おはようございます。
2020年7月12日(日曜日)、気温25℃の薄曇りの朝です。年始から194日に当たり、年末まであと172日です。
本日の誕生花はトルコキキョウです。トルコギキョウはその和名から、キキョウ科の植物だと誤解されることがよくありますが、北アメリカ南西部から南部、メキシコ、南アメリカ北部の平原や河口に、2~3種が広く分布しているリンドウ科の植物です。
原産地から遠く離れた日本に昭和10年代に導入されてから著しく品種改良が進みました。原種は一重咲きの可憐な薄紫から紫の花ですが、昭和50年代にピンクの花色が登場したのを皮切りに、八重咲き、大輪、小輪、クリーム色、そして緑や茶色、複色と、非常にバリエーション豊かな品種がつくり出されました。多くは切り花として流通しますが、一部、鉢物として、草丈の低い品種が流通します。
2020年7月12日(日曜日)、気温25℃の薄曇りの朝です。年始から194日に当たり、年末まであと172日です。
本日の誕生花はトルコキキョウです。トルコギキョウはその和名から、キキョウ科の植物だと誤解されることがよくありますが、北アメリカ南西部から南部、メキシコ、南アメリカ北部の平原や河口に、2~3種が広く分布しているリンドウ科の植物です。
原産地から遠く離れた日本に昭和10年代に導入されてから著しく品種改良が進みました。原種は一重咲きの可憐な薄紫から紫の花ですが、昭和50年代にピンクの花色が登場したのを皮切りに、八重咲き、大輪、小輪、クリーム色、そして緑や茶色、複色と、非常にバリエーション豊かな品種がつくり出されました。多くは切り花として流通しますが、一部、鉢物として、草丈の低い品種が流通します。
本日は、ノルウェーのオペラ歌手のキルステン・フラグスタート(Kirsten Malfrid Flagstad)の誕生日です(1895年7月12日 - 1962年12月7日)。。20世紀に活躍した、特にワーグナーの楽劇において最高のソプラノの一人と評価されている。現在の100ノルウェー・クローネ紙幣に彼女の肖像を見ることができる。
WAGNER - Tristan und Isolde: Prelude & Liebestod (Furtwängler/Flagstad)
本日の言葉は、【1日の歩数】です。
1日の歩数が多いほど死亡リスクが低い 速さは無関係
4000歩に比べ8000歩では死亡リスクが半減、米国の研究
2020/6/11 大西淳子=医学ジャーナリスト
1日の歩数が多い人ほど死亡リスクが低いことが、40歳以上の米国人を対象とする観察研究で明らかになりました。1日4000歩の場合と比べ、6000歩歩く人では死亡リスクは低下し、8000歩ではほぼ半減していました。一方で、歩く速さは死亡リスクに影響しないことも示されました。
毎日よく歩く人ほど死亡リスクが低いことが示された。(C)Dmitry Travnikov-123RF
「1日1万歩」を支持するデータは少なかった
長らく、「1日に1万歩歩くことが健康に良い」とされてきましたが、実はこれを支持するデータはわずかしかありませんでした。また、1日の歩数が多い人の方が死亡リスクが低いことを示した研究はいくつかありますが、高齢者や慢性疾患の患者などを対象とした研究が多く、一般的な人々における歩数と死亡リスクの関係は明らかではありませんでした。
そこで、米国立がん研究所などの研究者たちは、米国の一般的な40歳以上の人々を対象に、1日の歩数、歩行強度(1分当たりの歩数、すなわち歩く速さ)と、死亡との関係を調べることにしました。
分析の対象となったのは、2003~2006年に米国国民健康栄養調査(National Health and Nutrition Examination Survey: NHANES)に参加した、40歳以上の米国の成人のうち、最長7日間、加速度計(歩数や活動強度を測定する機器)を腰につけて行動する依頼に応えた4840人です。それらの人たちについて、2015年12月まで死亡の有無を追跡しました。
加速度計のデータが得られた4840人の平均年齢は56.8歳、54%が女性で、36%が肥満者(BMI〔肥満度の指標となる体格指数〕が30以上)でした。加速度計を装着した期間は平均5.7日間、1日当たり14.4時間で、1日当たりの平均歩数は9124歩でした。
