みちあき神父のふぉと日記

カトリック教会の司祭です。日記のテーマは「がんばらない―Take it easy―」。ここで、ひと息ついてくださいね。

ユスト高山右近の列福決定

2016-07-12 09:30:00 | Everyday is special
バチカンからのお知らせです(エイプリルフールではありません!)。
ユスト高山右近の列福式が、2017年2月7日に大阪城ホールで行われることが決定しました。

おめでとうございます。

詳しくは、カトリック中央協議会プレスリリースをご覧ください。

高山右近は、国外追放となって一族と共にマニラに行き、たった40日間ほどの滞在で病気のため1615年に帰天しました。
が、彼の名声は高く、すぐに現地の教会で列福運動が始まったのです。
それから400年もの年月を経て、列福が決まったことは、本当に大きなことだと思います。

日本とフィリピンの間の信仰の架け橋を行った高山右近は、また400年という時代の架け橋も実現しました。
そのバトンを渡されたわたしたちも、その思いを大切にしていきたいと思います。

写真は、今年のあじさい参道(山形市村木沢の出塩文殊堂)。
花のガクが丸みを帯びて、とても可愛らしいあじさいでした。



いつもの参道。やはり雨上がりが似合います。



まだ色付き始めの、この淡い青色が好きです。



それにしても可愛いですね。



こちらは美しいピンクのあじさい。



ガクアジサイの花が一輪、小さく咲きました。あじさいの花に見えるのは、じつはガクなんですね。
でも、ガクアジサイの「ガク」は、花の萼ではなく、額縁の「額」だったとは知りませんでした。