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ベルリンフィルジルベスターコンサート (コンマス:樫本大進さん)

2010年01月17日 | クラッシック
年末年始のあわただしい、仕事がひと段落した土曜日(1月16日)の深夜、BShiで、ベルリンフィル&ラトル(指揮)&ラン・ラン(ピアノ) ジルベスターコンサートが放映されており、久々に聴いてみようと思った。
そして、映像をみてびっくりしたのが、昨年ベルリンフィルのコンサートマスターに就任したばかりの樫本大進さんが、おりました。

まだ若いのに、しかもベルリンフィルのコンマスになって数ヶ月、しかもジルベスター初日に抜擢されるとは素晴らしいです。なお、映像は12月31日大晦日のものでした。

演目は、ラン・ランのピアノのラフマニノフ作曲のピアノコンチェルト第2番でした。
終楽章は、圧巻に一言、ラン・ランは笑顔でしめくくり、聴衆も笑顔、ジルベスターにふさわしいものでした。

ラン・ランはアンコールで、ショパンのエチュード Op.25-1 変イ長調 「牧童」を演奏されました。今年は、ショパン生誕200年なのでかな?と思いました。

そういえば、5月恒例の『ラ・フォルジュルネ・オ・ジャポン』も「ショパン」がテーマです。

話を樫本さんに戻すと、来月帰国されて、各地でバッハの無伴奏を演奏されます。
『バッハのソナタ&パルティータ全6曲を一日で演奏するということは、長い間自分の中であたためてきた目標です。そして今、その願いを実現できる機会をいただきました。』と演奏の案内にありました。
彼の楽器は、1674年製アンドレア・グァルネリですので、音色を聴くことも楽しみのひとつになりそうです。

樫本大進のバッハ 

ちなみに、ベルリンフィルの第1コンサートマスター、という地位は 楽団員が選び、2009年9月から試用期間(2年)を経て、正式に認められるそうです。
30歳の若さで、ベルリン・フィルの楽団員からの推挙で選ばれるというのは、素晴らしい才能を秘めているのだと思います。これからのご活躍をお祈りします。