A・Lohas・Ness

自然と共に楽しい知的なライフスタイルを提案します!

熱燗の恋しい季節になりました

2008年10月04日 | アルコール関係
昨夜は、久々に美味しいお魚と美味しいお酒を味わうことができました。
これも一緒に杯を交わしてくださる方のおかげです。
仕事を離れ、なんのわだかまりも無く楽しい、お酒をいただけるのは人生でそう何度もないかもしれません。

10月から牡蠣の解禁、岩手産の生牡蠣からいただき、お刺身を堪能して、最後にはいくら、鮪と穴子の小さな丼でしめることができました。

虎ノ門界隈で、美味しい天然のお魚を堪能できる小さなお店はここしかないかもしれません。

アメリカ大使館前の以前の共同通信ビルの地下にある「くろべえ」は是非一度のぞいてみてください。












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デリリウムカフェが日本、霞ヶ関へ上陸

2007年12月18日 | アルコール関係
ベルギービール好きが集う「ベルギービールの聖地」デリリウムカフェ(http://www.deliriumcafe.jp/)が日本、霞ヶ関へ上陸した。

霞ヶ関ビルの隣にあった、旧東京倶楽部ビルが建て直され、そこに霞ダイニングのひとつである。ビアカフェがオープンした。

10年ほど前にベルギーのブリュッセル、ブリュージュ、アントワープそして、南のフランス国境近くのナミュールを旅行してベルギービールが大好きになり、ことあるごとにみんなに紹介しており、ようやく近年シメイや、ヒューガルデンなどのホワイビールが巷でもてはやされるようになり、うれしくなってきたところに、仕事場の近くでベリリウムカフェが開店するとは夢にも思わなかったです。

ここ、デリリウムカフェのランチはお魚とお肉の二種類で、サラダバーと飲み物、そしてブレッドは食べ放題の見放題です。
当然ランチビールは本場のベルギービールです。
スタッフもキビキビ働いていて、気持ちが良い。

夜の帳がおりるころには、お店が角にあるので、お店の中での談笑風景が手にとるようにわかり、ビアサーバを囲むスタンドバーでは、一仕事終わった仕事人が軽く一杯かわしている。
霞ヶ関ビル近辺は、お役人の街で、軽く一杯はどうしても虎ノ門か新橋まで足を伸ばす必要があったが、これからは、このデリリウムカフェがうってつけになりそうだ。
待ち合わせの場所で軽く一杯というのがなかなかなかったので、ここは最高ではないだろうか。当然、ここでの飲食も最高であるが、虎ノ門に一番近いので、二次会、三次会にももってこいの場所である。
先日も二次会に寄ったら、店内は満席の賑わい、寒い中ではあるが、そとで飲むベルギービールも最高である。いまはクリスマスのライトアップが華を添えてくれるでしょう。

それから、12/18から日本初登場デリリウム ノエル樽生,330mlの提供を開始するといううれしいニュースがはいってきました。

そうそう、男性でもしベルギーに行かれたかたは、トイレでご対面にびっくりであろう!お楽しみに♪


「灘コロンビアを知ってますか」( その3)

2007年08月19日 | アルコール関係
仕事と登山で「灘コロンビア」の更新が停まってました。
何人かに催促されました。
また、毎日毎日暑いですので、やはりビールが昼間から欲しい時期です。
この時期が終わる前に幻のビールを実感していただきたいので、今回は幻のビールが実際にいただけることをご紹介致します。

既に灘コロンビアの新井さんは他界され、天国の皆様にクリーミーな泡のビールを振る舞っており、現世ではもう新井さんのビールはいただけません。だからこそ幻のビールなのです。

でもその遺伝子はこの世にも残ってました。
いまから7~8前でしょうか、ある雑誌をめくっていたとき、懐かしのビールサーバが写真に写っておりました。目を疑いましたが、紛れもないあの灘コロンビアに鎮座して、新井さんが毎晩ビールを注いでいたビールサーバでした。

実は新井さんの亡き後、その当時働いていた光チャン(灘コロ時代は、マスタやおかみさんから「光チャン」と呼ばれていた松尾光平氏)が引き継いでいたとのことでした。
しかも当方の仕事場の近くの新橋の駅のすぐ近くにお店がありました。

後日、早速お店に伺い、「幻のクリーミーな泡のビール」を何年かぶりにいただき、至福の一時を過ごすことができました。
そのお店の名前は…、『ビアライゼ’98』がそうです。



