ぶっちゃけ…独り言?

日記と言うよりも雑記…映画とか漫画の感想やらスポーツの観戦記やら、そりゃもう思いっきり雑記です。

麦の穂をゆらす風

2007-03-31 | 映画 ま行
6.5点 (10点満点。5点で普通。6点以上なら満足って感じです。)

2006年のカンヌ映画祭でパルム・ドールに輝いた作品だそーです。
なので、あまり期待しないで観ました。

えっ!?

いや~、どーもワタクシ、カンヌと相性悪くて・・・
て、ヨーロッパの映画賞はどれもあまり相性良くないんですけどね。

ただ、この映画は結構惹き込まれましたよ~。
ワタクシ、この時代のアイルランドを描いた映画と言えば、真っ先に思い浮かぶのは
リーアム・ニーソン主演の『マイケル・コリンズ』でして、然程興味があったわけ
ではない(むしろ無差別テロをやるよーな組織には嫌悪しか感じないし・・・)話にも
関らず、凄く見入った記憶があるんですよね~。
で、同じ題材を名匠と言われるケン・ローチ監督がどー仕上げたのかに注目してたの
ですが、率直に言って中々の出来&見応えだったかと。
最初から最後まで凄く丁寧に作られてた感じがしましたし、流石に名匠と呼ばれる
人が作った映画だなぁ~と思いました。
ま、丁寧すぎて、と言うかイギリス人の感性なのか、メリハリがもう一つって感じが
しないでもなかったですけど。

主演はキリアン・マーフィですね。
今まではあまり印象に無かったのですが、今回はこの人の持つ雰囲気が役にマッチ
してて凄く良かったと思います。
他の方は知らない人ばかりだったよーな気が・・・
こーゆータイプの作品の場合はその方がリアリティが増すので反って良かったですね。

こーゆー映画って少なからず監督の考え方がどこかに滲み出てしまうので、題材が
同じな『マイケル・コリンズ』と比べてみると面白いかもしれませんね。
で、そーゆー面で言えば、同じよーに今も現実として続く不毛な争いを描いたスピル
バーグの『ミュンヘン』よりもずっと上手くやってたと思いました。


麦の穂をゆらす風@映画生活

ナチョ・リブレ 覆面の神様

2007-03-29 | 映画 な行
3.5点 (10点満点。5点で普通。6点以上なら満足って感じです。)

ポスターやジャケのジャック・ブラックの姿を見て、大爆笑確定だと思ってたんですけどね~。
残念ながら悲しいくらいに笑えるところがなかったです。
てか、途中で飽きて、最後はウトウトと・・・

どーもですねぇ、ワタクシが求めてる笑いと違ったかなぁ~と。
この手の作品は、お馬鹿ギャグ連発してでも勢いで笑わせて欲しいのに、どちらかと言うとワタクシが苦手なヨーロッパ映画のよーな”間”で笑わせよーとしてたのが・・・
やっぱり、間よりは勢い、シュールよりも分かり易さ(幼稚という意味ではなく)、そーゆーギャグでドッカンドッカン笑わせて欲しかったですね。
あと、ストーリー的にもね・・・
プロットの時点で色々と可能性があってあれこれ詰めてみたものの、結果的にどれも上手く描けず反って散漫で中途半端になっちゃてた気がしました。

で、主演はジャック・ブラックですね。
見た目は反則スレスレの面白さでした。
やってる事も彼らしいと言えば、らしいのですが・・・
やっぱり見た目以上に笑えるギャグがなかったが痛かったですね。
共演者ではやっぱりアナ・デ・ラ・レゲラが中々の美人さんで良かったです。(ぉぃぉぃ)ちょっぴりウィノナ・ライダーに似てたよーな気もしたのはワタクシだけ?

