ぶっちゃけ…独り言?

日記と言うよりも雑記…映画とか漫画の感想やらスポーツの観戦記やら、そりゃもう思いっきり雑記です。

スタンドアップ

2006-06-14 | 映画 さ行
6.5点 (10点満点。5点で普通。6点以上なら満足って感じです。)

え~っと・・・
正直、アドレナリンが出まくっててこーゆー言い方しか出来ません。
え~、ワタクシ今から汚い言葉を使いますのでお気を悪くされた方には
先に謝っておきますね。
申し訳御座いません。

てわけでこの映画・・・
クソヤローだらけの町のクソヤローどもが働く鉱山でクソヤローを相手に
ありったけの勇気を振り絞って戦った女の人のお話でした。
あぁ~、スッキリした。

これって実話だそーですよ。
しかもつい最近のお話ですよ。
本当にムナクソ悪いったらありゃしない・・・
っと、ワタクシまた汚い言葉を。
でもね、こーゆー事をやる奴も、見て見ぬふりをする奴もワタクシ許せません。
『パッション』以来の「お前ら全員、叩き切ってやる!」な気分になりましたよ。

まぁ、裏を返せばまんまとこの映画にハマってるとも言えるんですけどね。
それくらい出来は良かったと思います。
気分悪いから好きではないですけど。
裁判モノが好きなワタクシ的には裁判を中心にして描いて欲しかったかなぁ~。
ちょっと裁判シーンが物足りなくて、最後がガツーンと来なかったんですよね。
嫌がらせされてるシーンよりも戦ってるシーンが多い方が気分悪くならなくて
済みそうだし、感動も出来そうな気がしないでもないですから。
てまぁ、好みの問題です。

主演のシャーリーズ・セロン、凄かったです。
てか、この人若手の女優さんの中ではずば抜けてますよね。
その上、すっごく美人だし。(やっぱりこれが最重要。)
『モンスター』(これも好きじゃないけど・・・)も相当凄い演技してました
けど、今回も負けず劣らずの凄さだったと思います。
共演のフランシス・マクドーマンドもめっちゃ上手かったですね。
特に発病してからの演技は流石としか言いようがありませんでした。
ショーン・ビーンも抑えた演技が良い味出てましたし、役者さんに関しては
文句のつけようもないくらいに良かったと思います。

とまぁ、作品の出来も役者さんも凄く良かったとは思うのですが・・・
あまりにも腹立だしいので好きなタイプの映画ではなかったりします。
最後もね、良かったとは思うけど、ワタクシ的にはあれじゃ生温いと言うか、
十倍にして返してやりたいので。(復讐鬼!)
とにかく!
現状を変えるには立ち上がらないとね。
出来れば机の上に。
「おお船長!我が船長!」と声を発して・・・て、違っ!?


スタンドアップ@映画生活

'06 F1イギリスGP

2006-06-13 | F1
アロンソ、シルバーストーンも制して3連勝!

ライコネン=マクラーレンが今シーズン初のフロント・ローを獲得。
本来の速さが戻り、いよいよ3強対決の様相。
だったはずなんですけどね~・・・
レース序盤は見応え十分でしたよ。
序盤はね・・・
が、気が付けばアロンソがジワジワとセーフティー・リードを広げ、結局は
いつも通り1台だけ別次元の走りでした。
もうねぇ、どーにもなりませんよ。
途中で森脇さんがアロンソの戦略について解説してたけど、ほんと隙なしです。
年齢に似つかわしくないくらいクレバーですよね。
安定した走りと言い、全盛期のプロストを彷彿させます。

ワタクシ愛しのフェラーリは・・・
マイケルが頑張ってはくれたんですけどね~。
2回目のピットでライコネンを逆転したときは流石って感じだったんですけどね。
前の周で差を縮めておいてピットイン。
出た後はベストラップで走ってライコネンがピットに入った時に逆転。
これは本当にお見事でした。
が、やっぱりアロンソを捕らえるとこまでは全然無理なわけで・・・
しかもマッサが使えないし。
アロンソ2回目のピットの時に前に出てくれてればねぇ。

ワタクシの大好きなHONDAはまたしても影が薄かったです。
予選で不運もあって19番手スタートとなったバトンはあっさり序盤でエンジンが
ブローしてリタイアだし、バリチェロもまるっきり目立たずにポイント圏外。
何かここんとこずっと流れが良くないですよね。

