U-19日本代表 3-2 静岡県選抜
得点者:
日本 白谷2、青木
静岡 栗本、竹内涼
スタメン
日本
大谷
益山 下田 金井 佐々木
山本
廣瀬 鈴木惇
青木
白谷 大山
交替:益山→酒井 白谷→大迫 大山→川又 佐々木→菊池
静岡
大畑
岡崎 栗本 大芝 竹内一
小林 竹内涼
佐野 長崎 植田
鈴木翔
交替:小林→藤田 大畑→井川 植田→廣瀬 佐野→杉山 竹内涼→栗山
得点経過
・白谷の2点は共に青木からのフィードにDFの裏をとりGKとの1対1を決めたもの。
・益山のクロスを青木がダイレクトで合わせて得点。
・竹内涼のFKを小林が落とし栗本がヘディングでつめる。
・竹内涼のFKが直接ゴール。
SBS杯2日間観戦しての感想
今回のSBS杯U-19日本代表を2試合観戦(共に現地観戦した後家で録画したVTRでも観戦)しての主な感想は、「失望感」「危機感」という2つの言葉で表現できます。
ハッキリ言ってひどかったです。
チーム作りが全く進んでいません。
私はこれまでもU-19日本代表チームに関しては、一貫しない選手選考などに対して苦言を呈してきましたが、2ヵ月後にアジア予選を控えているチームとは思えませんでした。
「本当に2年以上の時間をかけて作ってきたチームなのか?」と思ってしまうような感じでした。
今回のSBS杯のためだけに結成された静岡県選抜の方が、チームとしてまとまっていました。
以下にU-19日本代表の課題と思われた点を箇条書きします。
・チームとしてのまとまりを感じない。
・牧内監督がテーマとして挙げている「連動」「ハードワーク」というものが伝わってこない。
・どこでタメを作り、どこで仕掛けるのか、チーム内での意思統一が全く感じられない。
・選手間での声がない。
・連携不足。
・主力選手に怪我人が多い(特に攻撃の中心の期待がかかっていた山崎と、守備の中心としての期待がかかっていた須崎)
・攻撃の軸と守備の軸が未だに決まらない。
・牧内監督の選手起用にこれといった意図が感じられない。
今回のSBS杯ではCBの薗田と村松が共に試合中に怪我をしてしまうというアクシデントがあり、CB選手が不足し、3試合目は金井と下田をCBで起用するというスクランブル体制になる不運もありました。
しかし、こういった事態に対処できないのは、これまでろくに選手を固定してこなかった牧内監督の身から出たサビだとも思います。
3試合目の静岡県選抜との試合は、TV解説がメキシコ五輪銅メダリストの釜本氏と杉山氏のダブル解説で、この日本サッカー界の2大巨匠の怖い物知らずの解説は聞いていてなかなか面白かったです。
二人ともU-19日本代表の出来の悪さを指摘しており、いろいろと苦言を述べていました。
・リーダーシップをとる選手がいない。
・待っている選手が多い。
・攻撃のパターンが無い。
・DFが相手選手をつかめていない。
などなど、試合中にはU-19日本代表プレーに対してため息も多くついていて、最後には「このようなやり方では今後が心配」とまで言っていました。
また、試合後の牧内監督のインタビューで、牧内監督の表情に悲壮感がただよっていたのも気になりました。
今後は9月に仙台で国際ユースを戦い、10月末にサウジアラビアでアジア最終予選を戦うことになるのですが、あまりの時間の無さに危機感をこえて絶望感すら感じてしまいそうでした。
最終予選に向けての焦点としては、C大阪の香川が召集できるかどうかということになると思いますが、何とか召集してもらって、今年頭にカタール国際を優勝したメンバーでなんとか戦っていくしかないんじゃないかと思います。
それと、大分の金崎も召集があるか注目したいところです。これまであまりにも多くの選手を試してきた牧内監督ですが、なぜか金崎はまったくと言って良いほど召集していません。
召集してもぶっつけ本番になってしまうのでジョーカー的な役割になるかと思いますが・・・。
とにかく来月の仙台国際ユースでは、本来の主力選手と思われるDFの鈴木大と須崎、MFの香川、金崎、岡本、水沼、柿谷、FWの山崎といった選手達を1人でも多く
召集し、チームの完成度を少しでも高めてほしいと思います。(一夜漬けのような格好になってしまいますが)
