シャンソン歌手リリ・レイ ＬＩＬＩ ＬＥＹ 日本シャンソン協会

シャンソン歌手リリ・レイ ＬＩＬＩ ＬＥＹ 日本シャンソン協会

日本シャンソン協会主催 フェスティバル ドゥ シャンソン
東京フォーラムＣホール 楽屋
演出家の アン あんどうさんと・・・
同じ楽屋に いらして 煙草の喫煙室でも 一緒になってしまいます。
「アン先生 私って 確かにキャラがふざけているけれど 舞台では 女を
演じられて 嬉しいのよ・・・でも ろくでなしの方が
合っている のかしらん？」

四秒の前奏で 階段走って 転げ落ちながら
ふるい この酒場で 沢山 飲んだから・・・と
ろくでなしを 歌うという 指示でしたけれど
けっこう
スゴーイ スピードで 走って 出ないと 間に合わないし
徒競走のような 勢いで とにかく 走りましたよ。
越路吹雪メドレーの 最後の部分での 前奏と ソロ数小節
ホールの 大きさや 階段の幅や高さは 当日しか
分からないから とにかく 当たってくだけろー
いやー
リリさん 歌手ではなく １００メートル 全力疾走選手。
良かったー これでも 運動神経だけは 超イイのよ。
四秒走って ぴたっと 止まって 歌い出して 転げ降りる。
なんとか なったみたいよ。
皆に 喜んでもらえたらしいから。

ちなみに
客席に聞きにいらしていた ウドンコさんからメールで
ＪＥ ｓｕｉｓ Ｍａｌａｄｅ は オペラのように 良かったし
ろくでなしは ロック歌手みたいで 良かったって メールが ありました。
オペラは マリアカラスの姿のイメージ かも。
ロックは 本来の私のナチュラル パワー全開。

アン先生 お疲れ様でした。珍しく二人で写していただきました。

シャンソン歌手リリ・レイ ＬＩＬＩ ＬＥＹ 日本シャンソン協会 羽鳥功二事務局長

シャンソン歌手リリ・レイ ＬＩＬＩ ＬＥＹ 日本シャンソン協会 羽鳥功二事務局長

東京フォーラムＣホールは 素晴らしいホールでした。
初めて の経験を有難い思いで 歌はさせて頂きました。
舞台が 終わり 重責を 全うして
お酒を 皆さん達と 山ほど飲んで 神経を沈め
睡眠薬を飲んで 興奮を抑え 昼間まで寝て 午後からは
いつもどおりの 生活。レッスン。
そして
先程
明後日の日曜日 昼の サラマンドルショーのシナリオを 書き終えて
ワニ子さんに ＦＡＸ。
ワニ子さんだって 今日はオデオンで働いているもの。
私たちプロ歌手は 舞台の上が 本当の仕事。
「一つ一つの 一曲を真剣に学習して しっかり 歌ってください」と
芦野先生に よく 教えられました。
とはいえ
休みなんか無い。 又 線路は続くよ。何処までも。

シャンソン協会が 社団法人になり 芦野宏会長になり 二回目の
シャンソンフェスティバルなのに
突然に 芦野宏先生は 他界。
お父君が 亡くなられたのに ご子息の羽鳥功二さんは事務局長ですから
芦野宏 シャンソン協会会長 であり 日本シャンソン館館長の
今回は お別れ会から このフェスティバルから
何から何まで 頑張って すべてに 気配り 気遣い 調整・・・・と
芦野先生の意志を 尊重して シャンソン業界を牽引して
とても 立派でした。

縁の下の力持ち 黒子の美学・・・
我々は スポットの当たる 緊張しまくりの まな板の鯉で
だいたい 歌手と言う職業は すごーく 複雑怪奇な 精神状態で
あの 大人数のお客様のまえで パフォーマンスをしていますから
黒子 縁の下で支えてくださる しっかり者が 居てくださらないと
駄目なのです。

りりさんは しっかり者で まさか 緊張するとは 誰も気づかないらしい
けれど
舞台の前は もう 眠れないし 食欲ないし
忘れ物の名人になるし
長い二十代からの 三十年の舞台活動中
演奏会場へ
靴 つけまつげ 化粧品 楽譜 などなど 忘れていったこともあるし
靴を右左 違う色の靴を別々に 履いていったこともあるし
電車利用の時 ホームの柱に ぶつかった事もあるし
数えたら きりの無いほど 歌の歌詞と振り付けの宇宙へ飛び
自失しています。