にしても、笑えないコメディーって辛いですよね~。
最後の方、殆ど覚えてないもんなぁ・・・


ナチョ・リブレ 覆面の神様@映画生活

オープン・シーズン

2007-03-27 | 映画 あ行
5.5点 (10点満点。5点で普通。6点以上なら満足って感じです。)

ま、率直に言って単純に楽しかったです。

楽しかったんですけどね・・・
う~ん、飛び抜けて良かったかと言うとちょっと微妙で・・・

ストーリーにしてもキャラクターにしても”コレ!”って思える程のインパクトが
なかったんですよね。
どっちも極めて普通で、ある意味凄く分かり易いとも言えるんですけど。
まぁ、その辺はこの手の作品に初挑戦のソニー・ピクチャーズの戦略でも
あるんでしょうけどね。
取り敢えず確実に当てるために、ターゲットをお子様に絞って、先ずはお子様
を楽しませる事を前提に作ったんじゃないかと。

で、逆に言うと、そーゆー部分が大人のワタクシには物足りなさを感じずには
いられないんですよね。
例えばコミカルなシーンにしても、あまりにもベタで分かり易すぎるので、
せーぜー”ニヤッ”とか”フッ”とかするくらいで・・・
ピクサー作品のよーに、大人でも子供でも楽しめるポイントが満載ってわけに
は中々いかないんでしょうけど、もう少し大人でも楽しめるところが欲しかった
ですね。

ただ、CGに関しては予想外に頑張ってました。
キャラクターの作り込み度は、ピクサーほどじゃない(方向性自体違いましたし。)
にしても、ドリームワークスやFOXに引けを取らない出来だったし、背景の描写
もかなり細かいところまで作り込んでたと思いますよ。
中でも、激流下り(?)のシークエンスはめっちゃ凄かったです。
お陰でそれまでわりとボーっと観ていたワタクシも、あそこだけは思いっきり
画面に食いつきましたよ。
ほんと、凄く良い出来でしたね。

まぁ、ぶっちゃけ観る前はもっと面白くないと思ってました。
でも、予想以上には楽しめたので観て良かったかなぁ~と。
いつかワタクシの双子のおチビ達(姪)とキャッキャ言いながら観たいですね。
(叔父馬鹿全開中)


オープン・シーズン@映画生活

第37回 高松宮記念

2007-03-25 | 競馬
新スプリント王はスズカフェニックス!

G1馬が去年の覇者オレハマッテルゼだけと、超手薄なメンバーで行われた今年の
高松宮記念ですが、1番人気に推されたスズカフェニックスが快勝しました。
う~ん、やっぱりこのメンバーだと盛り上がりませんね~。
まぁ、8歳馬やG1善戦馬が勝っちゃうよりは、新しい主役が誕生して良かったかな。
勝ちっぷりも良かったし、今までもデビュー戦(ダ1400m重)以外は負けても大崩
してないので素質は高いのでしょう。
出来ればここから短距離王として君臨して欲しいですね。

2着はペールギュントですよ。
これ、かなり驚きました。
デビューからシンザン記念までは結構強かったし、評価も高かったんですけどね。
スプリングステークスでケチが付いて以来、約2年間まるっきりパッとしなかった
のに・・・
今回の2着、ワタクシ的にはさっぱり意味不明です。

3着はプリサイスマシーンでした。
ここで勝てなきゃいつ勝つんだって感じだったんですけどねぇ。
状態も良かったのに・・・
千二だと実は足りないとか、馬場に泣いたとか、考えられる理由は色々あります
けど、ペールギュントに競り負けたのはガッカリですね。

オレハマッテルゼ、シーイズトウショウ、マイネルスケルツィ、アンバージャック
と言った有力どころは見せ場すらなし・・・
ま、同じメンバーで10回レースやったら2着以下は毎回変わりそーですけどね。
良く言えば、力が拮抗してるって事なんだけど、実はドングリの背比べ・・・
もう少しレベルの高い短距離馬に出て来て貰わないと盛り上がらんですよ。

