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ピアニスト『山田剛史』さんの帰朝リサイタルに伺いました

2011年05月05日 | クラッシック
ピアニスト『山田剛史』さんの帰朝リサイタルに伺ってきました。
山田さんは、東京藝術大学、大学院修士課程を首席終了後、ロームミュージックファンデーションの奨学生としてケルン音楽大学国家演奏家資格課程で研鑽を積み、2010年に国家演奏家資格を取得し、2010年10月に帰国しております。
在学中の2007年に「第5回東京音楽コンクールピアノ部門第1位および聴衆賞」を受賞しております。

昨年の秋、山田さんのピアノを聴く機会がありましたので、とても楽しみでした。。

今回のリサイタルは、当初3月27日に予定されておりましたが、3.11震災後の計画停電により、延期され、本日の演奏会の運びとなりました。

先日のショパン連続演奏の横山さんも終了してから、生のピアノを聴きにきてください、とのことでしが、やはり、生で聴くピアノの音は素敵でした。

山田剛史ピアノリサイタル2011年5月5日(木・祝)14:00開演
会場:越谷サンシティホール(小ホール)

演奏形式は、二人の色彩が異なる作曲家を対比させての緊張関係をふまえたものでした。
対比するのは、
最初は、 武満徹/フォー・アウェイ(1973)と、ハイドン/ピアノソナタハ短調 Hob.XVI:20です。
次は、バルトーク/戸外にてと、ショパン/バラード第4番 Op.52です。
休憩を挟んで、最後はファリャ/4つのスペイン風小品とラヴェル/夜のガスパールでした。

アンコールは被災者への祈りの気持ちをこめて、ショパンの子守唄でした。
最後にリストの「ラ・カンパネラ」で締めくくられておりました。
なお、演奏会の冒頭に今回の3.11地震の被災者に対して、収益を募金することを主催の「せんげん文化村」の方が述べておりました。
一日でも早い復興をお祈りしております。

本日のリサイタルは、異なるキャラクタの作曲家の対比も意外でしたが、丁寧な演奏でとてもすばらしかったです。

今後のご活躍を期待しております。

また、東京文化会館でリサイタルが5月21日にあります。
このリサイタルのご成功もお祈りしております。

2011年5月21日(土)14:00開演(13:30開場)
会場:東京文化会館 小ホール 出演: 山田剛史(ピアノ)
*第5回東京音楽コンクールピアノ部門第1位および聴衆賞
曲目: J.S.バッハ/パルティータ第2番 ハ短調BWV826
武満徹/閉じた眼(1979)
バルトーク/ハンガリー農民の歌による即興曲 Op.20
ブラームス/ピアノソナタ第3番 ヘ短調 Op.5
料金: 全席自由
一般 3,000円 東京文化会館友の会 2,500円






やはり凄い!「横山幸雄ショパンピアノソロ212曲完全奏破コンサート」

2011年05月03日 | クラッシック
横山幸雄ショパンピアノソロ212曲完全奏破コンサート

いま、まさにこの瞬間、オペラシティにて記録が更新されております。
横山幸雄さんによる「212曲完全奏破!」がなされております。

今朝の8時から開始してもう188曲目の「英雄ポロネーズ」が終わろうとしております。
是非、皆さんも212曲目の最後の瞬間をライブで体験してみてください。
体力、気力、情熱、全てに勇気があふれてます。

25時(深夜1時からは各地のFMでも放送されるみたいです。)

第1部(8:00-11:55)
第3部(17:30-21:30)
第4部は(22:00-25:50) 

現在、5月4日午前1時40分、最後の『幻想ポロネーズ』の演奏が開始されました。
超人的な演奏に感激です!

ショパン212曲を暗譜で弾きこなす精神力に脱帽です!
ギネスブック登録です!

いま、深夜1時55分。

完全演奏達成です。歴史的瞬間でした。
音楽は人類を救うということを改めて感じ入りました。

被災した方々への思いが込められたショパンだったと思います。

このコンサートn前の4月上旬に、横山さんは、自身のサイト『横山幸雄オフィシャルサイト』にて以下のようなことを述べておられます。

『3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震と津波による極めて広範囲に及ぶ多大な被害に加えて、福島での原子力発電所における深刻な被害とその影響が及ぶ状況の中、皆さまもそれぞれの想いを抱きつつ日々を過ごしておられることと思います。
被害に遭われた方々、ご家族の皆様に心よりお見舞い申し上げます。被災地には演奏会で伺った所も多くあり、あの惨状を目にする度に心が痛みます。
このような時だからこそ、僕も一人の音楽家として「自分に何ができるか」を考え、実行してゆきたいと思っています。
5月3日の『ショパン・ピアノソロ完全奏破 全212曲 世界記録更新チャレンジコンサート』は、震災の被災者の方々、被災地への復興と救済のために少しでも役立てばということで、『東日本大震災チャリティーコンサート』とすることにしました。』


2時3分、ステージでは、演奏終了後、横山さんに、ギネス認定員から認定証が授与されました。
おめでとうございます!

その後、ステージやラジオブースでお話をされており、本当にお疲れ様でした。

そして、感動をありがとうございました。