きました。

まずは、福音史家聖ヨハネ布教修道女会のシスター漆原の初誓願式とシスター星村の誓願25周年のお祝いが20日(土)小金井教会で行われ、ぼくも行かせていただきました。
召命が少ないと言われている時代に、誓願者が増えるということは、本当に大きな喜びです。
シスターの共同体にとっても、大きな恵みであったことでしょう(シスター漆原のお名前が「めぐみ」さんなのです)。
誓願銀祝も、25年間、神さまの助けがあったことの証し。
心よりお祝い申し上げます。

それから、夕べは田島高宏さんが出演された「トッパンホールアンサンブル」のコンサートに行ってきました。
彼のバイオリンのお師匠さんのライナー・クスマウルさんとの共演、すばらしかったです。
クスマウルさんは、ベルリン・フィルのコンサートマスターをやられたりした、たいへん有名なバイオリニスト。弾かれたバイオリンも1724年製のストラディヴァリウスとのこと。

モーツァルトのオーボエ四重奏曲(K370)、弦楽五重奏曲(K406)、そしてブラームスのクラリネット五重奏曲。ぼくにとっては初めて聴く曲ばかりでしたが、やさしい音色が心に響いて、久々に音楽で感動しました。

ぼくは、最前列右側の席。クスマウルさんと田島さんの表情が間近に、しかも真正面に見ることができました。クスマウルさんの、メンバーに目を配る、そのまなざしのやさしさ。それに応えるように見つめる田島さんのまなざし。たいへん印象的でした。

すばらしい演奏、本当におめでとうございました。

それからもうひとつ。21日には「サラマッポ会」というフィリピン教育里親会の25周年の記念集会が東京であり、フィリピン側の責任者をやっている叔父の西本至神父が久しぶりに帰国し出席しました(ぼくは行けませんでしたけど)。
ぼくは、いまから20年前、洗礼を受ける前後の2年間ほど、その事務局のお手伝いを少しさせていただいていましたので、たいへん懐かしく思います。
その叔父とは、月曜日の夕方に合流し、翌朝、成田空港まで送ってきました。
こちらも、皆さん、おめでとうございました。

写真は、前回行った蔵王のドッコ沼にて。波が静まった快晴に紅葉が映えました。

いつもの小道

2007-10-19 21:50:50 | Everyday is special
山形では、ずっとくもりの天気が続いていたのですが、帰る日になって快晴になり、帰路に着く前、急きょのぼって、蔵王の、いつも行くドッコ沼から不動滝への遊歩道を歩いてきました。

ここは、小さなブナ林になっていて、赤いカエデが、ときおり黄色いブナの中に映えて見えるのが好きです。

やっぱり晴れた日は、お日さまの光が赤や黄色の葉っぱを透過して、紅葉がとてもうつくしく見えます。

この小道は、ぼくの大好きなところで、とてもこころの落ち着くところ。森の香りをいっぱい吸うと、いつも和やかな気持ちになり、元気をいただきます。
(去年の10月16日のブログに載せた写真も同じ所です。)






紅葉狩り

2007-10-17 16:30:00 | Everyday is special
先週の土曜日は、教会学校の子どもたちと芋ほりを楽しんできました。ホントに大きなさつまいもがたくさん採れて子どもたちは大喜び。ぼくはといえば、慣れない姿勢での作業のおかげで、筋肉痛をいただきました。でも、焼きたてのいもは美味しかったですよー。

その感謝の気持ちを込めて、日曜日の説教は自作の「芋ほりの歌」をウクレレで歌わせていただきました。(アンコールがなかったので、好評だったかどうかはわかりませんけど。)

で、その筋肉痛を持ちながら、今週は山形の蔵王に紅葉狩りに来ています。

きのうもきょうも曇り空でしたが、すばらしい紅葉を愛でてきました。

きのうは、行きはロープウエーでのぼり、いろは沼周辺をまわって、地蔵山山頂駅まで行き、スキーコースのザンゲ坂を歩いて下りてきました(今度はヒザが痛くなってきました)。

雪の降る前の、スキーのイメージトレーニングも兼ねて、色とりどりの紅葉の中を歩いてきて、たくさん写真を撮ってきました。

今朝は、ドッコ沼周辺を散策。写真の整理はこれからです。

というわけで、まずはとれたての一枚をどうぞ。

土浦花火づくし

2007-10-12 17:30:00 | Everyday is special
と、いうわけでして、今週は土浦全国花火競技大会の写真を楽しんでいただきました。(久々に週3回の更新になりました。初めて花火の写真を撮ったにしては、うまく写ってくれました。)

