ぶっちゃけ…独り言?

日記と言うよりも雑記…映画とか漫画の感想やらスポーツの観戦記やら、そりゃもう思いっきり雑記です。

白鯨との闘い

2016-08-07 | 映画 は行
4.5点(10点満点。5点で普通。6点以上なら満足って感じです。)

いや~、あの映画史に残る伝説の名作『白鯨』が今の技術で蘇ってすっごいことになってる作品なのかなぁ~と。
そりゃもう、ドッキドキのワックワクで観させて頂いたのですがぁ・・・

うん、間違えた。

えっとぉ、うっかりネタバレ覚悟で言っちゃいますと・・ぶっちゃけ、思ってた以上に白鯨と闘ってなかったかと。
まぁ、原題が『IN THE HEART OF THE SEA』なので、全ては的外れな邦題付けた日本のワーナーBros.の担当者の責任なわけですね。
ほんと、何がどーなってこーなったのか、てか、何でいつもいつも日本の配給会社はセンスない邦題を平気で付けてしまうのか・・・
でもって、何でワタクシは毎度毎度それに騙されてしまうのか・・なんてことを思いつつ、じゃ~実際にはどんな映画だったかと言うとぉ・・・
ま、言ってみれば、バレーボールに顔書いて名前を付けちゃう系の映画でした。
で、これがまた壮絶なお話だったんですね~。
しかも実話とか。
ただ、壮絶は壮絶でもワタクシが求めていた壮絶とは壮絶違いだったわけで・・・
しかも、いかにもロン・ハワード監督的なザックリとした、深いとか浅いとか関係なく、おおよそ描きたいこと描けてれば後はオッケー的な部分がガッツリ出ちゃってるから、どーも観ていてもも一つ気持ちが入っていかないんですよね~。
決して雑ってわけじゃないんですけどねぇ。
最終的には色んな面で消化不良となっちゃいました。

主演はクリス・ヘムズワース。
特にコレといったものはないんですが、まぁ、良かったんじゃないでしょうか。
共演はベンジャミン・ウォーカーにキリアン・マーフィにトム・ホランドにベン・ウィショー。
まぁ、皆さん良かったんじゃないですかね~。(うん、なんかテキトーだ)

てわけで、どんだけすっごいスペクタクルなアクションが観れるかと期待したものの、まんまと玉砕してしまったこの作品。
クジラでの玉砕はクジラでしか取り返せないので、久しぶりに『スタートレックIV 故郷への長い道』でも観てみよーかと思います。

バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生

2016-06-03 | 映画 は行
5.5点(10点満点。5点で普通。6点以上なら満足って感じです。)

元々アメコミで唯一大好きで、『スーパーマン リターンズ』でリーブ版に負けないくらいワタクシを楽しませてくれたものの、『マン・オブ・スティール』でちぃ~っとがっかりさせられたスーパーマンと、元々全然好きじゃなかったものの、『バットマン ビギンズ』『ダークナイト』『ダークナイト ライジング』とワタクシを満足させまくってくれたバットマンがついに同じ物語の中で観れるなんて、そりゃもうwktkせざるを得ないわけで、ぶっちゃけ、そーとー楽しみにしておりました。
で、それだけハードル上げて観てどーだったかと言うと・・・

う~~~ん、微妙。

正直ですねぇ、ワタクシは全くノレませんでした。
てか、もちっとエンタメ性高いのかなぁ~と。
DC版の『アベンジャーズ』だとばっかり思ってたんですよね~。
お祭り騒ぎ的な。

がっ・・・

思ってた以上に・・てか、思いもしなかった程ガチな作品に・・・
てか、取り敢えず全編にわたって暗いやら重いやらで・・・
でもって、テンポもあまり良いとは言えない感じで、ず~っとモッサリしたままモッサリと進んでいくし・・・
ぶっちゃけ、姐さんが出てくるまでワクワク感の欠片もなくて、ワタクシ的にはどこでどー楽しんだら良いのやらって感じでした。
やっぱりですねぇ、言ってもマンガなんですから、荒唐無稽でもデタラメでも良いのでテンション上げまくって欲しかったですね。
まぁ、続編あるみたいなので、次はその辺やり過ぎてもらいましょうか。

