■ひとねむり / 南沙織 (CBSソニー)
ネット時代になって、世間を飛び交う情報量は飛躍的に巨大化し、それはそれで歓迎すべき事だと思います。
しかし付随して根拠の無い誹謗中傷が、匿名性を絶好の隠れ蓑にして無責任に流されるのは、例え悪い冗談にしても、納得出来無い皆様が多かろうと推察しております。
実は今更、こういう事を書いてしまったのは、サイケおやじのネット上の盟友たる七四式氏の消息について、ご自身が運営されるサイトの掲示板が荒れているからに他なりません。
このプログやサイケおやじの本サイト「サイケおやじ館」を訪れて下さる皆様であれば、きっとご存じだろうと思いますが、七四式氏はネットの超人気サイト「地下画廊 / 新・浅草十二階」を長らく運営され、そこで無料掲載されているオリジナルの絵物語は、同じ趣味の愛好者には、まさにネット世界の桃源郷♪♪~♪
しかもアップのスピートが早く、常に意欲的な創作活動は、決してレベルが下がる事の無い驚異的な素晴らしさ!!
ですから加速度的にファンが増殖し、今日に至っているわけですが、ところが本年初頭から突如として更新が滞り、そこからご本人の消息や正体が云々され、ついには前述したとおり、掲示板では死亡説まで飛び交う状況は、個人的に心が痛むものです。
もちろん告白すれば、サイケおやじも七四式氏の消息については心配し、このままでは世界遺産とも言うべき件のサイトが消滅してしまう危惧にとらわれ、様々な方策を巡らしていました。
その過程にはメールだけではありますが、やはりネットでの盟友諸氏にアドバイスをお願いしていた事は言うまでもありません。
ちなみに話しは前後しましたが、七四式氏とサイケおやじは、あくまでもネットでだけの人間関係であり、実生活では一面識もありません。
そして知りあったのは、サイケおやじが「地下画廊 / 新・浅草十二階」を訪れ、掲示板で交流するようになってからですし、その中で投稿していた自分なりの思い出や感想を七四式氏のご厚意により、ご自身のサイトに素晴らしい挿絵付きで掲載していただき、その発展系として、様々なご指導を仰ぎながら、いよいよ拙サイトの開設となった経緯があります。
また前述した盟友諸氏についても同様、そこに集う中で交流を深め、既に前世紀末からのつきあいになっているわけですが……。
そんな中での七四式氏といえば、時には仕事が多忙、またある時には様々なトラブルを抱えているという日常が盟友サイト、そして拙サイトの掲示板で書きこまれ、しかしご本人の創作意欲は些かの衰えも感じられなかったのですから、今回の沈黙が各方面に多様な憶測を呼んでいるのも、ムベなるかなと思います。
ところが、これは七四式氏のプライベートな事情にも関与するわけですが、件の沈黙期に入って以降も、拙サイトの掲示板には時たまの書き込みがあり、どうやら長期の海外滞在から、先日は帰国されたという事情が明かされているのです。
ただし何らかの事情により、それをご自身管理の掲示板に書き込まないというところから、大袈裟に言えば騒動になりかかっているわけで……。
この問題について、以降は言い訳とは思いますが、何故にサイケおやじがそうした七四式氏のファンの心配を無視する形をとっていたかと言えば、それはご本人があえて自ら管理される掲示板で表明する事の無いものと、既に実践されているからに他なりません。
一般的にホームページの管理運営が滞るのは、いろんな要因がありますが、結論としては管理人が更新出来ない事情によるものでしょう。
例えば、「ヤル気が無くなった」、あるいは「やりたくても多種多様な障害がある」等々の理由の中でも、特に後者はPCトラブルやネット関連の諸問題、さらには創作時間の欠如や経済的な問題……。
中には病気や法的拘束、人間関係の縺れや家庭問題等々も、大きな要因になろうかと思います。
ちなみに、こういう事を書いているサイケおやじにしても、ご存じのとおり、「サイケおやじ館」の更新が全く止まっている現状があり、それについて弁明させていただければ、HP制作ソフトの不具合が大きな理由です。
ほとんど全て、作ったページが何をやってもアップ出来ないんですねぇ……。
それとサイトを始めた頃のサイケおやじは、実に久しぶりのひとり暮らし、つまり単身赴任に近い生活で自分の時間が自由になり、大好きなエッチ物やエロ系文章の「つれづれなるままに」が出来たんですが、今はそれも不可能な状況に逆戻りで、ど~しようもありません。
つまり周囲の監視が厳しく、平たく言えば家族の一員としての責任を負わされた立場としては、エロ映画等々の楽しみに耽溺する時間も、なかなか確保出来ないというわけです。
おそらくは七四式氏も、似たような立場に追い込まれているのかもしれません。
思えば現代はスマホがあれば、世界中の情報が簡単に入手出来ますし、自分の意見も簡単に世の中に発信出来る時代です。
しかし七四式氏の創作は、やはり本格的なPCがあってこそ、完璧な世界に到達出来るのでしょう。
その意味で、ご本人のサイトが更新されないという状況も、なにかしらの納得が得られるように思います。
さて、そこでようやく本日の1枚ですが、そういう状況の中でなんとなく浮かんでしまったという、些か苦しいチョイスでしょうか。
昭和の歌謡アイドルとしては今も不滅の南沙織が昭和50(1975)年に出した、これが哀切の名曲名唱♪♪~♪
さりげなく どうぞ
包んで 欲しいのよ
ためらいがち いまは
なにも 言えない
という、些か自嘲気味な始まりから、全篇に悔悟の情が仄かに滲む告白調の作詞は、人気絶頂のラジオDJにして創作活動もやっていた落合恵子が綴ったものですし、寄り添うが如きジンワリとしたメロディは筒美京平畢生の作と思います。
また林哲司のアレンジが、これまた当時の歌謡フォークでは王道路線♪♪~♪
サビで印象に残る、おそらくは南沙織のひとり二重唱も、実に良いですねぇ~~♪
ということで、本日は相当に偉そうな事ばっかり書いてしまい、その例によっての独断と偏見に辟易される皆様には、申し訳ない気持です。
しかし、ここまで書いて言うのも苦しいんですが、七四式氏の消息云々については、やはり静観するのがベストじゃ~ないでしょうか?
もちろん願わくば、あの素晴らしい創作の新展開は大いに期待しています。
ただ、何かを作り出すというのは、凄いエネルギーが必要なわけですし、だからこその沈黙も大切でしょう。
きっと七四式氏は「ひとねむり」しているにちがいない!
また、七四式氏は、とても律義な性格だと、サイケおやじは思っていますので、きっと再び、素晴らしい新作に接する機会はやって来る!
そう、思うばかりです。
コメントありがとうございます。
そうですね、これまでの事を思い返しても、今はゴタゴタしたくありません。
人と人との出会いは、時空の奇蹟であり、それが自分にとって良いものであれば、何時までも大切にしたいですし、「感謝」は、まさにそれだと思います。
白川様のサイト同様楽しまさせていただきました。
そこでサイケ様もお知り合いになれました。
私は父母の病気の関係でご無沙汰、白川様の所も会員ではなくなりました。(すいません!)
ただとても感謝しております。
何やらもう終わった、死亡だの書かれてるようですが、一分除きほのぼのとした掲示板だった
のになんか残念です。
落ち着いたらまた頻繁のお伺いしたいし、復活気長に私は待ちます。