それにしても2時間半にわたる花火の競演はすばらしかったです。

競技参加者も、北は北海道から、南は鹿児島まで、東北、関東甲信越を中心に多くの業者が名を連ね、ぼくの出身の長野県からもいくつもの業者が参加していました。

そんな中、競技とは別に日本煙火協会茨城県支部と競技大会実行委員会が提供したワイドスターマイン「土浦花火づくし」は本当に言葉にならないほどすばらしく、久々に、感動で涙が出ました。19:05過ぎから約6分間も繰り広げられ、大きな歓声と拍手が巻き起こりました。

写真では、その模様はお伝えできないのが残念ですが、しっかりとデジカメの動画に収めましたよー。(これもデジカメのいいところ。)

でも、画像サイズが小さいし、画質もよくないし、何しろ花火のスケールが大きすぎて画面に入りきらなかったのですが、初めて動画の編集なるものをして、5分以内に切り取ってみました。以下をクリックするとご覧になれるかと思います。

ワイドスターマイン「土浦花火づくし」の動画ファイル(11MB)
(これはwmv形式です。クリックしてからメディアプレーヤーが起動して動画が見られるまで少し時間がかかる場合があります。見られなかったらごめんなさい。)

いかがですか?感動が少しは伝わりましたでしょうか?

と、いうわけでして、最後に、夜空に浮かぶ花5連発をどうぞ!











花火大会の思い出

2007-10-10 17:30:00 | Everyday is special
ぼくの記憶にある花火大会は、小学生時代に見た長野えびす講煙火大会です。

いつからか犀川にかかる長野大橋周辺で行われるようになり、家も遠かったので見なくなってしまいましたが、小学生の頃は、善光寺の奥にある地附山(ジヅキヤマ)中腹で行われていて、旧町名下宇木の家の近くの通りから眺めたものです。

毎年のように、山の木が燃えてしまって、消防車がサイレンを鳴らして地附山を駆け上がっていくのを見ました。それで、会場が安全な川沿いに変わったのだと思います。

11月23日に行われるので、とても寒かったことを覚えています。それでも、遠くから眺めるその花火の美しさに見とれたものです。

今年はすでに102回目になるとのこと、意外に古い花火大会だったんだなあ。

土浦の花火を見ながら、ふと昔見た小さな花火の記憶がよみがえってきました。

それでは、今宵も夜空に浮かぶ花5連発をどうぞ!










ブラザー中沢の誓願金祝

2007-10-08 21:21:21 | Everyday is special
きょうは、イエズス・マリアの聖心会の「ブラザー中沢」の名で親しまれているフランシスコ中沢亨次郎助祭の、修道誓願金祝(50周年)の感謝ミサと祝賀会が、友部修道院で開かれました。
県内外から、本当に多くの方がお祝いに訪れてくださり、どれだけブラザーが愛されてきたかがよくわかります。

ブラザー中沢は、同修道会が1949年に来日して、水戸を拠点に活動を始めてからの最初の会員です。

今年79歳になられる彼は、旧少年刑務所や少年院の教誨師として長年奉仕し、また身体障がい者のリハビリにもたずさわってこられました。
そんな彼の功績が認められて、数年前に感謝状が贈られたのですが、そのとき、ぼくもカメラマンとして立ち合わせていただきました。(そのときのことを米沢教会の「しずく」に書かせていただきましたので、どうぞご覧ください。こちらです。)

現在も、修道院で、とてもお元気に活躍されています。

本当におめでとうございます。これからも、やさしい笑顔でわたしたちを和ませてくださいね。

ちなみに、祝賀会の余興で、K神父のハーモニカに合わせてぼくもウクレレを弾かせていただきましたよ。年季の入った(?!)フラガールの皆さんも、とてもすばらしいフラを見せてくださいました。B神父の"You are My Sun Shine"も、大合唱で楽しくてよかったなあ。

写真は、10月6日に行かせていただいた土浦全国花火競技大会にて。
ぼくは、こんなに大きな花火大会は生まれて初めて。しかも、間近に見させていただき、涙が出るほど感激しました。

それでは、夜空に浮かぶ花、5連発をどうぞ。








黙想中

2007-10-01 15:20:20 | Everyday is special
昨晩から友部修道院で、ぼくの修道会の年に一度の黙想会が始まりました。
休暇中の会員をのぞき、山形県と茨城県から全メンバーが集っています。

黙想会の指導は、那須のローランド神父。

81歳になられたとのことですが、いくつもの病気を乗り越えて、とてもお元気そうです。フランスからのすばらしい宣教師の話に聞き入っています。

というわけでして、今週はメールのチェックやブログの更新ができませんが、どうぞご心配なく。

おっと、休憩時間もそろそろおわり。それでは、みなさんもよい一週間をお過ごしください。(と、小声で書いています。)

写真は多分「オオハンゴンソウ(大反魂草)」。8月末、妙高にて。