みちあき神父のふぉと日記

カトリック教会の司祭です。日記のテーマは「がんばらない―Take it easy―」。ここで、ひと息ついてくださいね。

グアダルペの聖母

2011-12-14 10:10:10 | Everyday is special
冬らしく寒い日が続きます。

12月12日は、グアダルペの聖母マリアの記念日で、グアダルペ祭が、御聖体の宣教クララ修道会の軽井沢修道院であり、参加しました。
この日は、この修道会の創立60周年のお祝いもあり、横浜教区の梅村昌弘司教さまを初め、長野県の東信地区の司祭たち、信徒の方々などが多く来られました。

御聖体の宣教クララ修道会の創立者のマドレ・マリア・イネス・テレサは、もともとクララ会という観想修道会に入りましたが、グアダルペの聖母のメッセージを受けて、この宣教会をメキシコで創立しました。

「わたしの娘よ、どんなところでも、どんなときも、わたしはあなたと共にいる」

これが、そのメッセージでした。
そして、この会が日本にとってとくべつなのは、創立の当初から日本への宣教を計画していたことです。
創立からわずか三ヶ月後には、三名のシスターが日本に派遣されました。
いまでは、日本の他にインドネシアなど12カ国に広がっています。

彼女は、来年4月21日に、メキシコ市のグアダルペ大聖堂で列福されます。

おめでとうございます。

メキシコで同じ頃に創立され、日本にもシスターが派遣された三位一体の聖体宣教女会にも、「聖体」(エウカリスチア)が会の名前に入っているのが印象的です。
メキシコでの、その時代の教会に対する迫害と無関係ではなさそうです。

上の写真は、今回軽井沢で散歩した折に見かけたきれいな綿帽子。



軽井沢修道院の聖堂にかけられているグアダルペの聖母。この聖母については、女子パウロ会のホームページ「ラウダーテ」に説明がありますので、こちらからどうぞ。それから、少し前のふぉと日記でも触れましたね。こちらからどうぞ



軽井沢修道院にあるパイプオルガン。



夕暮れの浅間山。

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