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藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

クラブユース選手権 決勝

2008年08月04日 20時40分28秒 | 高校サッカー・クラブユース
FC東京1-0柏

得点者:三田
大会MVP:三田(FC東京)

FC東京

    井上
廣木 畑尾 藤原 阿部
   大貫 三田
 山崎     山浦
   大渕 山村




    松下
御牧 茨田 鳥川 酒井
    仙石
  畑田  武富
 山崎 工藤 指宿


感想
両チーム共準決勝から大きなメンバー変更は無く、試合展開自体は若干柏が優勢に試合を進めていました。
ただ、FC東京もボールを取ってから素早くサイドに展開し反撃を試みていました。
一進一退の試合内容でしたが、後半18分頃に、柏の右SB御牧が2枚目のイエローで退場すると、そこから試合が大きく動き始めました。
数的優位になったFC東京が優位に試合を進め、サイドでボールを拾った三田が思い切り良く放ったロングシュートが相手選手に当たってコースが変わってゴール、これが決勝点になりました。
柏は先制された後、数的不利にもかかわらず必死の反撃を試みましたが及びませんでした。


特に目に付いた選手
FC東京:三田・大貫・阿部
やはり今年のFC東京のダブルボランチは良いと感じた。特に大会MVPに選ばれた三田は準決勝・決勝ともに獅子奮迅の働きだった。
あと、左SBの阿部の頑張りも目に付いた。90分間最初から最後まで運動量が落ちずにアップダウンを繰り返し続けた。

柏:酒井
今年の柏は良い選手が多いが、決勝では特に酒井の強さが目に付いた。CBでも起用できそうな体格だが、サイドで強さをいかんなく発揮していた。

柏の幹部は、今年何人トップに上げるかでかなり悩むと思います。候補は、工藤・山崎・指宿・武富・仙石・酒井・比嘉あたりだと思いますが、とにかく良い選手が多いです。
ただ、指宿については身長が191cmあるので空中戦が強いのかと思っていましたが、2試合見て一回もヘディングしているシーンはありませんでした。足元が非常にうまい選手で、周りの選手も指宿には全てグランダーのパスを出していました。FC東京の165cmの廣木にヘディングで競り負けているシーンもありました。
つまり「指宿の身長が191cmだということは忘れた方が良い」ということだと思います。(レッズの永井が身長180cm以上あるのにヘディングのイメージが無いのと同じ)