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2020-0703 カルロス・クライバーの誕生日です 【日常的なラジオ聴取がもたらす「脳の成長」効果】

2020年07月03日 | 音楽日記
おはようございます。
2020年7月3日(金曜日)、気温23℃の曇りの朝です。年始から185日に当たり、年末まであと181日です。
本日の誕生花はハスです。ハスは、水底の土中に塊茎をつくり、そこから葉と花茎を水面に伸ばす水生植物です。塊茎はレンコンとして食用にされますが、主に食用にされる系統と、花を楽しむ系統があり、花を楽しむ系統の塊茎は、あまり太らず食用には向きません。日当たりがよい場所を好むので、朝から夕方までずっと直射日光が当たる場所に植えましょう。池で咲くイメージが強いですが、大きなかめや樽でも栽培することができます。しかし、年1回植え替えないと、花が咲きにくくなります。レンコン(蓮根)の部分は乾かすと腐りやすくなるので、掘り取ったレンコンをすぐに植えつけない場合は、水中に沈めて保存しておきましょう。

本日は、カルロス・クライバー(Carlos Kleiber)の誕生日です(1930年7月3日 ベルリン- 2004年7月13日 コニシツァ)。ドイツ出身の指揮者。第二次世界大戦期にアルゼンチンに亡命し、後に父の国籍であるオーストリア国籍を取得した(居住はしていない)。父は世界的な指揮者であったエーリヒ・クライバー。彼は名指揮者で当時ベルリン国立歌劇場音楽監督を務めていたエーリヒを父として生まれる。母はユダヤ系アメリカ人のルース・グッドリッチ(Ruth Goodrich)、生まれた時にはカール(Karl)と名乗っていた。父親がナチスと衝突、一家でアルゼンチンに亡命するとともに、スペイン語風にカルロスと改名する。1989年と1992年にはウィーン・フィルの有名なニューイヤーコンサートを指揮している。

ベートーヴェン:交響曲第6番 ヘ長調 「田園」 Op. 68 / カルロス・クライバー指揮バイエルン国立管弦楽団 1983年11月

Carlos Kleiber Beethoven Symphonies 7 (Complete) / Concergebouw Orchestra


本日の言葉は、【日常的なラジオ聴取がもたらす「脳の成長」効果】です。

皆さんは日常的にラジオを聴いているだろうか? 「百聞は一見にしかず」というように、視覚から情報を得ることの重要性については語られてきているが、聴覚から情報を得ることについてはあまり触れられていない。

そこで株式会社radikoは、ラジオ聴取がもたらす効果を実証すべく、株式会社脳の学校代表の脳科学者・加藤俊徳氏監修のもと1年半かけて実験を行った。今回はその実験の詳細と、そこで明らかになった「脳の成長」に関するデータや考察をお伝えする。

1ヶ月間、毎日2時間のラジオ聴取による「脳の成長」を観察
今回の実証の目的は「ラジオを聴くこと」自体にどのような効果があるのかを明らかにするため。

今まで、ラジオ聴取の効果については
・パーソナリティの声が安心感・信頼感を与え共感を生む
・想像力を掻き立てる
・商品・サービスを思い出させる
・脳の活性化


などの説が多く語られてきたがどれも通説であるため、株式会社脳の学校で代表を務める加藤俊徳氏(以下、加藤氏)が改めて検証を行った。

~略~

「ラジオを聴く時には言語を映像に変換している」という新たな発見も。
1ヶ月後、MRI脳画像を撮影し「脳の枝ぶり」の変化を観察したところ、今回の実証実験では2つの結果が得られた。

①被験者の8名全員、”記憶系”の脳番地が成長(最大2.4倍の拡大)
②被験者の8名中4名、”聴覚系”と”理解系”の脳番地も成長(最大2倍の拡大)

記憶系の脳番地の成長が顕著に見られた。これは明らかにラジオを聴取したことによるもので、量的・質的にも成長していることがわかった。また、半数ではあるものの聴覚系・理解系の脳番地の大幅な成長も観察することができたという。

脳の発達が大きいのは幼少期であるが、成人であっても記憶系の成長を促せるということが検証できた。

この結果から、脳科学的には以下のように考察できる。

1:ラジオを聴き続けることで「記憶力」がアップする
2:特に、音から映像情報に変換する回路が強まり、言語記憶だけでなくイメージ記憶が強化される
3:ラジオを聴きつづけることで「聴く力」、すなわち音を脳内処理する脳番地が広く強化される

これについて加藤氏は「(ラジオは映像がないものであるが、)頭の中にイメージを作っているということが驚きや感動であった。これは、耳という入り口から、脳の広い宇宙を強化できるという結果である」と述べた。

ラジオを聴いた際、言語だけの処理ではなく聴き取った言語を映像に変換しているという点が、脳科学的にも新たな発見だったようだ。

ラジオを聴くことはどのような影響をもたらすのか?
では、ラジオを聴くことは具体的に脳にどのような影響をもたらすのだろうか。

~略~

加藤氏「ラジオを聴くと同時に、想像する・考えがふくらむ・話したくなるなどで、記憶だけじゃなく他の番地にも情報が伝達していく。そのため、ラジオ聴取は脳に幅広く影響していくことがわかった」

〈株式会社radikoの業務推進室長 坂谷温氏からのコメント〉
「radikoでは、これからもより多くのラジオを体験していただくために利用できるデバイスを広げ、今よりもっと幅広い番組やコンテンツを届けたい。また、今回のコロナ禍によりラジオに触れる方が急増したことを受け、ラジオの魅力をradikoとしてどのように伝えられるか考えていく。願わくば、これからもradikoでラジオを聴いていただきたい。」

“ながら聴き”できるラジオは次世代への提案
ラジオのメリットは、耳を傾けるだけで楽しめるという点である。そのため、洗濯物を干したり、洗い物をしたり、料理をしたり…といった家事シーンにはうってつけだ。番組によっては、仕事や勉強をしながらでも楽しむことができる。このように”ながら聴き”ができるメディアのラジオは、忙しない日々を送る現代人の生活スタイルに最も合っているのではないだろうか。

そんなラジオが「脳の成長」を促してくれるというのだから、この実証実験の結果が今までラジオに触れたことのなかった方への良いきっかけになると思う。新たなユーザー獲得に向けたradikoの展望にも期待が高まる。

ラジオはこれからも、私たちの想像力を刺激し続けながら、世界を広げ、心までも豊かにしてくれるはずだ。