みちあき神父のふぉと日記

カトリック教会の司祭です。日記のテーマは「がんばらない―Take it easy―」。ここで、ひと息ついてくださいね。

ローマの思い出

2013-07-27 21:30:00 | Everyday is special
各地で急激な大雨に見舞われていますが、大丈夫でしょうか。

このところ、ずっと忙しくて写真を撮っていないので、昨年行かせていただいたローマの写真を、これから少しずつ掲載していきたいと思います。

昨年は、9月に4週間かけて行われた修道会の総会でローマに行ってきましたが、わたしは、1週間先だって行かせて行かせていただきました。
その間、そして、会議の期間中の週末の休みも、できるだけ市内を歩くようにしていました。

今回の写真は、市内を流れるテヴェレ川。
この川の中州のティベリーナという小さな島には、元々ローマ帝国の時代に病を治すための神殿がありましたが、キリスト教の時代になってからは病院と教会が建てられ、現在も残っています。

川岸は石畳が続いて、散歩やサイクリングをする人が多く、市民のくつろげる場所になっています。

この日は、9月16日で、まだ夏の陽射しがありましたが、心地よい風が流れていました。

上の写真の、橋桁の向こうに見えるのが12世紀に建てられたというサン・バルトロメオ教会。



対岸の左側にあるのが病院。



橋の上では、色とりどりの蝶の模型(?)が飾られていました。

茨城のキリストがんばる(?)

2013-07-20 10:00:00 | Everyday is special
山形県では大変な豪雨と洪水があったとのこと。
被害に遭われた方々のために、お祈りをささげたいと思います。

さて、夏の全国高校野球大会の各地の予選が行われていますが、ここ茨城県でも熱戦が繰り広げられています。

昨年でしたか、地元の茨城新聞を読んでいたら、「キリスト、延長戦競り勝つ」との見出しがあってビックリ!
記事にも「キリストは延長戦の末牛久に競り勝った。」とあります(茨城新聞HPの記事はこちら)。

この「キリスト」は日立市にある「茨城キリスト教学園高等学校」の略称だったのですが、それにしても、ちょっと略し過ぎ。

今年の「キリスト」はがんばっているかな、と思って見てみると、「茨城キリスト、逆転サヨナラ勝ち」というのがありました!(こちら
ここまではとてもよくがんばっていますね。

茨城キリスト教学園といえば、2年前のさいたま教区大会の会場として、大きな講堂などを使わせていただいたことを覚えています。
とても美しいキャンパスでした。

どこのチームも、全力を出しきることができましょうに。

上の写真は、今朝早くのうろこ雲。秋のようなすがすがしい朝でした。



これは、散歩中に見つけた花。アカバナユウゲショウ。



これは、とある居酒屋のメニュー。これを読むだけでいやされそう。

「のん気にくらしなさい」
「なまけ者になりなさい」
「あわてずにゆっくりやれ」
「がんばるなかれ!」

いいですねぇ。
まさに、ふぉと日記のモットーにピッタリの焼酎です!
いつか全部味わってみたいです。

35年前の音源

2013-07-13 18:00:00 | Everyday is special
梅雨が明けたと同時に、早くも猛暑の夏がやってきました。
季節の巡り方がはやくなったようにも感じます。

梅雨を楽しませてくれる花には、紫陽花や立葵などいろいろありますが、ドクダミもその一つだと思います。
薬草由来の名前に可愛げはないですが、花そのものはとても可憐です。
花びらが十字になっていると言って、聖公会の司祭の親友も大好きな花です。

親友と言えば、先日高校時代の友人たちと出会って、その中の一人とは、それこそ高校卒業以来の出会いだったのですが、彼がやっていたバンドの高校時代の録音を、後日メールで送っていただきました。

なんと、35年前の音源です。

演奏している曲は、ホテル・カリフォルニアとロッキーのテーマ。

聴いてみると、心は一気にあの時代に戻りました。

懐かしいのと同時に、こんな音源をメールでもらって、こんなに手軽に聴けるようになったことがすごいと思いました。
(その音源を、ずっと大事に持っていた彼はもっとすごい!)

で、今でも彼は趣味のバンドでベースを弾いているとか。
現在は外資系の銀行(証券部門)にお勤めですが、なんともいい人生を送られているなあと、思いました。

(高校時代は、ぼくもまた別な友人と学園祭でミニ・コンサートをやったりしていたのを、懐かしく思い出しました。残念ながら録音はしていませんでしたが。あー、懐かしや!)



国際フェスタ

2013-07-05 21:30:00 | Everyday is special
いよいよ本格的な暑さがやってくるようです。

この前の日曜日(6月30日)は、さいたま教区主催の国際フェスタが、友部修道院で開かれました。
教区内のさまざまな国籍の信徒が集い(日本人を含め)、ミサをささげ、歌や踊り、食事を分かち合いました。

参加した人数は、1500人は超えているだろうとのことでした。

友部修道院の庭が広いと言っても、駐車するスペースはありません。
そこで、参加者の皆さんにはJR友部駅で降りていただいて歩いてきてもらい、車やバスは旧笠間市内や少し離れた駐車場に泊めてもらって、シャトルバスが運転手さんたちを運びました。
ちなみに当日予定されていたのは大型バスは23台に乗用車が100台以上ということでした。

敷地内には、多くのテントが張られ(ほとんどがレンタル)、またレンタルの簡易トイレも10個設置されました。

何人もの茨城県信徒使徒職の皆さんが、案内のため4カ所の駐車場や駅、駅からの道路に配置され、ミサにも参加できないでがんばられました。

ぼくはと言えば、音響担当で、仲間2人と前日からセッティングを確かめ、当日も終日暇なくがんばりました。

それにしても、茨城地区の皆さんは、ここまで本当によく準備されたと思います。

友部駅前広場のロータリーを使うにしても、それだけのバスや乗用車が来るわけですから、担当の信者さんが市役所と警察署を回って許可をいただいたり、近所の方々には事前にあいさつに回ったり、たいへん腐心されました。

また、メインのステージも、一週間以上前からボランティアの信者さん2名が準備され、100人乗っても大丈夫で素敵なステージができました(しかも、分解と組み立てが楽にできるようになっていて、今後何回も使えます)。

典礼やアトラクションの担当の方々もよくがんばりましたね。

まずは、梅雨の真ん中にもかかわらず、よい天気、それも終日曇り空の比較的涼しい天気に恵まれたことを、神さまに感謝したいと思います。
また、病人やけが人もなく、事故もなく、無事に終わることができたことも感謝します。

そして、準備に関わったすべての方々に、おめでとうを言いたいと思います。

本当にお疲れさまでした。

(当日の様子は、カトリックさいたま教区のHPに詳しく紹介されていますので、こちらからどうぞ。)


写真は、ぼくの好きなネジバナ。



きれいに並んでいます。



一つひとつ小さな花ですが、とても美しいです。



色も、濃いものやうすいものもあります。



ねじれ方もさまざま。



天に向かって、すっと伸びていきます。