OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

Strawberry Taste Forever

2023-11-04 17:07:27 | 歌謡曲

いちご娘 c/w いちごの恋 / アイリーン (サンリオレコード)

掲載したのは、アグネス・チャンの実姉として一時期、日本でも芸能活動をやっていたアイリーンが歌ったシングル盤なんですが、これが全く素性の知れないコレクターズアイテムなんでしょうか……?

まず、製作が「サンリオレコード」になっており、ジャケットスリーブ下部に小さくではありますが、著作権表記が「Yamanashi Silk Center Co.,Ltd.」、つまりはキャラクター商品等々でお馴染みの「サンリオ」の前身会社であった「山梨シルクセンター」になっているところからして、これは当時から「いちご」のキャラクターデザインをヒット商品にしていた同社の宣材レコードだったんじゃ~ないのか?

と、まあ……、そんな推測もしているわけですが、確かに収録両面2曲共が「いちご」関連の歌になっていますし、このブツそのものに価格表記も見当たらないところからして、当たらずいえども遠からず???

そして肝心の収録曲は、A面「いちご娘」が作詞:岩谷時子&作曲:いずみたくのクレジットに偽り無しという、これがミディアムテンポのソフトロック歌謡であり、幾分カタコトな節回しを披露するアイリーンの爽やかにして程好い胸キュン感を滲ませた歌唱こそは、安心印のサンリオ歌謡 (^^)

一方、作詞:ヒロコ・ムトー&作曲:いずみたくが提供のB面曲「いちごの恋」は、せつない歌詞にマイナーメロディがジャストミートしたミディアムテンポのポップス歌謡であり、ツボを外さないアイリーンの歌唱はA面曲「いちご娘」以上の出来栄えと思うばかり (^^)

曲想としてはGS歌謡に近いムードで、カラオケパートで派手(?)にグルーヴするエレキベースも個人的な好みという事もありますが、やはりアイリーンの抑えた節回しが実にイイ感じであります (^^)

で、気になる制作時期に関しては、おそらく昭和46(1971)年と思われますが、その頃のアリーンは渡辺プロとの契約、そして日本における公式レコーディング活動がスタートしていたわけですから、微妙なタイミングで世に出たという推察は易いところでしょうか?

ちなみにサイケおやじが掲載盤を入手したのは本年、例によって某ネットオークションで纏め落札出来たシングル盤の山から掘り出した1枚ですから、ここまでの記述は当て推量の域を出ない事、お断りさせていただきます <(_ _)>

ということで、本日は完全に季節外れの暑さ!?!

思わず冷蔵庫の中で忘れられていたアイスを取り出してみたら、これがイチゴ味だったもんですから、偶然が必然として、掲載盤を思い出してしまったというわけです (^^)

うむ、イチゴ味は不滅かなぁ~~♪

コメント
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