歌手の仕事は 記憶と振り 動き 反射神経の仕事だから
受験よりずーっと 難しい。
利き酒師の資格 焼酎アドヴァイザーや フードオルガナイザー資格試験
教員免許 オートバイ試験 ロータリー国際財団奨学金試験
何でも やりましたけれど 資格試験なんて
大舞台で 歌うことより 全部簡単です。

それほど 舞台歌手は 大変です。なので 大舞台で
プロ歌手の歌を楽屋やゲネプロで 聞かせていただけると
思わず「今日は 聞かせていただけて ありがとうございます」と
私は 皆さんに お礼を言ってしまうほどです。

よく テノール歌手は 早死にする・・・と言われるほど
高音の維持は 心臓にも悪い。
わにこさん テノールだから 心配よ。
リリさんは 男と同じ声帯の長さ厚さがあり
信じられないほど 低い声がでる 珍しい声帯で
コントラルト（アルトより まだ低い声）男声ですが
今は シャンソンを裏声で 歌うと天使みたいなリアル感ない歌になるので
吐く息の量を腹筋で コントロールして 声帯に負担かけない
腹式で 話す音域で歌い リアル感を出します。
なので 声は疲れることなど皆無ですが
腹式呼吸で 体で歌うし 男のような腹筋内筋力に
長年の訓練で 到達したので 歌うと痩せてしまいます。
運動選手みたい。
小さい体で 大きい声を出せる技は 勝本章子先生や毛利準先生の
教えの賜物ですよ。
それと 煙草。煙草深呼吸を 一日中しています。感謝 感謝。

今日も 昨日の舞台の後 また 体重が減っている。
越路吹雪さんは 舞台の前に三キロ太っておくそうですから
賢い。
私は 舞台が月に 四回から六回もあるから 太る暇が無い。
でも 今日と明日は 食べまくるぞー

シャンソン歌手リリ・レイＬＩＬＩ ＬＥＹ 日本シャンソン協会

シャンソン歌手リリ・レイＬＩＬＩ ＬＥＹ 日本シャンソン協会


ワ二ワニ
とにかく 頑張りマース。

写真は三頭身だけれど 私たち 実物は マシよー

シャンソン歌手リリ・レイＬＩＬＩ ＬＥＹ 東京フォーラム 有難う

シャンソン歌手リリ・レイＬＩＬＩ ＬＥＹ 東京フォーラム 有難う

今帰宅致しました。
素晴らしい コンサートだったと思います。
芦野宏先生の魂に 見守られて 私たち なんとか
頑張れたと 思います。
それに
応援団 サポーター
リリさんは７４人に チケット買っていただいて
青山オデオン に 皆で 集い
最後の成城ラルゴまで 皆さんに お付き合いいただきました。
ＭｍｅＦｕｇｉｋｕｒａ さっきまで ２４歳未年ひとじ年 年上なのに
とても 喜んで下さって感謝です。
会社を休んで いらしてくださった皆様 本当に有難うございます。
だって１８：００に開演なんて とても 参加は 難しいのよ。
というのも
巴里と違って 日本のホールの運営事態が 全ての機材などの撤収が１０：００

いそげー 急げー たいへーん。

まぁ
臨機応変で その場は そのように 何とかしましょー 的 リリさん
成城方面 皆さんに 助けられました。感謝。

でも オデオンオーナー 精神科医の 板橋先生の処方睡眠薬
実は
リリさん ケセラセラなのに 意外に舞台前は神経質で
キャー
飲ませていただきました。ぐっすり眠り 歌いました。

さっき 留守番電話の勝本先生から 川島豊 ブラボーつて。
勿論
リリさんのことは さておいて
今後１５歳 年下の ワニ子ちゃん 私は 審美眼がありました。

芦野宏先生に ワ二ワニ でイキナサーイ。
レイサン 良く 考え付きましたねぇ。サラマンドル。
そうよ
そんなに 同じキーで歌える 二人組みは 居ないのよ。
まねしよーっとしても
Ｄマイナー で 二オクターブ半 同じ声で 歌うって 運命的デュエット。