1日当たりの歩数が少ない人に比べ、歩数が多い人には、以下の特徴がありました:年齢が若い、BMIが低い、食事の質が低い、学歴が高い、飲酒者が多い、併存疾患(糖尿病、心臓病、がんなど)の有病率が低い、運動制限のある(歩行の継続が困難または杖などが必要)人が少ない、健康状態が良くないと申告した人が少ない。喫煙率には差は見られませんでした。
4000歩に比べ8000歩では死亡リスクが半減、米国の研究
2020/6/11 大西淳子=医学ジャーナリスト
1日の歩数が多い人ほど死亡リスクが低いことが、40歳以上の米国人を対象とする観察研究で明らかになりました。1日4000歩の場合と比べ、6000歩歩く人では死亡リスクは低下し、8000歩ではほぼ半減していました。一方で、歩く速さは死亡リスクに影響しないことも示されました。
毎日よく歩く人ほど死亡リスクが低いことが示された。(C)Dmitry Travnikov-123RF
「1日1万歩」を支持するデータは少なかった
長らく、「1日に1万歩歩くことが健康に良い」とされてきましたが、実はこれを支持するデータはわずかしかありませんでした。また、1日の歩数が多い人の方が死亡リスクが低いことを示した研究はいくつかありますが、高齢者や慢性疾患の患者などを対象とした研究が多く、一般的な人々における歩数と死亡リスクの関係は明らかではありませんでした。
そこで、米国立がん研究所などの研究者たちは、米国の一般的な40歳以上の人々を対象に、1日の歩数、歩行強度(1分当たりの歩数、すなわち歩く速さ)と、死亡との関係を調べることにしました。
分析の対象となったのは、2003~2006年に米国国民健康栄養調査(National Health and Nutrition Examination Survey: NHANES)に参加した、40歳以上の米国の成人のうち、最長7日間、加速度計(歩数や活動強度を測定する機器)を腰につけて行動する依頼に応えた4840人です。それらの人たちについて、2015年12月まで死亡の有無を追跡しました。
加速度計のデータが得られた4840人の平均年齢は56.8歳、54%が女性で、36%が肥満者(BMI〔肥満度の指標となる体格指数〕が30以上)でした。加速度計を装着した期間は平均5.7日間、1日当たり14.4時間で、1日当たりの平均歩数は9124歩でした。
1日当たりの歩数が少ない人に比べ、歩数が多い人には、以下の特徴がありました:年齢が若い、BMIが低い、食事の質が低い、学歴が高い、飲酒者が多い、併存疾患(糖尿病、心臓病、がんなど)の有病率が低い、運動制限のある(歩行の継続が困難または杖などが必要)人が少ない、健康状態が良くないと申告した人が少ない。喫煙率には差は見られませんでした。
平均10.1年の追跡期間中に、1165人が死亡していました。うち406人が心血管疾患(脳卒中や心筋梗塞など)による死亡で、283人はがんによる死亡でした。結果に影響を与える可能性のある、年齢、性別、人種、学歴、食事の質、飲酒習慣、喫煙歴、BMI、自己申告された全般的な健康状態や、運動制限の有無、併存疾患の有無などを考慮して、歩数・歩行強度と死亡リスクの関係を分析しました。
1日の歩数が4000歩の人を参照群とすると、2000歩の人の総死亡リスクは高く、6000歩から1万6000歩までの人の死亡リスクは低くなっていました(表1)。心血管疾患による死亡、がんによる死亡も同様で、いずれも、歩数が多い人ほど死亡リスクが低下する傾向が認められました。この傾向は、性別、年齢層別、人種別にグループを分けて検討しても同様に認められました。
論文は、JAMA誌2020年3月24日/31日号に掲載されています(*1)。
1日の歩数が4000歩の人を参照群とすると、2000歩の人の総死亡リスクは高く、6000歩から1万6000歩までの人の死亡リスクは低くなっていました(表1)。心血管疾患による死亡、がんによる死亡も同様で、いずれも、歩数が多い人ほど死亡リスクが低下する傾向が認められました。この傾向は、性別、年齢層別、人種別にグループを分けて検討しても同様に認められました。
論文は、JAMA誌2020年3月24日/31日号に掲載されています(*1)。