スズカフェニックスは順調に行けば次は安田記念ですよね?
あっさり勝ってくれちゃうと嬉しいんですけどね~。

亀田興毅vs.エベラルド・モラレス

2007-03-24 | 格闘技
フライ級復帰初戦の相手が去年ポンサクに4RTKOで負けたモラレスですか・・・
ま、本来の階級に戻ってどれだけのボクシングが出来るのか、それなりに注目して
観てみました。

結果的には3-0で結構大差の判定勝ちではあったのですが・・・
う~ん、どーなんでしょうねぇ。
結果は良いとして、ワタクシ的にはかなり内容が悪かったよーに思えたんですけど。

多分、強いパンチが打ちたいからなんでしょうけど、あのベタ足はダメでしょ。
「ここ!」って時に追えないし、逃げたい時に上手く逃げれてなかったですからねぇ。
やっぱりフットワークぐらいはちゃんと出来ないと・・・

あと、ディフェンスがガードだけってのもどーかと。
世界ランカーが相手になると、上半身ガチガチだと流石に当ててきますからね。
今までは相手にパンチがなかったり、技術が低かったりで、当てられる前もしくは
多少打たれてもパワーで強引に封じることが出来てましたけど、これからの相手は
そー簡単にはいきませんからね。
今日も何気にかなり貰ってましたし、それでリズムを崩されたり出足を止められたり
したからKOまで持っていけなかったんだと思いますよ。

攻撃面に関しては、カウンターは良かったですね。
でも、狙いすぎ・・・
もっとジャブ突いてリズムと距離作って相手を崩してからでも全然遅くないのに、倒し
たいもんだから始めからカウンター狙いですからね~。
せっかく一つ一つのパンチは良いのに台無しにしちゃう戦い方でしたね。
マサカリだか岡島だか知らないけど、あの左のロングも工夫して使わないと中々綺麗
に当たらないですよね。

てか、てっきり対ランダ2戦目のよーなボクシングで、レベルアップしてくるとばっかり
思ってたのに、また今までの亀スタイルに逆戻りしちゃって・・・
別にアウトボクシングをするべきだとは思わないけど、進化と言うよりは明らかに退化で、
正直かなりガッカリでした。

にしても、放送席は亀擁護に必死すぎ。
対ランダ1戦目のことがあるから、わざわざ「素人には分からない」的な言い回しで・・・
一般の視聴者やミーハーな亀ファンはともかく、それなりにボクシング観てる人なら
そこまで亀が圧倒してない事は一目瞭然なのにね~。

時をかける少女

2007-03-23 | 映画 た行
7.5点 (10点満点。5点で普通。6点以上なら満足って感じです。)

細田守×貞本義行×山本二三
この組み合わせを見て「熱っ!!」と思える人は間違いなくディープな人ですね。
宮崎駿の後継者として『ハウルの動く城』の監督になるはずだった(実際、ほぼ完成間近まで監督してたけど・・・)細田守。
『新世紀エヴァンゲリオン』や『ふしぎな海のナディア』などのキャラデザで名を馳せた貞本義行。
『未来少年コナン』以降、数々の宮崎駿作品で美術監督や背景を努めた山本二三。
一般的な知名度は低いかもしれないけど、知る人ぞ知る錚々たるメンツなわけですよ。
なんて、早速熱く語ってしまってますが、これではワタクシがディープだと・・・
ま、そんなわけでかなり楽しみに観させて頂きました。

う~ん、面白かったですよぉ、かなり!

