A・Lohas・Ness

自然と共に楽しい知的なライフスタイルを提案します!

Lohasness食のブログです。

2009年06月21日 | Weblog
LohasnessのB食ブログ

早いもので、もう今年も6月が過ぎようとしております。
以前1月下旬に紹介させていただいた食のブログが30,000アクセス突破しました。
1月からは7件しか更新してなく、情報はたったの40件のみですが、結構アクセスしていただき感謝です。

昨日たまたまこのサイトのブログのアクセスランキングで3万アクセスの突破と、またまた100位以内になりました。

念のために、このサイトについて再度ご紹介です。
名前は「B食倶楽部」といいます。



ちなみに、昨日のランキングの記事です。
昨日(6月21日)一日で最も閲覧者数の多かったマイページ100件のランキングです。

87位『B食Log of Lohasness』(lohasness)Blog日時:2009年06月20日 06時44分
上質な大人の味を追及するlohasnessのB食LOGです。食事は実際に実物を感じるものであり、あえて写真は載せておりません。
昨日の訪問者数:32人 昨日の閲覧回数:158回 本日の閲覧回数:96回 前日までの累計閲覧回数:30104回


4年に一度のバン・クライバーン国際ピアノコンクールに辻井伸行さんが優勝されました♪

2009年06月08日 | クラッシック
旧ロシアと米国との冷戦時代に行われた、ロシアの国の威信にかけて行われた「チャイコフスキーコンクール」で初代(1958年)の優勝者であるバン・クライバーンの名前を冠した「第13回クライバーンコンクール」に、盲目の辻井伸行さん(20歳)」が優勝者としてその名前が刻まれた。

辻井さんの演奏は、作曲家が伝えたかった曲想の迫力がひしひしと伝わってきます。完璧に暗譜し、その暗譜は音を聴いての暗譜なので、その音以上にまで極めたことによる結果ではないであろうか。なお、チャイコフスキーコンクールで優勝した4年後の1962年に創設されたこのコンクールは、過去ラドゥ・ルプー等の著名なピアニストが優勝している。
このコンクールの凄いところは、優勝者には賞金(2万ドル)のほか、CDの制作やコンサート開催(3年間のコンサートツアー(総費用約100万ドル))などの機会が与えられるという、優勝の後までコンサートの機会、CD録音の機会が保障されているところであろう。
このような厚い保護は、やはり米国のお国柄を感じさせるが、非常に重要なことだと思う。

辻井さんは5月23日に本予選を通過し、29日と31日の準決勝も突破し、決勝では6月4日にショパン「ピアノ協奏曲第1番」、6日にラフマニノフ「ピアノ協奏曲第2番」、7日にベートーベン「ピアノ・ソナタ第23番<熱情>」、ショパン「子守歌」、リスト「ハンガリー狂詩曲第2番」の3曲を弾いたのである。
コンクールという緊張の連続で、様々な作曲家の演奏と、その間に新曲の暗譜と演奏をこなすとは、本当に強靭な精神力と体力を兼ね備えた、将来有望なピアニストを選ぶコンクールである。

今回のラフマニノフを以前にドイツで録音した指揮者の佐渡裕氏は、全盲ということではなく100%音楽家として接したそうです。その佐渡さんは、以前送られたCDを聴いて感激し、楽屋でショパンを弾いてもらって、涙したというエピソードも伝えられております。

優勝後のインタビューで、目が見えないハンデについて聞かれ、「ピアノを弾くことに困難を感じたことは一度もない」と自信を持って答えたそうです。

なお、辻井さんを小学校1年から高校卒業まで12年間指導した東京音大講師の川上昌裕さんのブログには、コンサート中の生々しい、記録が書かれております。
新・ピアノ弾きの休息室(川上昌裕氏)

そして、ここまで、陰になり、日向になりささえてこられたお母様のいつ子さんは、小さい頃「りんごは赤、バナナは黄色」と教えると、伸行さんが「じゃあ、今日の風の色は何色?」と聞きかえしたいういつわがあるそうでう。その感性を大事に育てようと、両親やピアノ教師は、辻井さんに過酷な練習を強いるよりは、自由に好きなものを弾かせる教育方針をとった、そうです。
ご両親は、良い音楽環境、すなわち本物の上質な音楽をできるだけ生で体験させたのではないかと思います。
詳しくは、下記の単行本をごらんください。
『今日の風、なに色?―全盲で生まれたわが子が「天才少年ピアニスト」と呼ばれるまで』 辻井 いつ子著
今日の風、なに色?―全盲で生まれたわが子が「天才少年ピアニスト」と呼ばれるまで (単行本)

今回の息子さんの優勝を目の当たりにして、「決勝でオーケストラと共演するという夢がかなった上に、最高の栄誉をいただくなんて……。もう言葉がありません」と喜んだそうです。本当にいままでのご苦労が報われた瞬間ではないでしょうか。おめでとうございます。

なお、クラシック音楽の国際コンクールの主な日本人優勝者として、以下のような現在ご活躍の方々がおりますが、21世紀になって3人目の辻井さんはその一人に加わることになりました。本当におめでとうございます。これからの辻井さんのご活躍をお祈りしております。

1977年:エリザベート王妃国際コンクール(作曲部門)藤掛広幸さん、西村朗さん
1980年:エリザベート王妃国際コンクール(バイオリン部門)堀米ゆず子さん
1990年:チャイコフスキー国際コンクール(バイオリン部門)諏訪内晶子さん
1993年:エリザベート王妃国際コンクール(バイオリン部門)戸田弥生さん
1998年:チャイコフスキー国際コンクール(声楽部門)佐藤美枝子さん
2002年:チャイコフスキー国際コンクール(ピアノ部門)上原彩子さん
2007年:チャイコフスキー国際コンクール(バイオリン部門)神尾真由子さん

辻井さんのオフィシャルサイトです。
今後のコンサートのスケジュールも掲載されてます。
辻井さんのOfficial Web Siteです♪