みちあき神父のふぉと日記

カトリック教会の司祭です。日記のテーマは「がんばらない―Take it easy―」。ここで、ひと息ついてくださいね。

薬師池公園2

2006-08-31 09:47:40 | Everyday is special
8月最後の日。
きょうが夏休み最後の日のところもあれば、学校はもう始まっているというところもあるでしょうね。
朝から青空が広がって、皆さんにとってよい日となりますようにと願っています。

ところで、先日の薬師池公園の中には、薬師堂があって、境内の真ん中にたいへん立派なイチョウの木があります。
こんなに大きなイチョウを見たことがありません。
樹齢も不詳とのこと。

おそらく何百年も生きてきた木なのでしょう。

しがみつけないほどの大きな幹に手を広げて、頭をつけて、木にいだかれるような思いで、ありがとうよ、と感謝してきました。

黄葉した姿もぜひ見てみたいと思いました。






薬師池公園

2006-08-28 15:57:30 | Everyday is special
黙想会で8日間も何をしてくるかと簡単に説明しますと、祈りの雰囲気の、完全沈黙の中、まずはよく休養して、あとは聖霊のはたらきに身も心もゆだねるということに尽きます。
指導司祭は、その邪魔にならないように、そっとその助けとなるように祈り、話をします。

一日のスケジュールもゆったりしています。

7時に朝の祈りとミサ。
8時朝食。
10時講話。
12時昼食。
16時半講話。
17時半晩の祈り。
18時夕食。

日中の空いた時間に、個人面接の時間(希望者)が組まれますが、これを8日間続けるのみです。

ぼくの準備するのは、1日2回の講話とミサの短い説教。

修道誓願では大先輩のシスター方にお話しますので、聖書に基づいた自分の身近な体験の分かち合いしかできません。
それでも、シスター方は、やさしく耳を傾けてくださり、話しながらぼく自身もいやされる思いがしました。

午後の空いている時間は、外に散歩に行ってもよいのですが、ぼくは、祈りの家から歩いて15分くらいの薬師池公園によく行きました。

そこには、たいへん立派な蓮田があり、まだ5つほど花が咲いていました。

背の高さを超えるところにある蓮の葉に圧倒されました。


黙想会終了

2006-08-26 16:47:49 | Everyday is special
おかげ様にて、今朝のミサをもって汚れなきマリア会のシスター方の黙想会が終わりました。
取手には午後、無事に戻ってまいりました。

ぼくは、17-26日の「丸7日間の黙想で、前後の日を合わせると足掛け9日間になります」と書きましたが、計算間違いをしていて、本当は「丸8日間の大黙想で、足掛け10日間」でした。
(いつもどこか抜けています。)

祈りの雰囲気の中で過ごさせていただいた時間は、とてもゆったりとして、ぼくもいやされてきたように思います。

皆さまのお祈り、どうもありがとうございました。
お世話になったシスター方、どうもありがとうございました。

神に感謝!

まずは、無事帰還の一報まで。

写真は、町田の祈りの家の聖堂の聖母子像。

明日から黙想会

2006-08-16 10:26:38 | Everyday is special
聖母の被昇天、おめでとうございました。

ぼくは、明日から汚れなきマリア修道会のシスター方のための黙想会に行ってきます。
東京は町田の黙想の家です。

ちょうど丸7日間の黙想で、前後の日を合わせると足掛け9日間になります(17-26日)。
福島よりも1日多いです。

いつの黙想会もそうですが、黙想の参加者だけでなく、黙想指導をさせていただく司祭にも、本当に大きな恵みをいただきます。

大きな感謝です。

というわけでして、メールの送受信、ブログの更新はしばらくできなくなりますが、どうぞご心配なく。

よい黙想会となりますように、お祈りをよろしくお願いいたします。

皆さまも、8月の後半をお元気でお過ごしください。

写真は、先日の駒止湿原にて。マツヨイグサ(宵待草とも月見草とも呼びます)。


モウセンゴケ

2006-08-14 12:00:31 | Everyday is special
真夏の暑い日ざしが戻ってきました。

さて、先日聖公会の矢萩司祭さまと駒止湿原に行ったときは、秋の花にはまだ早く、夏の終わり頃の花たちが迎えてくれました。

コオニユリ(小鬼百合)やコバギボウシ(小葉擬宝珠)にマツヨイグサ(待宵草、通称「月見草」)など。
そんな花ばかりに目を取られていると、矢萩司祭さまから「モウセンゴケ(毛氈苔)」があるよ」と言われ、「エ、どこ?」と思いながら場所を教えていただくと、ホントに小さく群生していました。

