みちあき神父のふぉと日記

カトリック教会の司祭です。日記のテーマは「がんばらない―Take it easy―」。ここで、ひと息ついてくださいね。

きのうの霜柱

2006-01-30 08:54:35 | Everyday is special
きのう、きょうと、とても穏やかな天気が続いています。
北国も晴れたでしょうか?
それでも、きのうの朝は冷え込んで、聖堂裏に霜柱を見つけました。
にょきにょき生えているようで、おもしろいですね。

きのうは、ミサ後、教会の女性の会の新年会がありました。
代表や県の女性の会の連絡員さんを決めてから、お食事会。
きのうは旧暦の正月でしたから、本当に、もう一度正月気分を味わわせていただいて、とても楽しかったです。

さて、きょうはこれから長野に行ってきます。小用です。
スキー? いやいや、今回はできる時間があるかわかりませんが、一応(!)道具は持って行きます。
というわけでして、またしばらく日記は書けないかもしれませんが、ご心配なく。

聖書の中の雪

2006-01-28 10:08:54 | Everyday is special
雪は、雪国で暮らす方々にとっては重くのしかかる冬の苦しさの象徴です。
が、そんな中にあっても、その美しさに目を奪われるときがあります。
すべてを純白の世界へと包み込む雪。
青空が出たときには、その美しさが際立ちます。
もちろん、晴れ間の出た日には雪の片づけに精を出さなければならないのですけどね。

興味が湧いて、聖書の中に「雪」がどれくらい出てくるか調べてみました。
結果は、旧約聖書に20回、新約に2回でした。
その22回のうち、9回は「雪のように白く」というような形容詞的な使われ方。
その他も、話のたとえとして出てくるものが多く、じっさいに雪が降ったというように使われているのはサムエル上23:20とその平行箇所の歴代誌上11:22だけです。

新約では、マタイ28:3に出てくる天使の形容。そして、黙示録1:14の「人の子」すなわちキリストの象徴的な形容。

ちなみにぼくが好きなのは、「教会の祈り」の金曜日の祈りに出てくる詩編51:9です。

「ヒソプの枝で私の罪を払ってください/私が清くなるように。
私を洗ってください/雪よりも白くなるように」

真っ白な世界の中を歩いたり、車で走ったりしていると、時おり、知らずのうちに涙が出そうになるときがあります。
そのたびに、神さまありがとう、ということばが自然にあふれてきます。

写真は、前回山形に行ったときの、ある田舎のなんでもない道。
道も真っ白。
除雪された雪が壁のようになり、その向こうには足跡もない真っ白な風景がひろがります。

パウロの回心

2006-01-25 16:46:59 | Everyday is special
きょうはパウロの回心の祝日でした。
きょう、とある場所でささげたミサの中でも話したのですが、パウロの回心の大きな特徴は、回心がまったくイエスさまからの一方的な恵みであったこと、つまり、自分の努力で回心を勝ち得たのというのでは、けっしてなかったということです。
だからこそ、パウロは以下のように書くほど、自分の弱さを誇り、キリストの力に絶対的な信頼をこめます。

すると主は、「わたしの恵みはあなたに十分である。力は弱さの中でこそ十分に発 揮されるのだ」と言われました。だから、キリストの力がわたしの内に宿るように、むしろ大いに喜んで自分の弱さを誇りましょう。(2コリント12:9)

ぼくのいちばん好きな聖書の箇所のひとつです。
パウロという人は、弱い人間の代表格であるペトロとは対照的に、本当は強い人だったと思いますが、このような境地をつねに生きていたということが、いつも素晴らしいと思います。
パウロの手紙も、いいですね。

写真は、22日に友部修道院で撮った夕焼け。
ちょっと、アンドレ・ギャニオンのCDジャケット風に、色彩を加工してあります。
デジカメのおもしろいところは、カメラでホワイトバランスというものを操作したり、コンピュータの画像ソフトで色や明暗、コントラストを調整することによって、自分の好みに変えられることにもあります。

寒い一日

2006-01-23 15:54:51 | Everyday is special
きのうから友部に来ていますが、朝強い風と共にまた少し雪が舞い、日中晴れても気温が上がらず(プラス1℃くらい)、とても寒い一日になっています。
きょうの天気図を見ると典型的な冬型の気圧配置で等圧線も混んで、雪国ではまた大雪が心配です。
こちらでも日陰は解けた雪が凍結して滑りやすくなっています。
みなさん、どうぞお気をつけくださいね。

写真はきのうの朝、司祭館前にある畑の様子。
雪の景色にできる影は青色に見えるので、とてもきれいです。

初雪の取手

2006-01-21 11:56:22 | Everyday is special
いよいよ取手も初雪です。
朝、車の音も聞こえずとっても静かなので、きっと、と思ったら外は真っ白。
10センチほど積もっていました。
日中も降り続いています。
山形には青空がお土産のつもりと思いましたが、はからずも、こちらには雪がお土産となりました。
長野出身で、米沢の豪雪で鍛えられたぼくにとっては、いよいよ本領発揮。
朝から雪かきで楽しみました。

きょうはセンター試験も始まるのですね。
受験される皆さん、力を上手に抜いて、実力が十二分に発揮されますように願っています。

写真は、聖堂裏のサザンカに積もった雪です。

晴れ男?

