OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

笑顔の必然と大切

2021-04-02 19:31:47 | 歌謡曲

スマイル・フォー・ミー / 河合奈保子 (日本コロムビア)

昨日は諸々のトラブルが多発した新年度初日ではありましたが、やはり新しきスタートラインに立った新人達への挨拶らしきものを宣もうたサイケおやじとしては、こんな世相だからこそ、慎ましくてもよいから「笑顔」を大切にして欲しいという希望を伝えたつもりなんですが、ど~だったのかなぁ~~ (^^;

正直、自分が若い頃の事を回想しても、年寄りの挨拶なんてものへの共感は半分以下だったわけでして、それでも所謂業務命令として心に留める努力は、それなりにしていたというテイタラクを告白すべきなんですが……、それはそれとして、やはり「笑顔」ってのは第一印象とか人間関係においては大切だと思いますねぇ~~。

ただし所謂「ニヤける」のはご法度ですが (^^;

さて、そこで本日のお題は説明不要、河合奈保子が昭和56(1981)年に放った、そのものスバリの曲タイトル「スマイル・フォー・ミー」であります。

しかし、最初に告白しておかなければならないのは、作詞:竜真知子&作曲:馬飼野康二、そして編曲:大村雅朗という制作スタッフの狙いが明らかに松田聖子っぽい曲調にモロ出しという仕上がりで、サイケおやじには面白くありませんでした。

ところがテレビの歌番組で接した河合奈保子のパフォーマンスは、これまた(?)そのものスバリの笑顔満点の愛くるしさで持ち前の歌唱力を存分に発揮していたのですから、ちょいと媚びたと思われたプロデュースは結果的に大成功だったんですねぇ~~!

それは、あれやこれやと小理屈を重ねる以前の問題として、「笑顔」という行為行動が如何に素敵なものなのかっ!

という、実にシンプルな真実に帰結するのだと思うばかりです (^^♪

そりゃ~確かに、この世に生かされているかぎり、笑っている事よりも、無表情か仏頂面をしている場合が多いのも間違いの無い事実であり、笑ってはいけない場合での態度とか、空気を読めない「ニヤケ」、そして笑って誤魔化すという日本人が十八番の仕草についても、一概に決めつける事は出来ないわけですが、それでも「笑顔」の素敵さは不滅でしょう。

ただし、近年のテレビバラエティなんかで出演者が矢鱈と自分達だけが笑っている演出は最低であり……。

そのあたりの線引きは非情に難しいのも現実でありましょう (^^;

ということで、この世は笑って過ごせれば大いに結構ではありますが、辛い事があってからの笑いだって、大切な宝物と思っているのでした。

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