OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

ほんとの気持の奥の細道

2017-04-06 19:31:27 | 歌謡曲
ほんとの気持を / 那須あけみ (ローヤル)

今でこそ珍しくもないインディーズレーベルも、それが昭和歌謡曲の世界では殊更有名なのが「ローヤルレコード」かもしれません。

もちろんそこから誕生したメガヒット盤は無いと思われますが、しかし中古屋での狩盤活動に勤しんでいると、今日まで星の数ほど出されていたシングル盤が決してコロムビアやテイチク、キングやビクター等々の大手レーベル以外のところで作られたブツに遭遇する事が度々で、その代表格が、おそらくは昭和50年代中頃まで存在していたであろう「ローヤルレコード」なのです。

しかし、サイケおやじは、決してその実態を知っていませんし、昭和40年代後半では、失礼ながら捨値盤コーナーでも売れ残っていたブツが大多数であり、当然ながら有名な歌手やグループは極僅か……。

ですから、サイケおやじの私有盤で同レーベルのシングル盤は、中古屋で邂逅した時の瞬時な直感によってゲットしたブツばかりで、それゆえにあまり自分の感性に合ったものも、これまた極僅かの中にあって、本日掲載の1枚は、そのA面「ほんとの気持を」が、もしかしたら、裏名盤じゃ~ないか!?

とまで思う時もあるんですが、それも気の迷いと諭されれば……。

それでも、あえてご紹介させていただければ、件の「ほんとの気持を」は作詞:川内康範&作曲:三佳令二、そして編曲:荒木圭男が企図した、なかなかビートの効いたポップス歌謡♪♪~♪

那須あけみの歌いっぷりも、ちょっぴり美空ひばりに影響された感じで、もちろん女王ひばりには到底近づく事も出来てはいませんが、それゆえにこの「ほんとの気持」を美空ひばりが歌ったら!?

と不遜な事をサイケおやじに夢想させてしまっただけでも、このレコードが作られ、手元にやって来た運命を感じてしまうほどです。

ちなみに発売されたのは昭和45(1970)年で、那須あけみについてはテレビ等々でも接した記憶が無く、当然ながらこのレコードに出会うまでは楽曲そのものも未聴でしたので、彼女についても知るところが全くありません。

それでも岡田可愛が質量感を増したようなルックスとムチムチした肢体は正直、気になりますねぇ~~♪

ということで最近、どマイナーちっくなレコード紹介が続いておりますが、そ~した音源がちょっぴりでも復刻されますよう、祈りを込めている次第です。

奥の細道は、まだまだ続いています。
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2 コメント

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足美人! (名無しの権平)
2017-04-06 20:26:50
おでこの子守唄1969年12月 / RA-1114Royal作詞川内康範,作曲三佳令二,編曲荒木圭男

B その日まで
作詞川内康範,作曲三佳令二,編曲荒木圭男

私も気になり、多分ファーストシングルではないでしょうか…?
ジャケデザインに魅入られ即購入しました。
確かに歌唱力は絶品のぶるいでしょう?
最大の魅力は腰をおろし、くの字に曲げた御御足が長く
なかなかの足美人ではなかろうかと…
返信する
Unknown (Unknown)
2021-10-20 19:31:47
「名古屋行進曲 c/w 名古屋の夜」と言うタイトルのシングル盤を発見!多分デビュー曲と思われます。
黛ジュンの声に似てますね。
返信する

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