2006-01-20 21:33:07 | Everyday is special
おかげ様にて、無事に帰ってきました。
ちょっと、なんて言いながら、ずいぶん留守にしてしまいました。
期間中、天気にも恵まれ、行く先々で晴れ間がついてきてくれました。

スキーは蔵王に行ってきました。
ただ、せっかく育った樹氷は、14日の雨と、その後の暖かさで解けてしまっていました。残念。
ゲレンデも、ところどころアイスバーンになっていて、やわらかい雪とは違って、膝が痛くなるほど。
でも、滑りは快調!
思う存分滑ってきました。
神さまと皆さまに感謝!

写真は、いつものパラダイス・ゲレンデのブナです。

スキー

2006-01-16 13:55:40 | Everyday is special
きょうの午前中は、友部修道院で修道会関係の会議がありました。
先週から、来週にかけて、ドネガン神父さまが来られています。
彼は、現在ローマ本部の役員をしていて、来週のフィリピンでの会議のために、日本に帰ってこられました。
本部役員の任期は6年なので、今年の秋には任期満了となります。
その後は、もちろん日本に帰ってこられることでしょう。

さて、ぼくは、やはり雪の季節となると心が騒ぎます。
スキーのことです。
今週は、こころとからだの健康のために、ちょっと行ってきます。
どこに?って、写真のような景色のあるところです。
(この写真は、2003年1月8日に撮ったものです。)
天気はどうなるかわかりませんが、楽しんできたいと思います。

というわけでして、ブログ日記も、少し休みますが、どうぞご心配なく。

冬の雨

2006-01-14 16:11:53 | Everyday is special
きょうは、めずらしく雨です。
雪国の、豪雪の後の雨は、雪が重くなってとても危ないですので、どうぞお気をつけくださいね。
それがまた冷えて凍ったら、もっと厄介になりますし、たいへんです。
取手も、けっこうまとまった雨になっています。
かわいた土にしみ込んでいます。
こちらの農家の方には恵みの雨でしょうね。

さて、きょうの午後は教会学校の新年度の始まりでした。
初聖体の勉強も始まりました。
天気のせいでしょうか、少し少なめでしたが、美味しいおもちをいただいて、歌もうたって(ギターも弾いて)、楽しい時間を過ごしました。
夕方のミサからは中高生会があります。

写真は、司祭館の2階から見た、目の前にある畑です。
4時前というのに、もう薄暗くなっていました。

なんとなく寒い一日

2006-01-13 14:40:56 | Everyday is special
きょうは朝から曇って、なんとなく寒い一日となっています。
太陽の力は、やはり大きいですね。
米沢では、3日ほど前にマイナス17.3度を記録したと、メールをいただきました。
とんでもない寒さです。
それに比べたら、こちらが寒いといっても知れていますね。

今週末は、南から暖かい空気が入ってくるとか。
雪国のみなさん、どうぞ落雪などの雪害には十分にお気をつけくださいね。

写真は、前回と同じビニールハウスです。
画像をクリックするとはみ出た部分も見られます。

今年最初の聖書勉強会

2006-01-11 14:27:30 | Everyday is special
きょうは今年最初の聖書勉強会でした。
15名の方々がおいでくださいました。

きょうのお話は、ヨハネ福音書の全体の構成についてです。
神学校時代に学んだことを、資料といっしょにひっぱり出してきました。
聖書の勉強は好きだったので、いまでもとても楽しいです。
ただ、語学の才能がなかったので(っていうか、英語で神学を勉強するだけで手一杯だったので)、聖書原文まで親しむことができなかったのが残念。
ギリシア語だけでなく、ヘブライ語もできたら、どんなにか聖書の読み方が変わってくるだろうと思います。
でも、いまはコンピュータで原文を読めるソフトもあります(「J-ばいぶる」シリーズ)。
とても便利で、役立ちます。
これがあれば、生涯、勉強できます。

写真は、きのう取手に戻ってくる途中、伊奈町の板橋不動尊からセブンイレブンの信号に来る手前の、西側の畑にあるビニールハウスです(こうやって書けば、わかる人にはわかるんだなあ、これが)。
ちょうど、夕日が射して、ビニールハウス全体が夕焼け色に染まっていたのが印象的で、セブンイレブンでUターンして戻って撮りました。