9月17日(月):
331ページ 所要時間3:35 図書館
著者26歳(1984生まれ)。今、中国で最も有名な日本人の一人だそうである。本書は、2010年に中国で出版された著作に、大幅に加筆・修正したもの。26歳の年齢を考えれば、論理の明晰さと早熟さに驚かされる。しかし、「尖閣諸島をめぐる中国各地(100都市?)の文化大革命の造反有理を思わせるような反日暴動を理解するよすがになればよい」という期待は外れた。すでに知っている一般的な背景・知識を上まわるほどの内容は無かった。
この本を読んでも、生々しい中国社会の矛盾や息遣いは感じられなかった。若さゆえの問題意識の希薄さ。中国共産党政権下での優等生的な日中相殺の論評。公式発言的喰い足りなさ。いろいろ理由は考えられるが、北京大学卒業生として中国共産党政府と共存し、外務省官僚に憧れる著者の目線の高さも理由の一つだろう。関心が高い階層に集中して、貧富の格差に苦しむ庶民の思いに向いていない気がするのだ。著者は、ジャーナリストではないのだ。ただ、内容は、読み易くそれなりに面白かった。
高校を卒業して、そのまま中国留学をやってしまう行動力と、著者の人生そのものには大変な憧れを覚える。
「ぼくが北京を拠点に人生と向きあったのは、2003年―2010年という時間だ。中国は、北京五輪や上海万博という国家の威信を賭けたナショナルイベントを前に、とにかく、「発展!発展!そして発展!」という押せ押せムードだった。改革開放という大義名分のもと、国民もありとあらゆる社会矛盾・不公正に屈せず、現状と向きあっていた。/しかし日中関係は荒れた。歴史認識、毒入りギョーザ事件、尖閣問題などなど、両国間の国民感情は、お世辞にも良好とは言えなかった。/日中間で突発的な事件が起こるたびに、中国で活動するビジネスマンや留学生は苦労していた。中国は日本にとっては特殊な国だ。反日感情もあるし、日本バッシングもある。
中国、そして日中関係にとっては向かい風でも、僕にとっては追い風となった。現状が不安定で、関係が悪化したからこそ、ぼくのような若い人間に、情報発信者としてのミッションが回ってきたのだ。」(322ページ)
はじめに
第1部 ぼくが見た中国人
第1章 中国人は、なぜ感情をあらわにするのか
第2章 中国人女性は、なぜそんなに気が強いのか
第3章 中国の「八〇後」は、30歳にして自立できるか
第4章 中国人は、なぜ値切ることが好きなのか
第5章 中国人は、なぜ信号を無視するのか
第6章 中国の大学生、特にエリートは真の愛国者なのか
第2部 ぼくが見た中国社会
第7章 中国は、なぜ日本に歴史を反省させようとするのか
第8章 中国は、実はとっても自由な国だった!?
第9章 中国は、すでに安定した経済大国なのか
第10章 中国社会は、計画が変更に追いつかない!?
第11章 中国では、「政治家」と「官僚」は同義語!?
第12章 中国の「ネット社会」は成熟しているのか
第13章 日中関係は、なぜマネジメントが難しいのか
おわりに 中国人は本当にそんなに日本人が嫌いなのか
野田汚物と前原詐欺師の姿をTVなどで見かけると正直反吐が出そうになる。民主党は速く消滅しろ!。
絶対に民主党を赦さない!絶対に投票しない! 2030年代に原発ゼロだと?、今さら詐欺師政党の言葉を誰が信じると思ってるんだ!この大バカヤロウ! 大飯原発を即時停止せよ! 民主党内のリベラル勢力は速くそのウソつき団体を出ろ!。
批判精神のかけらもないニュース23Xの播摩某解説員も速く消えろ!。天国の筑紫さんが泣いてるぞ!
331ページ 所要時間3:35 図書館
著者26歳(1984生まれ)。今、中国で最も有名な日本人の一人だそうである。本書は、2010年に中国で出版された著作に、大幅に加筆・修正したもの。26歳の年齢を考えれば、論理の明晰さと早熟さに驚かされる。しかし、「尖閣諸島をめぐる中国各地(100都市?)の文化大革命の造反有理を思わせるような反日暴動を理解するよすがになればよい」という期待は外れた。すでに知っている一般的な背景・知識を上まわるほどの内容は無かった。
この本を読んでも、生々しい中国社会の矛盾や息遣いは感じられなかった。若さゆえの問題意識の希薄さ。中国共産党政権下での優等生的な日中相殺の論評。公式発言的喰い足りなさ。いろいろ理由は考えられるが、北京大学卒業生として中国共産党政府と共存し、外務省官僚に憧れる著者の目線の高さも理由の一つだろう。関心が高い階層に集中して、貧富の格差に苦しむ庶民の思いに向いていない気がするのだ。著者は、ジャーナリストではないのだ。ただ、内容は、読み易くそれなりに面白かった。
高校を卒業して、そのまま中国留学をやってしまう行動力と、著者の人生そのものには大変な憧れを覚える。
「ぼくが北京を拠点に人生と向きあったのは、2003年―2010年という時間だ。中国は、北京五輪や上海万博という国家の威信を賭けたナショナルイベントを前に、とにかく、「発展!発展!そして発展!」という押せ押せムードだった。改革開放という大義名分のもと、国民もありとあらゆる社会矛盾・不公正に屈せず、現状と向きあっていた。/しかし日中関係は荒れた。歴史認識、毒入りギョーザ事件、尖閣問題などなど、両国間の国民感情は、お世辞にも良好とは言えなかった。/日中間で突発的な事件が起こるたびに、中国で活動するビジネスマンや留学生は苦労していた。中国は日本にとっては特殊な国だ。反日感情もあるし、日本バッシングもある。
中国、そして日中関係にとっては向かい風でも、僕にとっては追い風となった。現状が不安定で、関係が悪化したからこそ、ぼくのような若い人間に、情報発信者としてのミッションが回ってきたのだ。」(322ページ)
はじめに
第1部 ぼくが見た中国人
第1章 中国人は、なぜ感情をあらわにするのか
第2章 中国人女性は、なぜそんなに気が強いのか
第3章 中国の「八〇後」は、30歳にして自立できるか
第4章 中国人は、なぜ値切ることが好きなのか
第5章 中国人は、なぜ信号を無視するのか
第6章 中国の大学生、特にエリートは真の愛国者なのか
第2部 ぼくが見た中国社会
第7章 中国は、なぜ日本に歴史を反省させようとするのか
第8章 中国は、実はとっても自由な国だった!?
第9章 中国は、すでに安定した経済大国なのか
第10章 中国社会は、計画が変更に追いつかない!?
第11章 中国では、「政治家」と「官僚」は同義語!?
第12章 中国の「ネット社会」は成熟しているのか
第13章 日中関係は、なぜマネジメントが難しいのか
おわりに 中国人は本当にそんなに日本人が嫌いなのか
野田汚物と前原詐欺師の姿をTVなどで見かけると正直反吐が出そうになる。民主党は速く消滅しろ!。
絶対に民主党を赦さない!絶対に投票しない! 2030年代に原発ゼロだと?、今さら詐欺師政党の言葉を誰が信じると思ってるんだ!この大バカヤロウ! 大飯原発を即時停止せよ! 民主党内のリベラル勢力は速くそのウソつき団体を出ろ!。
批判精神のかけらもないニュース23Xの播摩某解説員も速く消えろ!。天国の筑紫さんが泣いてるぞ!