主演はベン・アフレック。
ぶっちゃけ、ベン・アフレックはどっこまで行ってもベン・アフレックだと思っていましたが、たまぁ~~~にそーじゃない時もあるのかなぁ~と。
正直ワタクシ、某田岡監督ばりに今作の最大の不安要素だと思っていたので、まぁ、思ってたよりも悪くないなぁ~ってのが正直なところでした。
共演はヘンリー・カヴィル。
まぁ、クラークでありスーパーマンですよね。
コミック版には一番近い気がしますけど、ぶっちゃけ、ワタクシはあまり好きではないんですよね~。
あとは、エイミー・アダムスにジェシー・アイゼンバーグにダイアン・レインにローレンス・フィッシュバーンにジェレミー・アイアンズにホリー・ハンターとまぁ、豪華な面々なわりにそれほど活かしきれてなかったよーな・・・
てか、ダイアンが劣化しすぎてたのは気のせいでしょうか。

てわけで、結構期待して観たものの、まんまと玉砕してしまったこの作品。
そんな中で唯一良かったのが・・・
あの・・出来るだけバレないよーにしたいのですが、無理っぽいのでバレ嫌な人は要注意ってことで、あのスティービー・・じゃなくて、ワンダーな女性ですよね。
うん、ぶっちゃけ、ワンダーウーマンだけは良かったです。
が、それと同時にDCのヒーローチームには大いなる不安が・・・
だって、どーやらほっとんど誰も知らないっすもん、ワタクシ。
ぶっちゃけ、フラッシュ以外は誰が誰やら・・・


バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生|映画情報のぴあ映画生活

バケモノの子

2015-09-07 | 映画 は行
7点(10点満点。5点で普通。6点以上なら満足って感じです。)

『デジモンアドベンチャー/ぼくらのウォーゲーム!』『ONE PIECE ワンピース THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島』『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』と、常にワタクシの期待にガッツリと応えてくれる細田守監督の最新作で御座います。
なので、今回も期待しまくり・・と言いたいところなのですが、どーもテーマ的にも世界観的にもワタクシには合わないかなぁ~なんて思ったりも・・・
まぁ、いつも通り極力事前情報入れてなかったので、ほぼほぼ先入観というか食わず嫌い的な・・・
そんな感じでち~っとばかり後ろ向きなところもありつつ観たのですが・・・

うん、面白かったです。

傑作・・とまでは言いませんけど、結構な良作で御座いました。
てかまぁ、相変わらずの細田節って言うんですかね~。
それなりにしっかりしたテーマを持ちつつも、エンタメ性はたっぷり盛り込んでちゃんと娯楽作品の王道に乗っけてるところは流石だなぁ~と。
ぶっちゃけ、多少安っぽく多少無理矢理なストーリー展開だったにも関わらず、有無を言わせない(くもない?)演出力はある意味、宮崎駿にも通じるものが・・あるかもしれないなぁ~なんて思ったり。
ってまぁ、ツッコもうと思えばいくらでもツッコめるんですけどね。
良いか悪いかは別として、テイストは違いつつも方法論はいつもと同じで、その中で最終的には細田な作品に仕上がってたって感じですかね。
まぁ、宮崎でも高畑でも庵野でも、名の通ってる監督は皆そーゆーところはありますから。
と言いつつ、彼らはその上で更なる引き出しも持っていて、毎回新しい面も見せてくれるわけですが・・・
そーゆー意味では、そろそろ細田監督の別の面なんかも見てみたいかなぁ~と。
ま、それは次の作品に期待しましょうか。

で、作画も相変わらずのクオリティ。
格闘シーンはもちろん、群衆のシーンなんかも細かいところまでよ~~く動いてましたし、背景やら美術やらはこれまた相変わらずの超美麗。
ま、クレジット見たら見覚えのある大層な名前がチラホラ出ていたので、そりゃクオリティも上がるわなぁ~と一人納得。
それでいてヒット作連発でお金も時間も今まで以上に使えるよーになってるでしょうからね~。
『ハウルの動く城』事件であわやアニメ界から干されそーになった細田監督がここまで来たなんて、何とも感慨深いものが・・って、大袈裟ですね。

