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OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

素直に聴ける石川優子

2021-01-21 19:11:29 | ニューミュージック

Kiss me すうぃ~と c/w セピア色の物語 / 石川優子 (ラジオシティ)

掲載したのは石川優子がブレイクする直前だった昭和55(1980)年晩秋に出したシングル盤で、特に作詞:三浦徳子&作編曲:大村雅朗とクレジットされたA面曲「Kiss me すうぃ~と」のAOR系歌謡ロックな歌いっぷりは痛快でした♪♪~♪

なにしろ彼女には安定した歌唱力と恵まれたルックスがありましたから、後は時代にアクセスした楽曲さえあればっ!?

なぁ~んて、なんとも不遜な事をサイケおやじは思っていたところに出たのが、この「Kiss me すうぃ~と」でして、まず特筆しておきたいのが、歌詞の生臭みと申しましょうか、付き合い始めた男が忘れていった手帳の中身には、知らない女の名前が、びっしりと……!?!

みたいな、如何にもの事情から女心が揺らいでしまうという、ありがちな下世話感に満たされていながら、石川優子は持ち前のフレッシュな歌声で、アップテンポに作編曲されたメロディを節回すんですから、たまりません。

そして、ここで大村雅朗が提供した作編曲の素晴らしさは圧巻と申しましょうか、もちろんサイケおやじの好みにジャストミートしているだけと言われれば、反論も苦しくなるんですが、タイトでヘヴィなリズム隊、執拗に弾けるギターのリフとアドリブソロ、低音重視のストリングスとキーボードの存在感にキャッチーなメロディが負けていないという、その雰囲気はユーミンの様でもあり、松田聖子の諸作にも通底するところは確かにありますが、そこは流石に石川優子!

可愛さ余って憎さ百倍!?

とは申しませんが、いゃ~~、実に歌謡曲の本質を滲ませたニューミュージックに仕上がっていますよ♪♪~♪

そして、その意味でも素敵なのがB面に収録された彼女の自作曲「セピア色の物語」で、歌詞の中身はA面曲「Kiss me すうぃ~と」の後日譚? 

という雰囲気も濃厚ではありますが、それを頭サビのキャッチーなメロディで聞かせる楽曲の良さが、これまた大村雅朗の附したソウル系AORなアレンジで歌われるとなれば、ますます石川優子の魅力にどっぷりと惹き込まれるというわけです♪♪~♪

皆様ご存知のとおり、彼女は次作「シンデレラサマー」のメガヒットによって幅広い人気を集めるのですが、そこに至るまでの楽曲も決して侮れないと思っています。

以前にも書きましたが、石川優子はシンガーソングライターでもあり、キュートなボーカリストでもあり、だからこその中途半端さがマイナス要因と云われる事も確かにありますが、そこに安心感があるのも揺るぎない真実です。

こんな逼塞した現在の世界で、どれほど彼女の歌に有用性があるのかは、それこそ議論の対象にさえならないとは思いますが、聴きたくなった時に素直に聴くという行為が似合うのも、石川優子の魅力じゃ~ないでしょうか。

本日も独断の偏見、失礼致しました <(_ _)>


これがリンダの初ライブ盤なんてっ!?

2021-01-17 20:33:03 | Rock

Linda Ronstadt Live In Hollywood (Rhino = CD)

  01 I Can't Let Go 
  02 It's so Easy 
  03 Willin' 
  04 Just One Look 
  05 Blue Bayou 
  06 あてにならない恋 / Faithless Love 
  07 涙がいっぱい / Hurt so Bad 
  08 私はついていない / Poor Poor Pitiful Me 
  09 悪いあなた / You're No Good 
  10 お願いだから / How Do I Make You 
  11 Back in the U.S.A. 
  12 ならず者 / Desperado
  13 Band Introductions

現状のコロナ禍は様々な悪癖を露呈しつつ、世界を混乱させるばかりですが、しかしっ!

だからこそ、そんな中にも自分に出来る事から、少しでも楽しい時間を作る努力こそが必要なのではなかろうか……?

なぁ~んて、例によって回りくどい言い訳を弄しつつ、本日は買いっぱなしになっていた様々なブツを開封してみれば、あぁ……、なんてバチアタリな自分を感じるばかりでありました。

で、そんな中から本日ご紹介するのは、既に2年ほど前に発売されていたリンダ・ロンシュタットの発掘ライブ音源を収めたCDで、振り返ってみれば、驚くなかれ、これが彼女にとっては初めての公式ライブアルバムになるんですから、やっぱり驚いてしまいますよねぇ~~!?!

なにしろ、これが録られたのは、1980年4月24日、つまりはニューウェイヴ風味も滲ませた新作アルバム「激愛 / Mud Love (Asylum)」を発売したばかりの頃という、彼女にとってはロック路線の全盛期というわけですから、いやはやなんとも、当時の制作側の意図は何故に?