で、ワタクシが応援せずには居られないスーパーアグリはオーストラリアGP以来の
ダブル完走でした。
うん、よくやった。
山本左近もサード・ドライバーとしてだけど参戦が決まったし、モンタニーには
悪いけど、再び純日本チームとして上を目指して欲しいです。

てわけで、蓋を開けてみれば結局はアロンソが完勝ですよ。
少しでもポイント差を縮めたいのにまたしても開いてしまいましたか・・・
もはや、ルノーにトラブルが起きない限りアロンソに勝つ事が出来ないよーな
気すらしてきましたよ。
だぁ~、悔しい!
だいたいですよ、あのマユゲの太さはレギュレーション違反なんじゃないです
かねぇ!

ファイナル・カット

2006-06-12 | 映画 は行
2.5点 (10点満点。5点で普通。6点以上なら満足って感じです。)

なんとも見どころの少ない映画でした。

てのもですねぇ、結局のところ製作サイドは何を見せたいのかってのが
ぜ~んぜん伝わって来ないんですよね。
主人公の苦悩?
何らかの警鐘?
サスペンスと呼べるほど、ハラハラするよーな話じゃないし、人間ドラマと
呼べるほど、人にツッコンでる話でもないんですよね。
う~ん・・・何処で勝負しようとしてたんでしょうねぇ。

こーゆー世の中で、こーゆー習慣(?)が出来て、それに反対する人達が居て、
主人公にはこんな過去があって、今はこんなで、最後は・・・
だから何?
見せたいことが分からないから、殆どが無意味にしか見えないし、描写に関して
もどれも中途半端にしか思えませんでした。
このネタを使って何を描きたかったんでしょうかねぇ・・・

主演はロビン・ウィリアムズですが、やっぱり上手です。
作品自体がつまらないし何も伝わらないので、全体像はあえて無視して
部分部分の感情表現だけで見ても、流石と思わせる程の上手さだったと思います。
ちょっとした表情の変化だけで感情を表現出来る数少ない役者さんですよね。
共演のミラ・ソルヴィーノですが、老けましたよね~。
『微笑みに出逢う街角』の時はそれほど思わなかったけど、すっかり崩れて
しまって・・・
ジム・カヴィーゼルも出てましたが、まぁ作品が作品なので・・・

ちなみにワタクシ、自分の葬式で記憶映像を上映された日には、死んでも
死に切れません。


ファイナルカット@映画生活

サウンド・オブ・サンダー

2006-06-10 | 映画 さ行
3点 (10点満点。5点で普通。6点以上なら満足って感じです。)

う~ん、何からツッコめば良いのやら・・・
まぁ、一言で言うなら・・・

しょぼっ!

『キング・コング』を観た後だからでしょうか。
やったら、セットとCGがチャチに見えたんですけど。
特にCGは酷かったですね。
背景に溶け込んでないのはもちろん、動きはガチガチだし・・・
てか、そもそもかなり大雑把な描写で思わず「着ぐるみ?ミニチュア?」
って思わせる程の出来の悪さでした。

あと、やっぱりストーリーがね~。
この程度のお話は、子供の頃から『ドラえもん』を観て来た我々日本人には
通用しませんよね。
大体、「波」って・・・
”ざっぷ~~ん”ってなっちゃってるし・・・
何か・・・発想がクダラナイとしか思えなかったです。
しかも、この設定は成立しないよーな気が・・・

主演はエドワード・バーンズです。
何かどんどんオーラが薄くなってるよーな気がするのですが・・・
前はもっとインパクトのある役者さんだと思ってたんですけどねぇ。
この作品じゃダメに見えても仕方ないけど。
何気にサー・ベン・キングズレーなんて超実力派も出てたりします。
何で出ちゃったんでしょうね。
女優陣が全く以って綺麗じゃなかったのも、ワタクシ的には大きくマイナス
でした。

まぁ、他にもツッコミどころは満載なのですが、キリがないのでこれくらいで
我慢しときます。
どーせなら、元に戻したはずなのにパラレル・ワールドになっちゃってて、
実は1855年に全ての原因が・・・なんてオチにしてくれたらもう少し高い
点数付けたんですけどね~。(えっ!?)
てか、この作品を観て『ドラえもん』が如何に素晴らしいか再認識しました。