原作が凄く有名で多くの人に読まれてる上に、既に実写で映画化されこれまたヒットしていたので、この作品をアニメでどー作るのか、ひじょ~に興味があったんですけど、いやはや流石は若手No.1と言われる細田守ですね。
ちゃんとアニメと弁えて作ってるところが、潔いし上手くいってたと思いますよ。
単純にまんまで作っても意味ないし、それこそ原作や実写との比較はアニメにとってハンデ以外の何者でもないですから。
多分、細田監督もそーゆー事は分かっていたので、敢えて舞台を変え、更にこーゆーアニメならではの表現や描写を全面に出したんでしょうね。
はっきり言って、大正解だったかと。
メリハリの効いた演出もお見事で、画面内の空気がそのまま観てる側にも伝わってくるよーな感じがしました。

で、それを支えてたのが、かなり高いレベルだった背景画ですよね。
お金も時間も間違いなくジブリほどかかっていないけど、少なくとも『ハウルの動く城』や『ゲド戦記』には負けてなかったですよ。
キャラデザも、実は人物の描き分けが苦手な貞本義行にしてはかなり頑張って一人一人違う個性を持ったキャラクターになってたんじゃないですかねぇ。
髪型や服が違うだけってのが当たり前の、アニメ&漫画の世界では結構しっかりと描き分けてたと思います。
ただ・・・
ちょ~っと作画がヨレてたところがあったのは残念でした。
ま、完成がギリギリだったみたいだし、宮崎駿監督のよーに公開をズラす事も出来ないから、動画チームはかなり大変だったでしょうけどね。
まぁそれでも、話自体が面白くて惹き込まれたのでそれ程気にはなりませんでした。

キャストは・・・
ワタクシの見覚えのない名前ばかり(原沙知絵がギリギリ・・・)だったので、恐らく声優が本業の方々ではないんでしょうね。
てか、日本人なら俳優よりも声優の方が多く知ってるワタクシって・・・
ま、最近の悪しき慣習と化した「露骨な有名タレント起用」をしてなかっただけでも良しとしましょう。
違和感も然程なかったですしね。

てわけで、かなり楽しめたこの作品。
細田監督の才能(彼だけじゃないけど。)を改めて思い知らされると共に、細田版の『ハウルの動く城』が観れなかったことが心底残念に思えました。

にしても、アニメの事を語るとついつい長く・・・
今年のテーマは「長文は書かない。出来る限り500文字以内に纏める。」だったのに・・・
気が付けば、いつにも増して長文・乱文・・・
これでもかなり抑えて書いたつもりなのになぁ・・・
まぁ、今更言っても遅いかもしれないけど、ワタクシ決してディープな人間ではないので誤解のないよーに。


時をかける少女@映画生活

7セカンズ

2007-03-21 | 映画 さ行
6点 (10点満点。5点で普通。6点以上なら満足って感じです。)

スナイプスの大運動会という、最悪なネーミングの企画の第三弾です。
第一弾の『ザ・マークスマン』が微妙な出来だったので、第二弾の『デトネイター』
はスルーしちゃいました。
本当はコレも観るつもりなかったのですが、ちょい前に観たウェズリー出演の
『カオス』が中々面白かったので、もう一度ウェズリーに賭けてみました。

うん、中々面白かったですよ、この作品。
何か久しぶりにウェズリーのちゃんとしたアクション見た気がしました。
タイプ的には、ガイ・リッチー監督辺りがやりそーな感じでしたね。
それにもう少し肉体アクションを入れたってとこかなぁ。
まぁ、作り込みが甘くてせっかくのプロットの良さを活かしきれてないところが
いかにもウェズリー主演作って感じでしたけど。
その分(?)、B級のわりに(だからこそ?)はアクションシーンに力が入ってたので、
ワタクシ的にはそれなりに楽しめました。
オチが丸見えなのは如何にもB級でしたけどね。

で、主演はウェズリー・スナイプスですね。
どんなに格好つけても決して格好良く見えず、たまに「あれ?臭い?」なんて思わ
されたりするのですが、まぁウェズリーですから。(暴言連発)
上記したよーに、久しぶりにちゃんとしたアクションが見れたのでワタクシ的には
オッケーです。
共演のタムジン・アウスウェイトはちょっぴりワタクシの好みでした。(お馬鹿)
軍人で美人なんてかなりの萌え要素ですよ。(病気)

