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サイケおやじの生活と音楽

この人だぁ~れ part-159:一条恵三奈 ~ ちょっぴり懐メロ

2024-06-21 17:19:13 | 歌謡曲

恋は未完成 / 一条恵三奈 (クラウン)

掲載したのは例によって以前、某ネットオークションから纏め落札出来たシングル盤の山から掘り出した1枚なんですが、結論から述べさせていただければ、ここに収録のA面曲「恋は未完成」のサウンドプロデュースが発売された昭和61(1986)年11月とは……、ど~しても思えないほどに往年のアイドル歌謡ポップスに仕上がっていたという、それはそれでサイケおやじには嬉しい邂逅でありました (^^♪

なにしろ、それは作詞:中谷純平&作曲:大田伸二郎という、個人的には馴染みのないソングライターコンビからの提供作品であり、既に述べたとおり、そのイメージは丸っきり、1970年代アイドルの雰囲気がそのまんまという、アップテンポで屈託の無い乙女心の片思いラブソングなんですねぇ~~♪

竜崎孝路のアレンジも、一応はデジタル風味を塗してはありますが、基本は例えば当時の林寛子が歌ったしても違和感が無いと思えるほどの昭和50年代前半のフレイバーに満ちており、しかも歌っている一条恵三奈の歌唱スタイルが幾分不安定さを滲ませてしまうもんですから、いゃ~~、これはこれでアイドルマニアの琴線に触れる事を狙っていたんじゃ~ないでしょうか (^^♪

しっかりとジャケットスリーブを確認すれば、曲タイトルの「未完成」の部分に「シューベルト」なぁ~んてルビが振ってあるのもニクイところですねっ!

う~ん、今となってはオンタイムでの空振りが尚更に愛おしい♪♪~♪

ということで、温故知新が染み込んでいるのは決してサイケおやじだけではないはずで、だからこそ、こ~ゆ~企画が試されたと思えば、これもひとつのオールディズ歌謡なのかもしれません (^^♪

一条恵三奈は「この人」シリーズに分類しておりますが、良いものは廃れないという信念こそが、大切と思うばかりです。

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