得点者:
日本 白谷2、青木
静岡 栗本、竹内涼
スタメン
日本
大谷
益山 下田 金井 佐々木
山本
廣瀬 鈴木惇
青木
白谷 大山
交替:益山→酒井 白谷→大迫 大山→川又 佐々木→菊池
静岡
大畑
岡崎 栗本 大芝 竹内一
小林 竹内涼
佐野 長崎 植田
鈴木翔
交替:小林→藤田 大畑→井川 植田→廣瀬 佐野→杉山 竹内涼→栗山
得点経過
・白谷の2点は共に青木からのフィードにDFの裏をとりGKとの1対1を決めたもの。
・益山のクロスを青木がダイレクトで合わせて得点。
・竹内涼のFKを小林が落とし栗本がヘディングでつめる。
・竹内涼のFKが直接ゴール。
SBS杯2日間観戦しての感想
今回のSBS杯U-19日本代表を2試合観戦(共に現地観戦した後家で録画したVTRでも観戦)しての主な感想は、「失望感」「危機感」という2つの言葉で表現できます。
ハッキリ言ってひどかったです。
チーム作りが全く進んでいません。
私はこれまでもU-19日本代表チームに関しては、一貫しない選手選考などに対して苦言を呈してきましたが、2ヵ月後にアジア予選を控えているチームとは思えませんでした。
「本当に2年以上の時間をかけて作ってきたチームなのか?」と思ってしまうような感じでした。
今回のSBS杯のためだけに結成された静岡県選抜の方が、チームとしてまとまっていました。
以下にU-19日本代表の課題と思われた点を箇条書きします。
・チームとしてのまとまりを感じない。
・牧内監督がテーマとして挙げている「連動」「ハードワーク」というものが伝わってこない。
・どこでタメを作り、どこで仕掛けるのか、チーム内での意思統一が全く感じられない。
・選手間での声がない。
・連携不足。
・主力選手に怪我人が多い(特に攻撃の中心の期待がかかっていた山崎と、守備の中心としての期待がかかっていた須崎)
・攻撃の軸と守備の軸が未だに決まらない。
・牧内監督の選手起用にこれといった意図が感じられない。
今回のSBS杯ではCBの薗田と村松が共に試合中に怪我をしてしまうというアクシデントがあり、CB選手が不足し、3試合目は金井と下田をCBで起用するというスクランブル体制になる不運もありました。
しかし、こういった事態に対処できないのは、これまでろくに選手を固定してこなかった牧内監督の身から出たサビだとも思います。
3試合目の静岡県選抜との試合は、TV解説がメキシコ五輪銅メダリストの釜本氏と杉山氏のダブル解説で、この日本サッカー界の2大巨匠の怖い物知らずの解説は聞いていてなかなか面白かったです。
二人ともU-19日本代表の出来の悪さを指摘しており、いろいろと苦言を述べていました。
・リーダーシップをとる選手がいない。
・待っている選手が多い。
・攻撃のパターンが無い。
・DFが相手選手をつかめていない。
などなど、試合中にはU-19日本代表プレーに対してため息も多くついていて、最後には「このようなやり方では今後が心配」とまで言っていました。
また、試合後の牧内監督のインタビューで、牧内監督の表情に悲壮感がただよっていたのも気になりました。
今後は9月に仙台で国際ユースを戦い、10月末にサウジアラビアでアジア最終予選を戦うことになるのですが、あまりの時間の無さに危機感をこえて絶望感すら感じてしまいそうでした。
最終予選に向けての焦点としては、C大阪の香川が召集できるかどうかということになると思いますが、何とか召集してもらって、今年頭にカタール国際を優勝したメンバーでなんとか戦っていくしかないんじゃないかと思います。
それと、大分の金崎も召集があるか注目したいところです。これまであまりにも多くの選手を試してきた牧内監督ですが、なぜか金崎はまったくと言って良いほど召集していません。
召集してもぶっつけ本番になってしまうのでジョーカー的な役割になるかと思いますが・・・。
とにかく来月の仙台国際ユースでは、本来の主力選手と思われるDFの鈴木大と須崎、MFの香川、金崎、岡本、水沼、柿谷、FWの山崎といった選手達を1人でも多く
召集し、チームの完成度を少しでも高めてほしいと思います。(一夜漬けのような格好になってしまいますが)