まぁそんなわけで、ちゃんと楽しめた事は楽しめたのですが、やっぱりこの手の
映画ってストーリーや展開の巧妙さで魅せて欲しいですよね。
多分、まんまの設定でガイ・リッチー監督に撮らせたら、もっと面白くなった気が
しないでも・・・


スナイプスの大運動会 7セカンズ@映画生活

WBA世界フライ級タイトルマッチ

2007-03-20 | 格闘技
既に階級を上げる事が決まっている王者パーラが、何と軽量をパス出来ず試合
前にベルト剥奪と、いきなりケチが付いてしまったこのタイトルマッチですが、
坂田健史が4度目の挑戦でついに世界チャンピオンの座を手に入れました。

てか、パーラ・・・
元々減量に苦しんではいたけど、やる気なさすぎでしょ~。

で、試合の方ですが・・・
序盤から積極的に前に出る坂田に対して、左のリードを当てて捌くパーラ。
何気にこの左がやっかいでめちゃ上手い上にダウン取る程じゃないにしても、
パワーが結構あるんですよね。
有効打が倍くらいパーラの方が多いので、こりゃ過去2回と同じ展開になるかと
思ってたら・・・
2Rに坂田のパンチがパーラのボディを捕らえ始め、やけにパーラが苦しそうに
してて気が付きました。
確かにリミットオーバーしてたけど、何かそれ以上に全然締まってないんですけど、
身体が・・・
も、もしかして、トレーニングすらロクにしてないんじゃ・・・
結局、3Rのゴングが鳴ってもパーラがコーナーから出て来ず、坂田のTKO勝利。
なんだかなぁ・・・

ま~ねぇ、どんな形でも勝ちは勝ちだし(たとえジャッジを買っててもね。)、坂田は
過去3度負けはしても僅差の判定でしたからね。
特にバスケス戦は海外での挑戦な上にあの出合い頭のダウンさえなければ勝って
たと思えるくらいの内容でしたし、実力的にはチャンピオンに相応しいレベルだと
思いますよ。
ま、諦めずに頑張り続けた素晴らしい勝利と言っても良いでしょう。
次はもう一人の因縁の相手、暫定王者のバスケスとの対戦ですね。
是非とも気持ち良く勝ってもらいましょう。

’07 F1オーストラリアGP

2007-03-18 | F1
キミ・ライコネン、開幕戦をポール・トゥ・ウィンで制覇!

てなわけで、今年もF1が始まりました。
でもって、フェラーリに移籍したキミがいきなりの優勝。
ティフォシのワタクシとしては、そりゃもう一人だんじり祭状態で大騒ぎ&大喜び
となるはずなのですが・・・

うわぁ~~ん、開幕戦見逃しましたぁ!

そーですよね・・・
時差がほぼないオーストラリアGPは昼間の放送ですよね。
せっかく・・・
せっかく昨日の予選で既に最高潮の気分だったのに・・・
ほんと、やってもうたって感じです。

ま、そんなわけでご贔屓チームの結果に対しての感想で御座います。

開幕前のテストからかなりのポテンシャルを発揮していた今年のフェラーリですが、
やはり下馬評通りに速いみたいですね。
先ずは一安心です。
で、キミ。
実は2,3年前からワタクシ的には”一番速い現役ドライバー”だと思ってました。
なので、実力的には何の心配も無しで、後はフェラーリとのマッチング次第だろう
なぁ~と思ってましたが、まさか開幕戦でいきなり勝つとはね~。
マイケルの後継者として最高の人選だったという自信が確信に変わりました。
マッサは予選のトラブルが響いて最後尾スタートながら6位フィニッシュ。
まぁ、上出来でしょ。

Hondaは予選も本戦も散々だったみたいですね。
もしかして、ワタクシがHondaからBMWへの移籍(車の買い替え)を検討したせい
でしょうか・・・

予選で予想外の大健闘を見せてくれたスーパーアグリは・・・
琢磨が12位で、デビッドソンが16位ですか。
走ってるとこ見てないから何とも言えませんが、大幅に順位が落ちてるわけじゃ
ないから、ちゃんと戦えてたんでしょうね。
こりゃ今年はいっぱい熱くなれそーです。

