OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

やっぱりラスト・ワルツが好き

2022-08-18 17:57:25 | 歌謡曲

ザ・ラスト・ワルツ / 出口美保 (日本ビクター)

「ザ・ラスト・ワルツ」と云えば、今となってはザ・バンドの解散をモチーフにしたロック映画の秀作という印象が第一に挙げられるかもしれませんが、少なくともサイケおやじの世代を含む、以前の音楽ファンにとっては、1967年にエンゲルベルト・フンパーディンクが世界中で大ヒットさせた、ホロ苦くも甘美なポピュラーソングを指し示すに違いありません。

それは実際、夥しいカバーバージョンが制作発売されている事でも納得されるはずですし、曲名は知らずとも、耳にすれば、あぁ……、あのメロディかっ!?!

と、思わず、その心地良い歌の世界に惹きつけられるんじゃ~ないでしょうか。

ですから、我が国でも多くのボーカリストが日本語詞で歌った音源が残されていおり、例えば本日掲載のシングル盤A面に収録の「ザ・ラスト・ワルツ」は、関西地区を中心に活動していたシャンソン歌手の出口美保が、昭和43(1968)年に出した公式レコードデビュー作で、バリー・メイソン&レス・リードによって書かれた原曲に日本語の歌詞を附したのは松島由佳、そしてアレンジは寺岡真三が担当した傑作バージョン (^^♪

それは当然ながら、シャンソンをベースにした歌唱表現が、リスナーの好みの問題から好き嫌いは当然有るとしても、出口美保のピュアな歌心は確実に伝わって来るんじゃ~ないでしょうか (^^)

そして、あらためて思うのは、「ザ・ラスト・ワルツ / The Last Waltz」という楽曲そのものの素晴らしさ、不滅の魅力であります。

極言すれば、もしも「The Last Waltz」だけをオリジナル&カバーバージョンで集成したCDがあれば、即ゲットは必至という、そんな告白をせねばならないほど (^^ゞ

ということで、個人的に好きな楽曲は数あれど、オリジナル以外のカバーバージョンまでもが好きというマテリアルは、そんなに多くはありません。

そして「The Last Waltz」は、その中の1曲だというわけです <(_ _)>

コメント
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