A・Lohas・Ness

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ようやく春が・・・『沈丁花』が咲き始めました

2012年03月28日 | Weblog
ようやく、我が家の玄関先の『沈丁花』が咲き始めました。

少し遅い開花です。

沈丁花は、ジンチョウゲ科 ジンチョウゲ属で、学名は「Daphne odora」です。

中国原産の常緑低木です。

花言葉は「栄光」、「不死」、「不滅」、「歓楽」、「永遠」、「信頼」、「青春の喜び」、「 自然美」など沢山あります。

香木で有名な「沈香」の匂いがあるのと、形が「丁子(ちょうじ、クローブ)」のような花に似ているので、併せて沈丁花という名前になったそうです。
なお、学名の「Daphne odora」というのは、「Daphne」はギリシア神話の女神「ダフネ」と、香りの「odora」とからなりたっております。

香り成分は、リナロール、シス-3-ヘキサノール、シトロネロール、ネロール、ゲラニオール、フェニルエチルアルコール、ネロリドール、ベンジルアセテート、シトロネリルアセテート、アセトフェノン、β―イオノン、ローズオキサイド、インドールなどが代表的なものであり、その他を併せて100種以上からなっております。

残念ながら、バラみたいに、精油はデリケートなので、採油ができず、天然の花を楽しんでください。
まさに、春の芳しい香りを楽しむのは、生花ゆえかもしれませんね。
ちなみに、花を煎じた汁は民間薬として、歯痛や口内炎などに対処できるとされております。


以前詠んだ歌です。


『沈丁花 そこはかとなく 匂いくる
     
       母の胸元 たむける涙』 

         昭和60年3月20日