てわけで、今回もバッチリ期待に応えてくれた細田監督。
もしかしたら押井×今敏的な、しかもそれが上手くいってない方向の作品なんじゃないかと、劇場行くのを躊躇していたのですが、ほんと、観に行って良かったです。
まぁ、ちみっと感動も出来る、細田流『もののけ千尋の神隠し』って感じの映画で御座いました。


バケモノの子@ぴあ映画生活

ベイマックス

2015-03-17 | 映画 は行
7.5点(10点満点。5点で普通。6点以上なら満足って感じです。)

アナと雪の女王』に続いて全世界で大ヒット。
しかも、評判も上々の上とくれば、そりゃもう期待せずにはいられないってわけで、テンションSUPER MONKEY'S・・もとい、MAX・・いやいや、テンション”ベイ”マックスで(もはや何のことだか・・・)で観させて頂きました。
とは言っても、まぁ、いくら何でも『アナ雪』ほどのことにはなってないだろーと、それなりに冷静な部分もしっかりと持ち合わせつつの観賞と相成りました。
で、どーだったかと言うと・・・

うん、最高!

率直に、そーとー面白かったです。
まぁ、好みで言ったら『アナ雪』なんですけど、それはそれこれはこれってわけで、ほんと、めっちゃ楽しませて頂きました。
ぶっちゃけ、ストーリー的にはですね、そんなたいそーなものじゃないですよね。
ありありがちがち、色んなところでよ~~く見かける、ほっとんど捻りのない・・て、何かこき下ろしてる風なこと言っちゃってますが、良く言えば鉄板なお話ってことで。
鉄板のストーリーに、メリハリの効いた、でもって1秒もダレさせず、最後までテンポ良く見せきってしまうんだから、作品としての出来もそーと良いなぁ~と。
正直、ワタクシ的にはこれで楽しまずして何で楽しむってくらい、楽しみまくりでアッ・・っという間の102分で御座いました。

映像的にも・・・
もうリアリティーがどーこーいうレベルじゃないですよね、とっくに。
リアルに描こーと思えばどこまでもリアルに出来ちゃいますし、もはやそーゆー次元で勝負する気もなく、表現として必要なことを必要な方向で突き詰めて作ってるってとこでしょう。
物語の世界観ともビタッとマッチしてましたし、CG的に「おやおや?」って思うところも「ゼロがっいいゼロになろー♪」で全く気になるところなし。
思いっきりこのお話の中に没頭することが出来ました。
ほんと、ひとこと言わせて頂きたいですね。

ジョン・ラセター、有難う!

てわけで、またしても目一杯楽しませて頂いてしまったジョン・ラセター作品。(敢えてこー言わせて頂きたい。)
宮崎駿が長編映画から引退した今、宮ロスからワタクシの心の隙間を埋めてくれるのは彼しか居ないんじゃないかと。
てか、思い切って言っちゃいますけど、傾きかけてる、沈みかけてるジブリを救えるのは彼しか居ないんじゃないかと。
ジョン・ラセター製作総指揮によるジブリ作品、そんな夢(妄想?てか暴想?)を抱きつつ、次回作も楽しみに待たせて頂きます。


ベイマックス@ぴあ映画生活

ホビット 竜に奪われた王国

2014-04-29 | 映画 は行
7点(10点満点。5点で普通。6点以上なら満足って感じです。)

前作が思いがけない面白さでワタクシ的満足度も上々だったので、第二章となる今作もじゅ~~ぶん期待して観させて頂きました。
てかまぁ、よっぽどのことがない限りずっこけることもないだろーなぁ~と。
で、どーだったかと言うと・・・

うん、うん、うん、面白かったです。

やっぱりですねぇ、世界観がきっちりと確立・描写されてる映画は観る側の入り込み度が大幅に違いますよね。
出だしからワクワク感がMAXHeartで、隅から隅まで目一杯楽しめて・・って、思いがけず(しつこい!)前作と同じこと言っちゃってますけど、ぶっちゃけ、同じよーな感想なんですよね~。
いー感じにアトラクションで、いー感じにお話も面白くて、いー感じに『LOTR』を感じさせて、これと言ってツッコミどころもなく全編で楽しめてしまうと。
でもって、若干の冗長っぷりもこれまでどーり、ジャクソンらしさの裏返しってわけでして、唯一のツッコミどころって感じですかね。
ま、それはそれ、これはこれ(どれ?)として、シリーズの中継ぎとして十分に役割を果たし十分に面白い作品で御座いました。

