みちあき神父のふぉと日記

カトリック教会の司祭です。日記のテーマは「がんばらない―Take it easy―」。ここで、ひと息ついてくださいね。

HAPPY EASTER!

2013-03-31 06:00:00 | Everyday is special
主イエス・キリストのご復活、おめでとうございます。

「その一人の方はすべての人のために死んでくださった。その目的は、生きている人たちが、もはや自分自身のために生きるのではなく、自分たちのために死んで復活してくださった方のために生きることなのです。」
(使徒パウロのコリントの教会への第二の手紙5章15節)

この日、キリストのために生きることの喜びを深く味わい、多くの人と分かち合っていくことができますように祈ります。

ところで、教皇フランシスコは、聖木曜日の主の晩さんミサでの洗足式で、彼らしいことをなさいましたね。
これまでの慣習にとらわれない姿勢は、とても素晴らしいです。
(その関連ニュースはいろいろとありますが、ここではCNNのニュースからどうぞ。)

また、教皇さまの住居についての興味深い記事を見つけましたので、貼り付けておきます。(こちらのNATIONAL GEOGRAPHICのニュースです。)

ところで、これまでの慣習にとらわれないという点では、名誉教皇ベネディクト16世は何世紀もの慣習を打ち破って退任されたわけですから、とても素晴らしい勇気と決断だったと思いますし、バチカン改革というものがあるとすれば、風穴を開けてくださったと思います。

前教皇と現教皇が対談している写真には、とてもよい空気が流れていました(関連ニュースと写真はこちらのAFPのBBニュースをどうぞ。)。



今年の水芭蕉。友部の北山公園にて。



まだ咲き始めで、これからどんどん大きくなっていきそうな勢いがありました。

新田原の聖母訪問会

2013-03-23 10:00:00 | Everyday is special
東京は桜が満開とのこと。
友部では、まずしだれ桜が咲いて、見頃になってきました。

さて、今週の始め、遠い親戚のシスター(88才)がご病気で入院されたとの知らせを受けて、急きょ、福岡県行橋(ゆくはし)市の新田原(しんでんばる)にある聖母訪問会と隣接する聖母病院に行ってきました。

九州、といっても広いですが、福岡県はもっと暖かいと思っていましたが、それほど関東と変わらない気候のように感じました。
桜は、写真の通り、まだ咲き始めで、もしかしたら今週末が見頃なのかもしれません。

シスターとは本当に久しぶりにお目にかかれて、お互いに再会を喜び合いました。

あらためて、シスターと聖母訪問会の共同体のためにお祈りしたいと思います。



これは隣接する新田原教会の聖堂。八角形の立派なたたずまいです。



左側の信徒会館も、とても立派です。主任司祭は杉原神父さま。優しさとたくましさの両方を兼ね備えた神父さまとお見受けしました。



これは、聖母訪問会の修道院の庭にある聖母子像。なんとも可愛らしいお姿です・



すももは、まさに満開でした。



やはり桜はいいですね。



ようやく春が来た思いです。一足早くお花見ができてよかったです。

新教皇フランシスコ

2013-03-16 11:00:00 | Everyday is special
いよいよ新しい教皇が決まりましたね。

おめでとうございます。

その名もフランシスコ。
アッシジの聖フランシスコから取られたそうです。
アルゼンチンの首都ブエノスアイレス教区の大司教でいらっしゃいました。

フランシスコという名前を選ばれた通り、とても貧しい人々を大切にして来られたそうで、ご自身も、大司教の館には住まわず、アパートのような建物の一室に住んで地下鉄などの公共交通機関を使って通われていたそうです。

そんな話を聞くだけで、すばらしい方が教皇になられたと感激します。
枢機卿団の3分の2以上の得票があったわけですから、それ以上に素晴らしいお人柄なのでしょう。

一般メディアでは、バチカンの改革とかなんとか、いろいろと言われていますが、教会の小さな一員として、まずは、教皇さまをお祈りで支えていきたいと思います。

皆がひとつになりますように。

写真は、フィリピンから帰ったら満開だった友部修道院の梅。

(新教皇関連ニュースから、NHKのWebニュースを貼り付けておきます。こちらからどうぞ
また、こちらには、最初の祝福をお与えになったときのメッセージがあります。)

フィリピンのバゴンシラン教会

2013-03-08 18:00:00 | Everyday is special
突然ですが、フィリピンからこんにちは。
今週の初めから修道会の仕事でこちらに来ています。

こちらは、4月5月がいちばん暑い季節で、3月は、それに向かって次第に暑くなる頃ですが、現在は、朝晩が23度くらいまで下がるので、過ごしやすいです。
日中は28度位ですが、湿度が高く、やはり蒸し暑く感じます。

さて、先日、バゴンシラン教会を訪ねてきました。
10ヶ月ぶりに行ってみると、教会にいろいろな新しいものが増えていました。
バゴンシラン教会の去年の日記はこちら

まずは、この小さな祈りの部屋。



2階席の端の空間を利用したものです。
そこに、いちばん上の写真の聖ダミアン神父の像が飾られていました。
これは、こちらのお手製でしょうか、とても可愛らしいダミアン神父です。

そして、これがステンドグラス。



いい感じにやさしく光っています。

で、これが、2階席から出た「お立ち台」からの風景。



通りかかった子どもたちがこちらを向いてあいさつしてくれました。

ところで、きのうは叔父の西本至神父のお墓参りにも行くことができました。
帰天してから今年の8月で丸3年になります。
去年の命日には来られなかったので、久々に出会えたようで、よかったです。

春一番

2013-03-02 20:40:00 | Everyday is special
昨日は、関東地方で台風のような春一番を観測しました。
きょうは一転、冬の寒さが戻っています。北風も強い!
このようなことを繰り返しながら、春になっていくのでしょうね。

雪国の皆さんも、今年の大雪にはさすがに悲鳴をあげているのではないかと案じております。
が、春はもうすぐ。
どうかご無理なさいませんように。

写真は、2月17日に車の上に降りた霜。
前の晩からの湿気が多かったせいか、霜が立つように伸びていました。



一つひとつの結晶が植物のようにきれいでした。



これは霜柱。モグラもさぞかし寒いだろうなあ。