■ちょっと好奇心 / 矢野良子 (RCA)

フィギュアスケートのザギトワが、なんとっ!
17歳にして実質的な引退というニュースには、流石に驚かされました。
そりゃ~、最近のロシアには有望な若手が世界へ羽ばたいている現状があるにせよ、ザギトワ本人だって、まだまだ17歳でしょう。世間的にはバリバリの若手のはずが、フィギュアスケートの世界では、体形の変化とか、あるいは気力の衰えがあるという事が報道の中から知らされてみれば、なにやら同情を禁じえません。
うむ、先日のファイナル大会をテレビで見ていたら、確かにザギトワは他の選手に比べて巨乳だし、グラマー美女の道へまっしぐらっ!?
そんな印象がありましたからねぇ~~、さもありなんと言えば、それまでなんですけど、今後はアイスショウの世界でトップの活躍を見せて欲しいものですし、年齢的には老け込むなんて事は絶対に無いはずで、むしろ新しい道を選ぶチャンスは若いほど沢山の選択肢がありますからねぇ~~。
さて、そんなこんなから思い出したのが、昭和56(1981)年に本日掲載のシングル盤でアイドルデビューした矢野良子です。
もちろん彼女は当時のアイドル王道とも云うべきテレビのスカウト番組「スター誕生」出身だったんですが、実は年齢が既に21歳だったという事もあり、超ミニスカの衣装からの美脚の美味しそうなイメージは、他の女の子アイドルからは感じられないセクシーさが滲み出ていましたので、サイケおやじはテレビで見た瞬間から気になる存在になったんですが、その時は前述の年齢の件は知る由もなく、後にその真実に突き当たった時には、思わず唸りましたですねぇ~~♪
う~ん、あのナチュラルなフェロモンとセクシーな美脚は、その所為だったのかぁ~~♪
という、例によって如何にもサイケおやじ的な「好き好きアイドル物語」ではありますが、しかし肝心の歌の世界も侮れませんよっ!
それは作詞:阿久悠&作曲:中村泰士が提供した極上のアイドル歌謡ポップスであり、ちょいとオールディズ風味を生かした戸塚修のアレンジもニクイばかり♪♪~♪
歌詞の内容は、所謂アブナイ好奇心ってやつなんですが、その純情がちょいと時代的に古いタイプのメロディラインに乗せられていますから、矢野良子の年齢的な問題(?)についても、微妙にクリアされているような気がしますし、なによりも間奏のパートでは彼女の電話の会話で語られる台詞が、気恥ずかしくも胸キュンの極みつき♪♪~♪
これまたナチュラルだと思いたい彼女の声質のぶりっ子フィーリングが、既に述べたとおりのルックスに倒錯的なイメージを付与するんですから、たまりません♪♪~♪
そんなふうに思い込んでしまうのは、サイケおやじだけかもしれませんが、どうぞ皆様には一度でも彼女が歌う「ちょっと好奇心」を聴き、またミニスカ姿の映像をご覧いただければ、それなりにご理解いただけるものと願うのが本音であります。
ちなみに彼女はシングル盤を全部で4枚ほど残していて、確か以前にCD化もされていたと記憶しておりますので、よろしくです。
ということで、冒頭の話に戻れば、矢野良子はアイドルになりたくて会社勤めを辞めてまで芸能界に入ったそうですから、ザギトワだって、まだまだ花を咲かせるのは、これからでしょう。
また、花のあるうちにフィギュアスケートの競技第一線から退くという決断も、ファンには納得されるべきものと思います。
願わくば、後はブクブクと太って欲しくはないと、身勝手に希望しているのでした。