主演は主演はマーティン・フリーマン。
いや~、今回も完璧なホビットぶり。
これまでも、そしてこれからも、彼以上のホビット俳優は出てこないんじゃないかと。
てか、もしかしたら本当にホビットなのかもしれませんね。
共演はイアン・マッケランにリチャード・アーミティッジにベネディクト・カンバーバッチにエヴァンジェリン・リリー。
でもって、満を持して登場のオーランド・ブルーム。
いっやぁ~~~、やっぱりハマってますよね~。
めっさ格好良かったです。

てわけで、またしても中つ国の御伽噺を堪能させて頂いたこの作品。
ま、ぶっちゃけ、この作品の中でワタクシ的に一番インパクトがあったのは竜があまりにもおっかなかったってことですかね~。
ワタクシの知る竜はもっと真っ白なモフモフで犬みたいな顔した怖さの欠片もない・・・


ホビット 竜に奪われた王国@ぴあ映画生活

ホビット 思いがけない冒険

2014-03-25 | 映画 は行
7点(10点満点。5点で普通。6点以上なら満足って感じです。)

っとぉ、最近ちょいちょい第二章のCMを目にするなぁ~と思いつつ、ふと気付いたわけですよ、この作品が思いがけない積みDになっちゃってたのを・・・
いっやぁ~~、すっかり忘れてました。
ったく・・・
ま、そんなわけで第二章を観る前に大至急な観賞となった次第で御座います。
で、率直な感想は・・・

う~~~~~ん、面白い。

やっぱりですねぇ、世界観がきっちりと確立・描写されてる映画は観る側の入り込み度が大幅に違いますよね。
出だしからワクワク感がMAXHeartで、隅から隅まで目一杯楽しめてしまいました。
ま、ワタクシ如きが言うのも何ですが、『LotR』三部作とひっくるめてファンタジー映画の最高峰と言っちゃって良いんじゃないかと。
ほんと、映画って本当に良いものですね~って思えちゃう作品(シリーズ)ですね。
ただ・・・
ぶっちゃけ、冗長な感も否めなかったかなぁ~と思わなくも・・・
まぁ、原作ありきなので、原作に沿えば沿うほど尺が長くなるのは仕方ないんですけどね。
それでも演出次第でコンパクトにイケるところは極力コンパクトにして・・とか・・・
てまぁ、そーゆーところも含めて、いかにもピーター・ジャクソンな作品で御座いました。

主演はマーティン・フリーマン。
いや~、イライジャ・ウッドに負けずとも劣らない、てか、むしろウッド以上になかなかのホビットっぷりでした。
もはや今後は何をやってもビルボにしか見えません。
共演はイアン・マッケランにリチャード・アーミティッジ、更にはケイト・ブランシェットやイアン・ホルムやクリストファー・リーやヒューゴ・ウィーヴィングやイライジャ・ウッドやアンディ・サーキスあたりもチラホラと。
もちろん皆あっちの世界の住人なので何の不満も御座いませんでした。

てわけで、再び中つ国の御伽噺を堪能させて頂いたこの作品。
ま、強いてツッコミを入れさせてもらうなら、ゴルフの起源は棍法術最強の流派チャク家流の創始者・宗家二代・呉竜府なんですけどね。(参考文献民明書房刊)

ビザンチウム

2014-01-16 | 映画 は行
4.5点(10点満点。5点で普通。6点以上なら満足って感じです。)

『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』以降、そこそこの作品を世に出しているのに、いまいち・・と言うか、20年近く低空飛行(当社比)を続けてしまっているニール・ジョーダン監督が復活の狼煙を上げるべく挑んだ(当社推測)『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』以来のヴァンパイア映画で御座います。
なので、当然の如く『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』を期待してしまったわけですが・・・

