みちあき神父のふぉと日記

カトリック教会の司祭です。日記のテーマは「がんばらない―Take it easy―」。ここで、ひと息ついてくださいね。

近況

2011-12-02 16:30:00 | Everyday is special
早くも師走に入ってしまいました。
それだけで、何やらせわしく感じてしまいます。

先週末は、青年たちの黙想会で、仙台市内にある聖ドミニコ修道女会の青野木修道院の黙想の家に行ってきました。
参加者の青年の中には大震災で被災した方々もいて、いろいろとお話を伺ってきました。
これまで気づかなかったけれども、心にはかなりの深い傷があることに次第に気づいてきたとの分かち合いに、心が痛みました。

また、今週の初め、日立教会の一人の信者さんが病気で帰天され、一昨日きのうと一連の葬儀に参加してきました。
彼は、今年の初め茨城県の使徒職協議会会長を勤めておられたときに病が分かり、途中その役目を降りられてからも、ずっとさいたま教区大会のために心をかけ、お祈りしてくださっていました。
67歳だったとのこと。帰天される一ヶ月前まではご自宅でお元気にしておられました。
あまりにも早い帰天に、皆たくさんの涙を流しました。
でも、天国にもう一人、強力な助っ人としてわたしたちの祈りを取り次ぎ、わたしたちのために祈ってくださる方が増えました。
彼が、イエスさまのおそばにいれば、わたしたちも、イエスさまもきっと、心強いと思います。

写真は、先月長野に帰省した折に少し足を伸ばした信州塩田平にて。
ぶどうの紅葉がこんなにきれいとは知りませんでした。
作業をされていた農家の方に断って写真を撮らしていただいていたら、まだ枝に残っていたぶどうをご馳走になりました。
とっても甘くて美味しかったです。
同時に、信州人の心の暖かさにも触れました。

そうそう、先週の金曜日は、東京で開かれた中学の学年同窓会にも出席してきました。卒業以来初めて会う友人もいて、なんとも懐かしかったです。

「山を想えば人恋し
人を想えば山恋し」
(登山家の百瀬慎太郎の言葉)

ふるさとはいいですね。

感謝。




「わたしにつながっていなさい。わたしもあなたがたにつながっている。
ぶどうの枝が、木につながっていなければ、自分では実を結ぶことができないように、あなたがたも、わたしにつながっていなければ、実を結ぶことができない。
わたしはぶどうの木、あなたがたはその枝である。
人がわたしにつながっており、わたしもその人につながっていれば、その人は豊かに実を結ぶ。わたしを離れては、あなたがたは何もできないからである。」
というイエスのみことば(ヨハネ15章4-5節)を思いながら撮りました。



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