京都で、着物暮らし 

京の街には着物姿が増えています。実に奥が深く、教えられることがいっぱい。着物とその周辺について綴ります。

映画『はんなり』

2007年11月28日 | 着物あれこれ
ご近所のことで忙中なのですが無理して見て来ました。

無理した甲斐があった映画でした。
現代における京都の花街のドキュメントとしては、すぐれた作品だったと思います。

カメラワークが実に美しく、外からの視点(ハリウッド)何割か加わっていることがよかった。
また、先に直にお目にかかった杉葉子氏が偶然にもパンフで日米交流のメッセージをLAから寄せておられました.
『さゆり』が京都人からすれば酷い作品だった(フィクションとはいえ)ので、この作品は女性監督のリベンジとも思えるものでした。
芸妓を芸で自立する女性の職業のひとつとして捉え、衣装やその周辺の伝統工芸伝統文化の側面もクローズアップすることも忘れない監督の視点。

当然ながら全編着物尽くし。お姐さんの付け下げ着物姿にうっとり。
踊りの会でお見受けるする有名なお姐さんも、知っているお方もあったり、ご当地映画どした

またこの間お目にかかって色々お教えいただいた銀座の泰三さまもご出演でした。
お名前のクレジットを確認したくってパンフまで購入したことでした

     

 http://www.asahi.com/kansai/entertainment/news/OSK200711220057.html

  11月25日(日)~30(金)京都シネマ 午前10時~
   『はんなり』
   「本当の日本花街を知ってほしい。」というハリウッドの日本人女性監督の強い思いで京都の花街のドキュメンタリーを撮影。私たちの知っている京都だけではなく、その奥の奥の世界まで覗いてみてください(京都シネマより)

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