サウンド・オブ・サンダー@映画生活

ビッグママ・ハウス 2

2006-06-09 | 映画 は行
5.5点 (10点満点。5点で普通。6点以上なら満足って感じです。)

『ミセス・ダウト』のFBI捜査官バージョン(何だそれ?)と言った感じの、
マーティン・ローレンス主演のお馬鹿コメディの続編です。
残念ながら前作の内容は殆ど覚えてません。
ま、そこそこは面白かったという記憶はあるんですけどね。

で、今作なのですが・・・
やっぱり、そこそこには面白かったです。
「大爆笑!!」って程じゃないんですけど、こーゆークダラナイ映画、
好きなんですよね~。

ただ・・・
思いっきり『ミセス・ダウト』なのが・・・
いわゆる一つの「人のフンドシで相撲を取る」ってやつですね。
ほぼマンマあのネタを使ってるので、余程のことを仕出かさなきゃ普通には
面白いですよね。
が、所詮は真似事なのでオリジナル以上には成り得ないんですけどね。

主演のマーティン・ローレンス、先日の『リバウンド』に続いての主演作の
鑑賞となったのですが、『リバウンド』よりは全然良かったです。
ハマリ役って事なんですかねぇ。
それと、監督が彼の良さを引き出せてたのかもしれませんね。
と言っても、特別何かあるって役者でもないですけど・・・
ま、嫌いじゃないんですけどね。

ドタバタコメディのわりには、起承転結もしっかりしてて、テンポも良いし、
それなりにちゃんと作られてるのは監督のジョン・ホワイトセルのお陰かな?
『カレンダーガール』も地味ながら面白かったしね。
それでもやっぱり『ミセス・ダウト』とは違う部分での笑いは欲しかったですね。


ビッグママ・ハウス 2@映画生活

キング・コング

2006-06-07 | 映画 か行
7点 (10点満点。5点で普通。6点以上なら満足って感じです。)

誰もが知ってる(かな?)でっかいゴリラのお話です。
このゴリラ、普段は人と同じ姿なのに満月を見るとゴリラに変身して大暴れ。
地球を滅ぼしてしまうくらいの力があるので、お尻に尻尾が付いてる人が
居たら要注意。
決して満月を見せないで下さい。

・・・って、違っ!?(しかも、長々と・・・)

オリジナル版が作られたのは1933年ですか。
そーだよなぁ~。
今じゃこんなネタは中々出ないでしょ。
「もしかしたら世界の何処かには・・・」って思える時代じゃないとね~。
ワタクシにとって『キング・コング』と言えば、1976年に作られたリメイク版です。
コングがおっかなかったのと、ジェシカ・ラングが綺麗だったのと、ラストが
凄く悲しかったのが今でも頭に焼き付いていて、お気に入りの作品でした。

それをあのピーター・ジャクソン監督が現代の技術を駆使して再び甦らせる
とあって、かなり期待しながら観ました。
ま、期待通りに面白かったです。
でもね・・・長いよ!
てか・・・コングなっかなか出て来ないし!
前半1時間はかなりキツかったです。
本筋に対して然程重要ではない部分はバッサリ切るか、さわり程度にして
せめて半分の長さにして欲しかったですね。

1時間くらい経って本題に入ってからはテンポも上がって一気に面白く
なりました。
いや~、これでもかってくらいに見せるし魅せる。
たま~~に手を抜かれてるところもあったけど、VFXも流石に良い出来でしたね。
めっちゃ動くし、細かいところまできっちり描写されてました。
ドキドキさせるためのアイディアも良かったですよ。
腐海の底を思わせるシーンのグロさなんて最高でしたね。
もちろん、コングと主人公のアンが心を通わせていく描写も丁寧で、
ググッっとこの二人(一匹と一人)に感情移入させられました。

