もみさんの一日一冊遊書録( 2011年9月1日 スタート!: メメント・モリ ) ~たゆたえど沈まず~

年とともに人生はクロノロジー(年代記)からパースペクティブ(遠近法)になり、最後は一枚のピクチュア(絵)になる

171003 小池・前原新党に不信感が深まる。希望「政策協定書」第6項で外国人地方参政権差別を強制。

2017年10月03日 23時24分51秒 | 時代の記憶
10月3日(火):   ( 10月2日(月):※記録:1123PV 414IP またまたまた、ちょっとIP数に驚いた。 )

今夜、報道ステーションの録画画面を観ていて、希望の党の候補希望者への踏み絵である「政策協定書」全10項目中の第6項に「外国人に対する地方参政権の付与に反対すること。」とあるのが目視できた。小池は1週間前、希望の党を立ち上げた際の記者会見で、LGBTの人々の生きづらさに言及して多様な人間存在を認め合う社会を目指すようなふりをしていたが、「政策協定書」の画面を見て「ああこれはダメだ」と思った。前原が京都の在日のおばさんを切って捨てたのと同じなんだ、と思った。

日本の保守は、何か、おかしい。伝統的な社会・文化を大切にすることと差別・人権侵害を容認することを混同している。基本的人権を軽視することが、保守だと勘違いしている。これではただの夜郎自大、井の中の蛙に過ぎない。

急速に国際化、イスラム化の進行する世界の中で、日本だけが例外ではいられない。今後、様々な人間の存在を切って捨てるのではなく、どうしたら互いに大切なものを守り合えるか、を手探りで悩みぬく中で、多様性を認め合う社会を模索することがますます求められていく時代になっているというのに…。

そう言えば、9月1日の関東大震災の際の、東京で起こった朝鮮人虐殺の慰霊祭を、小池が都知事として初めて関与を取りやめにした。歴史に学ぶことを放棄することで人気を得ようとする歴史修正主義者のポピュリストであることを再確認した。「これじゃあ、アベ・アソウと一緒じゃねーか! どこが違うんだ!」

それにしても、解説の後藤のじいさんも第6項の外国人地方参政権についてのコメントを(わざと!)無視して避けているのが信用できない!

時事ドットコムニュース「希望の党」の政策協定書全文【17衆院選】   (2017/10/03-18:07)
 希望の党が公認候補と取り交わした政策協定書の全文は次の通り。
 希望の党 小池百合子代表殿
 政策協定書
 私は、希望の党の公認を受けて衆院選に立候補するに当たり、下記事項を順守すること、当選した場合には希望の党の所属する会派に所属して国会活動を行うこと、希望の党党員として政治活動を行うことを誓います。
                   記
 1、希望の党の綱領を支持し、「寛容な改革保守政党」を目指すこと。
 2、現下の厳しい国際情勢に鑑み、現行の安全保障法制については、憲法にのっとり適切に運用する。その上で不断の見直しを行い、現実的な安全保障政策を支持する。
 3、税金の有効活用(ワイズ・スペンディング)を徹底し、国民が納める税の恩恵が全ての国民に行き渡る仕組みを強化すること。
 4、憲法改正を支持し、憲法改正論議を幅広く進めること。
 5、国民に負担を求める前に国会議員が身を切る改革を断行する必要があること、および、いわゆる景気弾力条項の趣旨を踏まえて、2019年10月の消費税10%への引き上げを凍結すること。
 6、外国人に対する地方参政権の付与に反対すること。
 7、政党支部において企業団体献金を受け取らないこと。
 8、希望の党の公約を順守すること。
 9、希望の党の公認候補となるに当たり、党に資金提供をすること。
 10、選挙期間が終了するまで、希望の党が選挙協力の協定を交わしている政党への批判は一切行わないこと。
  年 月 日
 第48回衆院選 立候補予定者(署名欄)

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