『BIER REISE ’98』
住所:港区新橋5-12-7富永ビル1F
JRの新橋駅「烏森口」から「キムラヤ」の横の道を芝方面に歩いて5分ほどで新橋住友ビルにつきます。そしてその先の角を左折して、そのブロックの角ににあります。
確か16時頃からやってますので、仕事を早くひけてから一杯やるには丁度良いと思います。

是非皆さん幻のビールをご堪能ください。


灘コロンビア(通称;灘コロ)を知ってますか?(その2)

2007年07月19日 | アルコール関係
もうすぐ梅雨があけると、「グッ!」と飲みたいのがビールですね。
お店で「とりあえずビール」という注文が一番頭に来る季節でもあります。
ビールは「とりあえずのお酒」ではありません。

なぜビールを飲むとおなかが一杯となるかというと、その原因はビールに含まれる炭酸ガスにあります。
また、まずいお店の泡のない生ビールを飲むよりは、ちゃんとした氏素性がはっきりしている「瓶ビール」を自分で注いでいただくほうが安心です、といっていたのも「灘コロンビア」のマスターでした。最近は、生ビールといっておきながら、ビールもどき(すなわち発泡酒)をもってくるようなお店があるとかないとか…。


前置きは長くなりましたが、なぜ泡の話をしたかというと、「灘コロンビア」のビールは泡に秘密があったのです。
前回最後に、「何杯でも飲めるのです」と書いたように、実際私は、20代の頃(今から25年くらいでしょうか。)タンブラー(435cc)を10杯ほどいただいて帰ったことがあります。

なぜ飲めるかというと、マスターが注ぐビールは、炭酸ガスを上手に抜いて、それはそれは綺麗な緻密でクリミーな泡にその秘密が隠されておりました。

マスターは既に他界されているので、現在は、「幻の泡」になってしまいました。
その幻の泡というのは、タンブラーに注いだビールの「緻密でクリーミーな泡」には、なんと「マッチ棒が立ち」、「5円玉が沈まずに浮く」のです。
このマジックみたいな光景を目の前で何遍も何遍もみさせられたのを思いだします。昔通っていた皆さんもその光景をみていると思います。

実際、昔の「11pm」又は「トゥナイト」という番組でもそれを実証しておりました。現在では、マッチ棒という言葉も死語となりつつあるので、マッチ棒から話をしないといけませんが、実際マッチ棒をたてておもむろに煙草に火をつけることができました。通常は、マッチ棒はただちにタンブラーの底に沈んでしまいます。

実際に昔の「灘コロンビア」のお店に入ると、左側に一列のカウンタと、その後ろにいくつかのテーブル席、そして奥には小さな座敷という典型的な飲み屋の雰囲気でした。
お店にはいると、まずマスターに挨拶して、サーバの前のカウンタに腰掛けます。すると、マスターはまず新しいタンブラー(435cc)を手に取り、幻のサーバでビールを注ぎ始めます。
マスターのビールの注ぎ方は2段注ぎです。
まず、最初に勢いよく注いでから、泡をこぼします。
その後、タンブラーの上の方のキメの粗い泡を特製ナイフでカットします。
そして、しばらくおいて、もう一度注いでクリーミーなきめの細かな泡をいだいたビールが完成します。
そして、江戸っ子なまりで「おまたせー!」とにっこりした笑顔でタンブラーを差し出してくださいます。
これを一気に飲むと夏の暑さ、仕事のつらさは一切忘れ、そしてタンブラーを何杯も注文することができます。

次回はマスターとの出会いと隠されたサーバの秘密を!

灘コロンビア(通称;灘コロ)を知ってますか?(その1)

2007年07月16日 | アルコール関係
通称「灘コロ」を知ってますか?
その昔、東京駅の八重洲口の路地に灘というお店とコロンビアというお店がありました。灘コロンビアは両者が一緒になった際につけた名前です。

戦後の昭和24年からこのお店で何万人というサラリーマンが仕事帰りの「美味しいビールの一杯」に癒されたことでしょう。

『通称「灘コロ」を知ってますか?』といわれて、八重洲通りの1本路地のビリヤード場の通りの左先のお店を思い出した方も多いかもしれませんね。

灘で生まれた「コロッケ」というものではありませんでしたが、ここのコロッケは絶品でした(お店での注文は「灘コロ1つ(皿)頂戴」でした!)。

このお店が単なるビールを飲むところではないのは、「それはビールを何杯でも飲めるのです。」
その秘密は次回に続きます!