ヘェー、これがモウセンゴケかあ、と思いながら木道に這いつくばるように撮りました。
とても小さかったです。
食虫植物とのことですが、なにやらとてもユーモラスな恰好に惹かれました。

さて、明日は聖母の被昇天。そして、日本カトリック平和旬間の最終日です。
きのうのミサ後に、世界の平和、とくにレバノンとイスラエルとの間の即時停戦の実現と、和解と平和の道を示してくださいますようにと、ロザリオ一環を信者の皆さんとおささげしました。

導入の主の祈りと聖母マリアへの祈り(3度)を、レバノン出身のガブリエルさんにレバノンの言葉で唱えていただき、その後の五連のうち、奇数連を日本語で、偶数連を英語で唱えました。

あすも続けてお祈りしたいと思います。

納涼会

2006-08-12 17:08:50 | Everyday is special
各地で局地的な大雨や落雷の被害が心配されていますが、皆さまのところはいかがでしょうか?

取手でも、午後2時半頃からすごい雷雨になり、短い停電も何回かありましたが、教会に集まっていた皆さんも無事で何事もなく、ホッとしているところです。

午後5時現在、小雨もそろそろやんできて、とても涼しくなりました。

今晩は教会の納涼会。
晩のミサ後にバーベキューパーティーです。

ところで、きのうは「台風一過」で気持ちよく晴れましたが、台風8号が中国に上陸して大きな被害をもたらしているとのこと。
今回は、台風6、7、8号がいっしょの天気図に入ってしまうほどでした。

ぼくは小さい頃、この「台風一過」という言葉を聞くと、「台風一家」だと勘違いして、ああ台風にもお父さんやお母さんに子どももいるんだ、と思っていた時期がありました。

我ながら微笑ましい思い出です。

というわけでして、納涼会。楽しくなりそうです。
ビールの飲みすぎに気をつけなくっちゃ。

写真は、先日の駒止湿原近くにて。

聖ラウレンチオ

2006-08-10 09:31:40 | Everyday is special
きょうは、聖ラウレンチオの祝日。
クレイグ神父さまの修道名のお祝い日です。

彼はアメリカ人ですから、英語風に言うとローレンス(Lawrence)、愛称はラリー(Larry)です(このLとRが混在する発音は、日本人には難しいのですけど)。

ぼくも福島から戻ってきてから、まだ友部におりますので、今朝のミサでいっしょにお祝いすることができました。

神父さまの宣教師としての姿を通していただいてきた数々の恵みに感謝します。
そして、これからもお元気で祈りの姿を見せてくださいますようにと願っています。

ところで、福島では、修道院での黙想会の最後の朝ミサの後、市内の松木町教会でも日曜日のミサをささげたのですが、その後「主恩の丘」の阿部さんご一家にたいへんお世話になりました。

主恩の丘は、阿部さんが個人的に作られたルルドと聖堂が建てられた場所の名前です。
そこの顔となっているのが、名物母さんの阿部さん。86歳の今でもお若く、その精力的な信仰者としての生き様は、圧倒されるほどです。
10人の子どもたちの内5名は修道者(あれ、6名だったかな)。
今回は、その中の四谷のサンパウロのブラザー阿部(弟)さんに案内していただきました。
感謝です。

また、磐梯町のドミニコ会のシスター方の「雪の聖母」の修道院にも行きました。
この聖母のお名前も美しいですね。

そして、会津若松の聖公会の矢萩司祭さまにもお世話になりました。
彼は、ぼくと同い年で、米沢時代にとても仲良くさせていただきました。
心の痛みを分かち合えるとても大切な友人です。
趣味も同じ写真。
このユリ(オニユリかコオニユリと思います)は、彼といっしょに行った南会津の駒止(こまど)湿原で撮りました。

と、いうわけでして、黙想会後は、あちこちと「うつくしま、ふくしま」を満喫してきました。
毎日、何度もブログの更新を確かめてくださった皆さん、どうもありがとうございました。