主演はナオミ・ワッツ。
いや~、綺麗でしたよぉ。
ジャングルの中で転がり回って泥んこになっても顔だけは決して汚さないのは
女優魂、もしくは気のせいと言うことで・・・
あんなに美しければゴリラじゃなくても恋に落ちますよね。
演技も気持ちが伝わって来て、ほんと好演でしたね。
共演のジャック・ブラックも胡散臭さと鬱陶しさを滲み出して、恐らくは観た
人誰もが嫌いになるよーな良い演技をしてましたし、エイドリアン・フロディ
も流石の演技力で地味なキャラクターにきっちりハマってましたね。
ま、ワタクシは殆どナオミ・ワッツしか観てませんでしたけど。
だって、泥だらけの美女なんてそー見れるもんじゃないですからね。(大馬鹿)

過去の2作品だって観ているので結末だって知っている・・・
それでも十分に楽しめたので出来はかなり良いとおもいます。
悲壮感が足りなかったので「感動!」って程じゃなかったのが残念。
あと、やっぱり無駄に長すぎ。


キング・コング@映画生活

亀田大毅vs.ヨッピー・ベヌー

2006-06-06 | 格闘技
亀田大毅、プロ4戦目は5R27秒TKO勝利!

今までの中では一番良い試合でしたね。
相変わらず身体がガチガチだったけど、左がよく出てましたしね。
特に合宿で鍛えてきた左ボディーはかなり強烈でした。
やっぱね、年寄り(じゃないけど・・・)にはボディーが鉄則ですからね。
最後も左ボディーでしたしね。
ま、その前に心が折れてたけど。

で、やたら相手の強さをアピールしてたけど、そこまでじゃないでしょ。
去年、相澤にも負けてるし。
プロ4戦目とはいえ、個人的には亀次男なら勝って当たり前の相手だと
思ってました。
なので、勝って良かったってよりは、課題の方が目につきました。
やっぱりねぇ、フットワークはちゃんと出来ないと先がキツイでしょ。
今回みたいなファイター・タイプだけを選んで試合するわけにもいかないしね。
脚が使える相手だとまた逃げられちゃうし、実力もあるアウトボクサーだと
手も足も出ない事に・・・
ま、そーゆー相手とは試合組まないだろーけど。
あと、連打になると途端に拳が反せなくなりますね。
強いパンチは今でも十分だから、抜いたパンチの練習もした方が良い
でしょうね。

てわけで、亀次男の試合を見て熱くなっているはずなのにかなり冷静なのは・・・
ゴメンナサイ、会場の雰囲気にドン引きしてしまいました。
まだ始まったばかりなのに「大毅コール」って・・・
KOそっちのけで写メ撮ってるって・・・
あの雰囲気は正直ちょっと・・・いや、かなり苦手かもです。

と、個人的にはどーでも良いんですけど、今回はT-BOLANでしたね。

第56回 安田記念

2006-06-05 | 競馬
春のマイル王は香港からの刺客ブリッシュラック!

圧倒的な存在が不在で去年から大混戦の古馬短距離路線。
ここを勝って主役に名乗り出たい馬が揃ったのですが、勝ったのは香港馬の
ブリッシュラックでした。

スタートから先ずハナに立ったのは府中の芝・ダート両方のマイルG1制覇を
目論むメイショウボーラー。
マイラーに転身し、皐月賞以来のG1制覇を狙うダイワメジャーと高松宮記念を
制しスプリント王とマイル王の2冠を狙うオレハマッテルゼが番手で追走。
マイルCSを勝った勢いで香港マイルも制したハットトリックは中団に構え、
ヴィクトリアMで桜花賞以来のG1勝ちを収めたダンスインザムードと
去年のこのレースの覇者アサクサデンエン、同じコースのNHKマイルCの覇者で
府中大好きテレグノシスは後方待機。

これらの強豪(?)を抑えて勝ったブリッシュラック、道中はハットトリックの
直ぐ後ろの位置取りでした。
4角で馬群の真ん中を突いた時は前が壁になりそーだったんですけどねぇ。
残り400mで前が開いてからジワジワと脚を伸ばして、坂を上がりきったところ
から一気に突き抜けましたね。
キレるから府中は向いていると調教師も言ってましたが、まさにビタッと
ハマった感じでした。

2着のアサクサデンエンはちょっと最後のロスが痛かったですね。
4角を周った時にはブリッシュラックの後ろに居たと思うんですけど、
ここから内に入れて馬群を捌きながらの追い込みでしたからねぇ。
スムーズだったらもっと良い勝負になってたかもしれなかったので、
もったいなかったですね。

