おはようございます。
2020年10月22日(木曜日)、気温14度の朝陽が差し込むる冷たい朝です。年始から296日に当たり、年末まであと70日です。
誕生花は、
コスモスです。コスモスの花は、ピンクや白に加えて濃赤、黄やオレンジ色、複色が登場し、年々カラフルになっています。性質はいたって丈夫で、日当たりと風通しがよい場所であれば、あまり土質を選ばずに育ちます。日本の秋の風物詩となっているコスモスは、コスモス・ビピンナツス(Cosmos bipinnatus)という種類です。メキシコの標高1600m以上の地域に自生し、日本と同様に、秋になると道路わきや休耕地で、ピンクやまれに白い花を咲かせて群生するのが見られます。
本日は、
フランツ・リスト( Franz Liszt)の誕生日です(1811年10月22日 - 1886年7月31日)は、王政ハンガリー出身で、現在のドイツやオーストリアなどヨーロッパ各地で活動したピアニスト、作曲家。リストは超絶的な技巧を持つ当時最高のピアニストで「ピアノの魔術師」と呼ばれ、どんな曲でも初見で弾きこなした。その技巧と音楽性からピアニストとして活躍した時代には「指が6本あるのではないか」という噂がまともに信じられていた。彼の死後、彼を超えるピアニストは現れないだろうと言われている。
「6本指」は誇張であるが、幼少時から指を伸ばす練習を重ね、指が長く12度の音程も軽々と押さえることができた彼は、10度を超える和音が連続する曲を作曲している(後にそれを8度に改訂している曲もある)。 彼の曲には両手を広げての4オクターブの音が多用された。また速いパッセージでも音数の多い和音を多用した。「
ラ・カンパネッラ」に代表されるように両手のオクターブ跳躍、ポジションの素早い移動も多いが、その兆候は処女作の「12の練習曲」作品1の第6曲で既に見られる。
そんな彼でも、
ショパンの「12の練習曲 作品10」だけは初見で弾きこなすことができなかったという。その影響で彼はパリから突如姿を消し、数週間後に全曲を弾きこなしショパンを驚嘆させたことから、ショパンが同曲を献呈したという話がある。また高い演奏技術で万人受けしたリストの演奏に、はじめはショパンも「あんな風に弾いてみたい」と好意的であったが、あまりの技術偏重に呆れた後期は否定的だった。しかし、晩年のリストは技術よりむしろ表現力の追求にこだわった傾向が見られた。
《
ラ・カンパネラ9人聴き比べ》Please listen and compare the performance of 9 great pianists!
38:55 |
辻井伸行 Nobuyuki Tsujii
本日の言葉は【ペパーミントティーが秘めるメリット】です。
独特の爽やかな香りと清涼感、また胃の調子を整える効能をもち、何百年も前から人々に飲まれてきたペパーミントティー。このハーブの葉には、メントール、メントン、リモネンといった重要なエッセンシャルオイルだけでなく、さまざまな健康効果をもつ微量栄養素と植物性化合物が含まれているという。
ペパーミントティーの効能に関する科学的研究はほとんど行われていないけれど、ペパーミントオイルとペパーミントエキスがもつ健康メリットの可能性については、いくつかの研究がなされている。
そこで、栄養士のジェンナ・ホープさんとともに、ペパーミントティーの潜在的な健康メリットをまとめてみた!
ペパーミントティーの健康メリット
ボストンにあるタフツ大学のレビュー論文によると、実験室下におけるペパーミントティーがもつ生物活性と健康メリットの可能性について、「顕著な抗菌性と抗ウィルス性、強力な抗酸化作用および抗腫瘍作用、さらにいくつかの抗アレルギー作用が見られた」という。
ただしこのレビューには、「人を使ったペパーミントの葉の研究はまだ限定的な段階で、ペパーミントティーでの臨床試験は行われていない」と書かれている。このことを念頭に置きつつ、ペパーミントティーに期待される健康メリットを見ていきたい。
1. 微量栄養素が豊富
明確な栄養メリットを享受できるほど、大量のペパーミントを摂取するのは難しいかもしれない。けれどこのハーブには、微量栄養素と植物性化合物が幅広く含まれている。
2. ポリフェノールの供給源
ペパーミントには、植物由来の天然化合物ポリフェノールが含まれている。ポリフェノールにもいろいろな種類があるけれど、ペパーミントは、エリオシトリン、ルテオリン、ヘスペリジンと呼ばれるフラバノール類を含んでいると、ホープさんは説明する。
3. 消化器系の不調を緩和
オイル状のペパーミントを摂取すると、ガス、膨満、消化不良といった消化器系の不調を緩和してくれるそう。さらに筋肉を弛緩させる効果もあって、消化管のけいれんを和らげ、消化を助けると考えられている。
4. 消化器疾患を治療
ペパーミントがもつ筋肉弛緩効果は、過敏性腸症候群(IBS)と非潰瘍性消化不良の管理に役立つかもしれないけれど、「結論づけるには十分な臨床試験が必要です」とホープさんは語る。
5. 気分を落ち着かせる
ペパーミントには中枢神経系と末梢神経系に対する鎮静効果があり、不安を和らげるのに役立つ可能性がある。
6. 息をリフレッシュ
爽やかなミントの風味から、歯磨き粉やマウスウォッシュ、チューインガムに使用されることが多いペパーミント。
7. 副鼻腔をきれいにする
ペパーミントの主要化合物の1つメントールには、鼻の通気感覚を改善する効果があることが、イギリスのカーディフ大学の研究で分かっている。
8. 吐き気を和らげる
ペパーミントティーに吐き気を和らげる効果があるという科学的証明はまだないけれど、メントールなどの化合物がもつ効用については、いくつかの研究が行われている。
9. 月経痛の緩和
ペパーミントが持つ筋弛緩および鎮痛効果は、月経痛の症状緩和に役立つかもしれない。
10. 集中力を高める
ペパーミントの香りは、集中力アップに役立つそう。144人の参加者を対象とした認知能力の評価研究では、ペパーミントの香りで記憶力と注意力が高まることが明らかになった。
11. 免疫システムサポートの可能性
繰り返しになるけれど、ペパーミントティーの抗菌作用についての研究はない。
けれどペパーミントオイルには、 大腸菌やリステリア菌などの食物由来のものや、肺炎など病気の原因となる菌まで、さまざまな菌に対する殺菌効果と増殖防止効果があることが判明している。
12. アレルギー症状の緩和
ペパーミントのもう1つの重要な化合物が、ロスマリン酸。ロスマリン酸には、鼻水や目のかゆみといったアレルギー症状を軽減する作用がある。
13. カフェインフリー
リーフティーやティーバッグを購入するにしても、自家栽培したものを摘むにしても、ペパーミントはもともとカフェインフリー。だから1日中、好きなときに楽しむことができる。
食後に飲めば消化を助けてくれるし、寝る前に飲めば筋肉をリラックスさせられる。朝一番に飲めば、爽やかミントのパワーですっきりと目覚められそう。
ただし、これだけ飲めばペパーミントティーの効能が実感できるという適量は確立されていない。
「人での研究が不足しているため、最適な摂取量はこれくらいと言えないのが実情です」とホープさん。また彼女いわく、鉄との相互作用には気をつけてほしいとのこと。
「ペパーミントティーが非ヘム鉄の吸収を阻害することが分かっています。なので植物由来の食事をしている人は、豆、オート麦、ナッツ類、シード類など、植物由来の鉄を含むものと一緒にペパーミントティーを摂取するのは控えるようにして下さい」とホープさんは説明する。