2019年9月31日(月曜日)
おはようございます。
23℃の朝陽がさしこむ朝です。年始から273日目にあたり、年末まであと92日です。9月の最終日である。誕生花は、シュウメイギクです。シュウメイギクは秋の風情を感じさせる優雅な花で、切り花をはじめ、花壇や鉢植えに広く利用されています。わが国へは古い時代に中国から入り、京都の貴船地方に野生化したものが見られます。これがキブネギク(Anemone hupehensis)で、本来のシュウメイギクです。ただし、現在は類似のいくつかの種や、これらの交配種も含めて、総称的にシュウメイギクと呼ばれています。早春に咲くイチゲの類と同じアネモネ属の植物ですが、性質はかなり異なり、半常緑性の大型の多年草で、地中の根は太く長く伸びて、いたるところから不定芽を出してふえます。
本日は、ガスパール・カサドー・イ・モレウ(Gaspar Cassadó i Moreu )の誕生日です(1897年9月30日 - 1966年12月24日)。20世紀前半で最も影響力あるチェリストの一人。作曲家としても活動し、最晩年には後進の指導や若い才能の発掘にも熱意を示した。
バルセロナの教会音楽家の家庭に生まれ、7歳でチェロを学び始める。9歳でリサイタルを開いたところ、聴衆の中に交じっていたパブロ・カザルスに認められ、それ以降カザルスの薫陶を受ける。地元バルセロナが街をあげて、カサドー少年がパリのカザルスのもとで音楽修業を続けることができるようにと奨学金を与えてくれた。職業演奏家としての活動は、第一次世界大戦中に始め、欧米各地で演奏活動や録音活動を繰り広げた。1959年に日本人女性ピアニストの原智恵子と結婚。
カサドーの楽器に対する姿勢は伝統的なものではなかったが、無伴奏チェロのための《組曲》や《ソナタ》は、古典的で自然なたたずまいとカタルーニャの情緒が融合された作品として、チェロ奏者の間でかなり知られている。この他にチェロ協奏曲や弦楽四重奏曲、ピアノ三重奏曲などの大作も残した。だが、おそらく最も有名なカサドー作品といえば、チェロとピアノのための小品集《愛の言葉 Requiebros》であろう。
他にシューベルトのアルペジオーネ・ソナタを編曲した「アルペジオーネ協奏曲」や、ドビュッシーの月の光のオーケストレーションなど貴重な楽譜等が1990年に原智恵子夫人ゆかりの玉川大学に寄贈された。これらは、2016年の秋に同大学教育博物館よりコレクション目録として刊行及びデータベースの公開が開始された。遺品の一部で寄贈されず智恵子夫人の死後未整理だった楽譜資料の中からバッハの未発見の「結婚カンタータBWV216」の手稿譜(自筆譜ではなくバッハの弟子マイスナーによる筆写)が発見され、国立音楽大学の礒山雅教授らによって確認された。国立音大ではファクシミリ版(自筆譜コピー)を出版する予定としている。
おはようございます。
23℃の朝陽がさしこむ朝です。年始から273日目にあたり、年末まであと92日です。9月の最終日である。誕生花は、シュウメイギクです。シュウメイギクは秋の風情を感じさせる優雅な花で、切り花をはじめ、花壇や鉢植えに広く利用されています。わが国へは古い時代に中国から入り、京都の貴船地方に野生化したものが見られます。これがキブネギク(Anemone hupehensis)で、本来のシュウメイギクです。ただし、現在は類似のいくつかの種や、これらの交配種も含めて、総称的にシュウメイギクと呼ばれています。早春に咲くイチゲの類と同じアネモネ属の植物ですが、性質はかなり異なり、半常緑性の大型の多年草で、地中の根は太く長く伸びて、いたるところから不定芽を出してふえます。
本日は、ガスパール・カサドー・イ・モレウ(Gaspar Cassadó i Moreu )の誕生日です(1897年9月30日 - 1966年12月24日)。20世紀前半で最も影響力あるチェリストの一人。作曲家としても活動し、最晩年には後進の指導や若い才能の発掘にも熱意を示した。
バルセロナの教会音楽家の家庭に生まれ、7歳でチェロを学び始める。9歳でリサイタルを開いたところ、聴衆の中に交じっていたパブロ・カザルスに認められ、それ以降カザルスの薫陶を受ける。地元バルセロナが街をあげて、カサドー少年がパリのカザルスのもとで音楽修業を続けることができるようにと奨学金を与えてくれた。職業演奏家としての活動は、第一次世界大戦中に始め、欧米各地で演奏活動や録音活動を繰り広げた。1959年に日本人女性ピアニストの原智恵子と結婚。
カサドーの楽器に対する姿勢は伝統的なものではなかったが、無伴奏チェロのための《組曲》や《ソナタ》は、古典的で自然なたたずまいとカタルーニャの情緒が融合された作品として、チェロ奏者の間でかなり知られている。この他にチェロ協奏曲や弦楽四重奏曲、ピアノ三重奏曲などの大作も残した。だが、おそらく最も有名なカサドー作品といえば、チェロとピアノのための小品集《愛の言葉 Requiebros》であろう。
他にシューベルトのアルペジオーネ・ソナタを編曲した「アルペジオーネ協奏曲」や、ドビュッシーの月の光のオーケストレーションなど貴重な楽譜等が1990年に原智恵子夫人ゆかりの玉川大学に寄贈された。これらは、2016年の秋に同大学教育博物館よりコレクション目録として刊行及びデータベースの公開が開始された。遺品の一部で寄贈されず智恵子夫人の死後未整理だった楽譜資料の中からバッハの未発見の「結婚カンタータBWV216」の手稿譜(自筆譜ではなくバッハの弟子マイスナーによる筆写)が発見され、国立音楽大学の礒山雅教授らによって確認された。国立音大ではファクシミリ版(自筆譜コピー)を出版する予定としている。
Gaspar Cassadó Suite for Cello Solo (Complete): Santiago Cañón Valencia
本日の言葉は、【1日3杯!コーヒーの健康効果が凄い!】
糖尿病、脳卒中、心筋梗塞、がん、アルツハイマー、うつ病の予防に効く!