3着にはこれまた香港馬のジョイフルウィナー。
調教師が、今の東京は内が伸びて外は伸びないからそれに合わせた作戦を
立てると言っていたのに、まんまと大外を周らされてしまいました。
長くいい脚を使えるから府中向きとも言ってましたが、それは当りでしたね。
ただ、キレ味がちょっと足りなかったかな。

オレハマッテルゼは10着ですか。
う~ん、距離かなぁ。
府中のマイルはスタミナもかなり要求されるしね。
残り200mぐらいで脚が上がっちゃってました。
え~っと、後は・・・
ダンスインザムードは5着でダイワメジャーが4着でハットトリックが13着で
テレグノシスが9着にメイショウボーラーが14着ですか。
殆どどれも見せ場らしい見せ場も作れませんでした。
短距離路線、主役の決定は秋に持ち越しですね。

ブリッシュラックは前走のチャンピオンズマイル優勝と合わせて、アジア・
マイル・チャレンジの100万ドルボーナスも獲得ですね。
チャンピオンズマイルの賞金が分からないけど、1分半×2で3億円近い
お金を稼いだわけですか・・・
そー考えると、競走馬になりたくなって来ました。(違っ!?)

K-1 WORLD GP 2006 IN SEOUL

2006-06-04 | 格闘技
はっきり言って、楽しみなカードは一つだけ。
なので全く期待しないで観ました。

てわけで、各試合の感想です。

○ピーター・アーツvs.堀 啓●
1Rこそ、堀がアグレッシブに攻めてたんですけどね。
力の差があり過ぎですね。
2Rになって強引に攻めて出たアーツの前に失神KO・・・
間違いの起こらない相手だと判断されちゃったんでしょうね。
アーツが強いと言うより、堀が弱すぎでした。

○中迫 強vs.ガオグライ・ゲーノラシン●
予想通りイマイチ噛み合わなかったですね。
体格のハンデがあるからガオは自分からは動けないですからね~。
かと言って中迫は積極性0だし・・・
しょっぼいタイミングだけのパンチでダウンしてしまってガオ判定負け・・・
試合も面白くなかったけど、結果も面白くなかったです。

○藤本 祐介vs.キム・ドンウック●
またしてもK-1にド素人参戦ですか・・・
そんな相手に判定でしか勝てない藤本もお話にならないですね。
てか、K-1のKって何でしたっけ?
今じゃすっかり意味が無くなってしまったよーな気がするんですけど。
いっそ、「デカイ」「デブ」「ド素人」を集めてD-1って別の大会でやって
くれると助かるんですけどねぇ。
もちろん観ませんが。

○レイ・セフォーvs.ルスラン・カラエフ●
今回、唯一楽しみだったカードです。
でもって、予想以上の凄いモノを見せてもらいました!
やっぱりこれがK-1ですよ。
リベンジをすべく、足技で積極的にペースを握るカラエフに対して、
パンチで少しずつ圧力をかけるセフォー。
いや~、シビレましたね。
最後は、組み際にセフォーが戦慄のブーメラン・フックを放ってカラエフを
失神KOで返り討ち。
くぁ~~、凄かった!

《準決勝》
○藤本 祐介vs.中迫 強●
武蔵と同門だけあって何もして来ない中迫に対して藤本がかなり積極的に
攻めてましたね。
ま、だから何だってレベルでしたけど・・・
それにしても、髪型を含め、中迫って何がやりたいんでしょ?
アピールだけじゃ勝てませんよ~。
てか、正道会館って・・・
「風林火山」って言葉がありますけど、正道会館の選手は「山山山山」ですね。
常に動かざる事・・・

○キム・ミンスvs.ムラッド・ボウジティ●
ダイジェストだったのでよく分からないけど、多分乱打戦でした。

《決勝》
○藤本 祐介vs.キム・ミンス●
いや~、別の意味で凄い試合でした。
これが地域予選の決勝なんですからねぇ・・・
最後はブンブン丸がまさしくブンブン振り回してKO勝ちでした。
これで藤本が開幕戦の切符を手に入れたわけですか・・・
ま、ちゃんと勝ち上がったんだから藤本には「おめでとう!」と言いたい
のですが、ここまでK-1のレベルが下がってる事を考えると、とてもじゃ
ないけど喜べませんね。

○チェ・ホンマンvs.セーム・シュルト●
今年、ここまで出ずっぱりのシュルトですが、流石に疲れが溜まってる
んじゃないですかねぇ。
ローが全然キレてなかったですよ。
ま、最後はホームタウン・ディシジョンをフルに活かしてチェ・ホンマンの
判定勝ちでした。
う~む・・・
アレで勝ちですか・・・
会場の凄い盛り上がりに反して思いっきり興醒めしたのはワタクシだけ?