てなわけで、せっかくの開幕戦を、せっかくのキミ&フェラーリの初優勝を、見逃す
という大失態を演じてしまったワタクシですが、ティフォシ魂全開で今年も行きたい
と思います。
もちろん、大和魂も。

カオス

2007-03-17 | 映画 か行
6.5点 (10点満点。5点で普通。6点以上なら満足って感じです。)

何と『ユージュアル・サスペクツ』以来の完璧なシナリオだそーですよ。
監督のトニー・ジグリオは第二のブライアン・シンガーと称されてるとか・・・
何でそーやって自らハードル上げちゃうかなぁ。

この作品ですねぇ、結構面白いんですよ。
脚本にしてもそれなりに練られてましたしね。
途中で若干の中弛みがあったものの、全体的にはテンポも良くて飽きさせなかったし、この手のB級映画としてはかなり良い出来だとは思いました。

ただ・・・

『ユージュアル・サスペクツ』ほど完璧だったかと言うとそれはちょっと言いすぎかと。
どーもですねぇ、カオス理論とオチありきで作られたのが露骨に出ちゃってるんですよね。
それに振り回されちゃったというか・・・
お陰で先が見えちゃったり、都合が良すぎるシーンや台詞があったりと、緊張感を削がれてしまうところもあったかなぁ~と。

ま、そんな事よりも、ワタクシがもっとも言いたいのはキャストの事ですよ。
ジェイソン・ステイサムとウェズリー・スナイプスとライアン・フィリップの競演!
これ、B級映画好きには堪りませんよ。
白人と黒人のB級アクション・スターが共演してるだけでなく、B級イケメン・スターまで同じ映画で観れるなんて、これほど嬉しくて熱いことはないですよね。
で、ワタクシなりにこのB級三大スターの共演が実現した裏側を推察してみると・・・

《以下ワタクシの妄想です(しかも暴言込み)》
この作品の製作チームにとって最高の脚本が完成し、最高の映画に仕上がると確信した彼らが、最高のヒットを目指して選んだのは・・・
ブルース・ウィリスとデンゼル・ワシントンとレオナルド・ディカプリオだったんですね~。
これなら間違いなく世界的大ヒットが見込めるはず、と思った彼らだったのだが・・・
残念なことに、そんなA級三大スターのギャラを払えるほどの製作費は集めらず・・・
そこで、プロデューサーは考えたわけですよ。
「ブルースの代わりか・・・ったく、あのハゲめ、ギャラが高すぎるんだよ!」
「ん?ハゲ?そー言えば最近、”最強のハゲ”なんて言われてコアな映画ファンの間で絶大な人気を得てる奴が居たな!」
「となると、デンゼルの代わりは昔から”廉価版デンゼル”としてB級映画で活躍してるアイツで良いんじゃないか!」
「じゃ~レオの代わりは、演技もそれなりに出来てルックスもアイドル系なのに、人気もギャラも微妙なままの彼がピッタリだ!」
かくしてジェイソン&ウェズリー&ライアンという、ある意味絶妙なキャスティングが実現したわけであります。

なんて事(↑)が恐らくあったんじゃないかと。(あるはずない!)
ま、「最初は○○をキャスティングしてた。」とか、「○○が降板して××になった。」
なんて話はよくある事だし、こーゆー妄想も楽しいので。(ぉぃぉぃ)
ちょびっと暴言も吐いてしまってますが、あくまでもネタであって、愛情溢れる暴言なので、それぞれの大ファンの方々も笑ってスルーして下さいまし。(滝汗)

そんなわけでこの作品、『ユージュアル・サスペクツ』と比べてしまうとかなり厳しい気も
しましたが、キャスティングと作品の出来は少なくとも『インサイド・マン』には負けてなかったと思います。
ワタクシ的満足度はむしろこっちの方が上ですしね。


カオス@映画生活