う~~ん、よく分からん。

えっとですねぇ、取り敢えず序盤から淡々としてます。
でもって、中盤も淡々と過ぎ去って行きます。
そして、終盤も淡々と・・て、感じで最初から最後まで淡々タンタン坦々で、ぶっちゃけ、ワタクシ的には何をどー楽しんだら良いのかさっぱりぱりで御座いました。
いやまぁ、やりたいことは分かるんですけどね。
ただ、それがもひとつ伝わらないと言うか、上手く表現出来てなかったと言うか・・・
『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』的なドラマチック吸血鬼映画を目指したんでしょうけど、残念ながら劣化『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』と言うのも勿体無いくらいの微妙な出来だったかなぁ~と。
まぁ、単純に色々といま一つ二つ三つぐらい浅いんですよね。
なので、結局ラストも感動出来ず・・・
てか、あそこに落としたいならもちっと違うプロセスを辿ったほうが良かったよーな気がしました。

主演はシアーシャ・ローナン。
ラブリーボーン』以降、美少女女優としてぼちぼちキャリアを積んでいるよーですが、ぶっちゃけ、ワタクシ的には・・・
キッドマンのよーなダダンダンダダン(T2風)な女優が好きなワタクシにはちと薄味過ぎるよーで御座います。
まぁ、今回のよーな役にはこれ以上ないくらジャストフィットなんですけどね。
共演はジェマ・アータートンにサム・ライリー。
ジェマは『プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂』の時には”劣化ゼタ=ジョーンズ”なんて言っちゃいましたけど、今回はそんな印象も受けず、妖艶っぷりが中々に良い感じでしたし、サム・ライリーは相変わらずどんな役でもきっちりそれっぽく仕上げてきて流石で御座いました。

てわけで、何気に結構な期待を抱いて観た今作だったのですが、残念ながらあまり楽しむことが出来ず・・・
ま、兎にも角にも、欧米人はよっぽどヴァンパイアが好きなんだなぁ~と。
日本でこれだけ何度も何度も題材として取り上げられる妖怪って・・ちと思いつきませぬ。


ビザンチウム@ぴあ映画生活

パシフィック・リム

2013-12-11 | 映画 は行
4点(10点満点。5点で普通。6点以上なら満足って感じです。)

ヘルボーイシリーズ、『パンズ・ラビリンス』のギレルモ・デル・トロ監督によるSFアクション超大作で御座います。
世のエイガスキーな方々からの評価とは裏腹に、ワタクシ的には然程ハマることのなかった監督作なので、今回もどーかなぁ~と・・・
ま、でも、今回のよーな作品はわりと直球ど真ん中で勝負してくれれば良いタイプですし、恐らくはたっぷりとお金をかけた映像を武器に直球をど真ん中に投げ込んでくれるんじゃないかと、それなりに楽しみに観させて頂きました。
てか、実は他にも色々と不安要素があったりはしたんですけどね。
で、正直な感想は・・・

うん、微妙・・てか、ど真ん中にもほどがある。

実際、嫌いじゃないんですけどね~。
取り敢えず、思ってた通り、CGは超ド迫力でそれだけでも一見の価値ありではありました。
ただ、残念ながら・・それだけ。
いや、まぁ、こーゆー映画なんだから何も考えずアトラクションに乗っかっちゃうのが正解だっては分かってるんですけどね。
分かっているんですけど、乗り切れず・・・
てか、よくまぁ、最初から最後までど真ん中で勝負し続けたなぁ~と。
で、ど真ん中はど真ん中なんですけど、それなりに小細工は満載だったりして、そーゆーのも嫌いじゃないはずなのですが・・・
う~ん、結局はどれもこれもファストボールだったと言うか、緩急とかメリハリとかに激しく欠けていて、しかも冗長で、結局よくある大味なSFアクション・・いわゆるSFアクション超大味作でしかなかったかなぁ~と。
ま、既視感ありあり過ぎて引いてしまったってのもワタクシ的には敗因でした。

主演はチャーリー・ハナム。
う~ん、特に印象も・・・
共演はイドリス・エルバに菊地凛子にチャーリー・デイにロブ・カジンスキーにマックス・マーティーニに芦田愛菜にロン・パールマン・・・
まぁ、正直誰も印象に残るよーな感じは・・・
っと、菊地凛子はヒドすぎて、逆の意味で強烈に印象に残りました。

てわけで、残念ながら今回も世間の評価に反してワタクシには合わなかったデル・トロ監督作品。
ま、でも、これ観たら実写版『マクロス』は映像的には十分イケるんじゃないかなぁ~と思えたので、それが最大の収穫。
て、河森さんが深く関ってない時点でやらかす可能性の方が高いですよね。
うん、不安。