ってなもんでしょうか。

ですから、上記した収録演目には前述した新作アルバム「激愛 / Mud Love (Asylum)」からの新曲披露は当然が必然で、いきなりのド頭「I Can't Let Go」はオリジナルがイーヴン・サンズのブルーアイドソウルと言うよりも、広くホリーズのカバーバージョンで知られる、本気でワクワクさせられる名曲ですし、「涙がいっぱい / Hurt so Bad」にしても、これまたリトル・アンソニー&ジ・インペリアルズが 1965年に放った往年のバラードながら、リンダ・ロンシュタットは如何にもの力強い歌いっぷりでロックに昇華させているのは流石と思います。

ただし、それゆえに演奏や歌唱が幾分荒っぽく、ですから彼女の新曲オリジナル「お願いだから / How Do I Make You」が、なんとなく当時流行りのニューウェヴ系パワーポップの焼き直しっぽく聴こえるあたりは賛否両論でしょうか……。

その意味で「It's so Easy」「Willin'」「Just One Look」「あてにならない恋 / Faithless Love」「私はついていない / Poor Poor Pitiful Me」「悪いあなた / You're No Good」「Back in the U.S.A.」「ならず者 / Desperado」いう、彼女のファンならずとも、一度ば耳にしたであろう人気演目には心置きなく浮かれさせられるわけですが、しかし、それでも既に述べたとおり、やはり時代はニューウェイヴ期という事でしょうか、何れもテンポアップされたが故のエグ味にサイケおやじは幾分の???が……。

ですから、オーラスの「ならず者 / Desperado」をハードボイルドに歌ってくれるリンダ・ロンシュタットが尚更に愛おしい♪♪~♪

と書いてしまえば、贔屓の引き倒しになりましょうか……。

でもねぇ……、それでもサイケおやじは聴いてしまうんですよ、このアルバムを繰り返してっ!

もちろん、ライブ盤を出してくれるんであれば、1970年代物を望むのが本音なんですけどねぇ~~、それは言わないのが本日のお約束ということで (^^;

ちなみに演奏メンバーは最後の最後に紹介され、ダン・ダグモア(g)、ダニー・コーチマー(g)、ケニー・エドワーズ(g,banjo,vo)、ビル・ペイン(key)、ボブ・グローブ(b)、ラス・カンケル(ds)、そしてバックコーラスにはプロデュースも担当したピーター・アッシャーとウェンディ・ウォルドマンが参加しているという素敵な面々の存在も嬉しいところではありますが、どこかしらニューウェイヴを意識したかの様なプレイは、これまた賛否別れるところかもしれません。

最後になりましたが、実はこの音源はテレビ放送映像からリスマターしたらしく、選曲にはリンダ・ロンシュタット本人が関わっているという事ですから、納得するしかないわけですが、その映像に関しても以前にDVD化されていますので、併せてお楽しみいただければと思います。

ただし、音質的には、このCDが優れていますし、デジパック仕様のジャケットも味わい深いんじゃ~ないでしょうか (^^♪

ということで、今日は未開封のブツをあれやこれやと取り出し、眺めていただけで楽しくなりました♪♪~♪

楽しい事を作っていくのが人生だと思っているサイケおやじとしては、これもひとつのコロナ禍対策と思い込んでいるのでした。


災厄…

2021-01-16 19:26:44 | サイケおやじの日常

う~ん、私用のメインPCが昼前から全くネットに接続しなくなりました……。

自宅のルーターが不調なのか……?

現在、頼りになるのはスマホだけという有様です (>_<)

なんか……、メールも全壊したような……。

ど~にか復旧させるべく、苦闘しております <(_ _)>


本日は愚痴、ご容赦お願い致します <(_ _)>

2021-01-15 19:28:29 | サイケおやじの日常

リモートで議論して、喧嘩腰っては、みっともない……。

それを自覚していながら、熱くなってしまう自分が情けないです……。

それでも、ちょっとばかりの救いになればと、頑張っているのは自己満足と笑われて、尚更に反抗したくなるわけでして……。

サイケおやじにも、意気地はあるっ!


生き残る残酷

2021-01-14 19:49:43 | Weblog

先行きの見えない状況……。

残念ながら、打開するには、それなりの犠牲を覚悟せねばならず、迷っています。

それは、決して自分だけの選択ではないはすなのに、政治屋どもの「お気楽」には呆れ果てますねぇ……。

失礼致しました <(_ _)>


陰性だったよ ♪

2021-01-13 19:08:38 | Weblog

いゃ~~、昨日ご報告したとおりの事態からPCR検査を受けた結果は、セーフでした。

結局、その場の参集者も全員が感染していなかったそうで、ほっとしました。

正直、本日は自室にて自主隔離で仕事してましたが、テレワークってのは尚更に監視されている感じで馴染めません……。

普通の日常のありがたさを再認識させられました。

さあ、明日から再出発!


そんなバカな…!?

2021-01-12 19:48:40 | Weblog

昼過ぎから所謂「コロナ対策会議」ってやつに呼び出され、末席に連なって夕刻に戻ったんですが……。

驚いた事には、その場に参集していた関係者の感染が確認されるという、とんでもないオチが知らされました。

で、速攻でPCR検査を受けてきた次第です。

もちろん、症状の自覚は全くありませんが、ど~なるのか予断を許さないのが本当のところです (>_<)

ど~か、皆様もご自愛ください。

失礼致しました <(_ _)>