てわけで、思ったとおりの酷い大会でした。
セフォーとカラエフの試合が最高だったから良いんですけどね。
後は延々、K-1のCMを観たんだと思う事にします。

ダ・ヴィンチ・コード

2006-06-03 | 映画 た行
6.5点 (10点満点。5点で普通。6点以上なら満足って感じです。)

世界中で大ベストセラーとなっている原作の映画化と言う事でかなり期待して
観ました。
もっちろんワタクシは原作未読・・・
ダ・ヴィンチが残した名画にどんな謎があるのか、それこそ観る前からドキドキの
ワクワクでした。

が・・・

ダ・ヴィンチの重要性低っ!?
原作でもこーなんですかねぇ?
何か、『ダ・ヴィンチ・コード』と言うよりは、『ロバート・ラングドン/最後の聖戦』
って感じだったんですけど・・・
しかもワタクシ、キリスト教の知識なんて殆どないので、劇中でバババッと
説明されても結構「何のことやら?」状態でして・・・
途中からは単なるお宝発見話として観る事にしました。

ま、それでも普通のサスペンス・スリラーとして十分には楽しめましたね。
細かいところを理解するのを途中で諦めたお陰で、ちょっと早すぎるくらいの
テンポも反ってスリルを味わうのに良い感じでしたしね。
多分、あのテンポだと、主人公と一緒になって謎解きしたり、キリスト教に
関する事柄を理解したりしよーとするとちょっと大変でしょ。
て、本来はそーやって観るタイプの作品だけど・・・
キリスト教の知識が無かったり、原作未読だったりな為について行けなくなる
よりはシンプルな見方で楽しんだ方が良いかな~と思いまして。
楽しめたので、作戦成功でした。

主演のトム・ハンクスは、まぁいつも通りでしたね。
ワタクシがアレコレ言うまでもなく、凄く上手な役者さんですから。
多分、あまりやってないタイプの役だと思うのですが、演技でも役作りでも
何の違和感もなかったです。
当然存在感はありますしね。
いつも通り、良かったと思います。
が、今回はそれ以上に共演のオドレイ・トトゥが良かったです。
てか、めっちゃ可愛かったです。(いつもの病気・・・)
警官隊に囲まれてる時の銃を床に置くシーンが最高でした。(お馬鹿)
いやいや、役にもハマってたしほんと良かったですよ。

で、今回一番目を惹いたのがポール・ベタニーですよ。
すっごく作って来たじゃないですかぁ。
こんなに出来るのかと、かなり驚きました。
『ウィンブルドン』の時に地味なんて言ってゴメンナサイ。
もの凄く見直しました。
他にも、『ロード・オブ・ザ・リング』の時は「この人、あまり上手くない?」
なんて疑ってしまったイアン・マッケランも流石に安定感がありました。
ジャン・レノは・・・ま、いつも通りと言う事で。

もっとダ・ヴィンチに関しての謎が大きくフューチャーされてると思っていた
ので、その辺はちょっと肩透かし。
史上初めてルーブル美術館で撮影した事も売りにしてたけど、美術品に興味が
ないワタクシにはぶっちゃけ、セットでも同じでした。
がまぁ、たっぷりお金と時間をかけて作っただけあってそれなりに見応えが
あったし、十分に楽しむ事が出来ました。

ちなみに例の探しモノはワタクシに聞いてくれれば直ぐに教えてあげれた
んですけどね~。
場所はトルコ南部のハティ共和国。
1. 神の息:「悔い改めて通れ」
2. 神の言葉:「神の足跡をたどれ」
3. 神の道:「獅子の頭から飛び降りて勇気を示せ」
以上、三つの試練をクリアすれば後は選ぶだけで御座います。
くれぐれもお間違いのないよーに。


ダ・ヴィンチ・コード@映画生活