パシフィック・リム@ぴあ映画生活

フライト

2013-06-27 | 映画 は行
6.5点(10点満点。5点で普通。6点以上なら満足って感じです。)

ワタクシ的にわりとハズレの少ないデンゼンル・ワシントンの主演作。
でもって、何より、あのロバート・ゼメキスの『キャスト・アウェイ』以来12年ぶりの実写映画監督作なので、そりゃもう楽しみにするなと言うのが無理無理無理なわけですよ。
などと言いつつも、ふと振り返ってみると、前作が『キャスト・アウェイ』で、その前が『ホワット・ライズ・ビニース』で、その前が『コンタクト』と、よ~~~~く考えてみると結構微妙と言うかやらかしてると言うか・・・
ま、それでも、『フォレスト・ガンプ』や『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズのよーにキレっキレな作品であることを信じつつ観たわけですが・・・

うん、まぁ、十分面白かったです。

面白かったんですけどぉ・・・
ぶ~っちゃけ、期待したほどでもなかったですかね~。
まぁ、やり方としては『フォレスト・ガンプ』をもちっとスケールダウンさせた感じ(分かりずらっ!)ですかね。
なので、映画への惹き込まれかたもず~っと浅い感じ。
お話は面白いし、見せ方も展開の仕方もそれなりに面白いのに、爆発力がないと言うか・・・
正直、ワタクシとしてはせっかくのゼメキス&デンゼルだったので、もっともっともっと圧倒して欲しかったんですよね~、ドラマとして。
ところどころ”ぐわっ”とくるところもあったので、そこから更に上にイカなかったのが、ちっと残念と言うか、勿体なかったですね。

で、主演はデンゼル・ワシントン。
まぁ、いつも通りですよね。
凝ったことはやってませんけど、役にはきっちりフィットしてたと思います。
共演はドン・チードルにケリー・ライリーにジョン・グッドマンにメリッサ・レオと、中々渋くて実力のある面々。
ま、それぞれがそれぞれに良かったんじゃないでしょうか。

てわけで、ちゃんと面白かったものの、期待値が高かったので物足りなさも否めなかったこの作品。
ただ、ワタクシ的にはこれがゼメキスの実写映画復帰の序章だと捉えて、次以降に激しく期待したいと思います。
先ずは『ロマンシング・ストーン2』(もちろん『ナイルの宝石』は無いことになってます。)辺りでお願いしたいですね。


フライト@ぴあ映画生活

BLACK & WHITE

2013-04-12 | 映画 は行
4.5点(10点満点。5点で普通。6点以上なら満足って感じです。)

CIAの腕利きエージェント・コンビが持てるものをフル活用して一人の美女を取り合う・・なんて、聞いただけで面白すぎる、面白いこと確定な設定だったので、けぇ~~っこう楽しみにしてたんですよね~、この作品。
なのに・・・

う~ん、イマイチ。

とにかく、全体的に笑いが足りないんですよね~。
やりたい事は分かるし、お約束といえばお約束なネタもちゃんと入れてる(むしろそれだけ?)のですが、なぁ~んか、もひとつ笑えなくて・・・
いや、まぁ、なんとなくニマニマは出来てるんですよ。
ただ、ストーリーにしてもネタにしてもひじょ~に単調でメリハリがなくて一本調子なんですよね~。
ワタクシ的にはもちっとニマニマしたりニヤニヤしたりクスクスしたりゲラゲラしたり、色んなテンションで楽しみたかったです。

主演はリース・ウィザースプーン。
うん、色んな意味でいつも通り・・と言いたいところですが、何気に老けてきましたよね~。
まぁ、猪木イズムはいつも通りでした。
共演はクリス・パインにトム・ハーディ。
うん、地味。(暴言1)
クリスはオドネルだかパインだか区別つかないし、ハーディに至ってたボチボチ出演作観てるはずなのに初お目見えとしか・・・(暴言2)
ま、闘魂が出すぎててラブコメヒロイン分が不足勝ちなリースの惹きたて役としてはピッタリでしたかね。(色々と大暴言)

てわけで、笑う気満々で観たこの作品。
残念ながら爆笑はなし。
まぁ、コメディとして突き抜けないのは、ある意味、マックG監督らしいですよね。