さぁ
皆さん よってらっしゃい 見てらっしゃい。ワニワニ サラマンドルを。

まぁ
私が天国で 歌っている頃 川島豊さんは まだまだ
シャンソン業界 背負っていただきますよー

天国良いとこ 一度は おいで 酒は上手いし ネイちゃんは 綺麗だー
はーはーはー

サラマンドルしょー 次回は ３月２５日 そして ４月１日
あら
もう 明後日だわー 頑張りマース。

シャンソン歌手リリ・レイ ＬＩＬＩ ＬＥＹ ＪＥ ＳＵＩＳ ＭＡＬＡＤＥ私は病気

シャンソン歌手リリ・レイ ＬＩＬＩ ＬＥＹ ＪＥ ＳＵＩＳ ＭＡＬＡＤＥ私は病気

ジゥ スイ マラドゥ
私は病気・・・・・なんて 歌い出したら 皆さんビックリするでしょー
このシャンソンって 直訳したら
そんな 出だしなのですよ。

明日 東京フォーラムＣホールで サラマンドルとして
リリ・レイと 川島豊の デュエット 男 女の 芝居仕立てシャンソン。
セルジュ ラマ作詞 アリス ドナ作曲。
一人で歌うパターンもあるけれど
二人の方が リアルで 好きだわ。
セルジュラマは ダリダや ララ・ファビアン とのデュエット
してる方が カッコよく見えるものねぇ。
男と女の 愛しているから いつも側に居てくれない
歌手同士が お互いに 病気みたいに 狂っていると主張してる
遠距離恋愛の シャンソン・・・・

訳詩ますよ
タイトル は Ｊｅ ｓｕｉｓ ｍａｌａｄｅ「私は病気」

女
私は もう 夢さえ見ないわ。煙草も吸わない。過去さえ いらない。
貴方無しの 私って 醜いし 汚らしいし
まるで 寮の食堂に 居る みなしご みたいなものよ。
男
僕は 生きていく意欲さえ無いよ
君が 居なくなると（出発すると） 僕の人生は 止ってしまう。
生き甲斐も無く
寝室のベットは 駅のホームみたいだよ。
君が 行ってしまった後は・・・
僕は 病気だ ・・・・
完璧に 僕は病気だ
まるで 母親が夜 僕を一人 置き去りにして
失望に駆られてしまったみたいに。
女
私は 病気よ・・・・
完全に 私は病気よ
貴方は いったい いつ 再び出かけて
いつ 何処に戻ってくるかも 分かりはしないのだから。
どうせ どうだっていいと 思ってるのでしょ。
男
まるで思い大きな岩石みたいに
まるで 酷い障害物
君に がんじがらめだよ。
女
私 疲れ果てたし もう 虚しすぎるのよ。
皆が居る時だけ 幸せそうにしているけれどね。
男
僕は 一晩中 飲んだくれて
ありとあらゆる ウイスキー 飲んでるよ。
でも 味なんか 感じやしない。
僕は病気だよ
完璧な病気
僕の血を 君の体に 流すんだ。
そして
その後 死んだ鳥のようになる。君が眠っている間。
女
私は 病気よ。
完璧に 病気。
貴方の歌 が私の全てになっていて 言葉なんて 空虚だわ。
でも でも
私の体は 貴方の肌なしでは 無理なのよ。
男
この愛が続けば 僕は もう駄目になってしまうよ。
一人では どうにもならないんだ。
ラジオの前で
女
馬鹿な 子供みたいに
歌う声を聞いて
男
こんな風に歌うんだ
女
「私は 病気。完全に病気。
まるで 母親が夜 私を一人 置き去りにして
失望に駆られてしまったみたいに。」
男
「 僕は病気だ。完璧に病気だ。君の歌 が僕の全てになってしまい
言葉なんて 空虚だ。」
女・男
そして 心が 完全に病気。障害だらけ。
女
あなたー 分かってるの？
女・男
私は 病気ーだー。
私は病気ーよー。

私って シャンソン歌手のくせに おふざけシナリオみたいな
直訳になってしまうのよね。
だって 歌詞がフランス語は リアルで 日本人には 別世界。
明日は
リリさん 別世界の 恋に狂った 切ない女を 歌います。
ちょっぴりラテンの香りのする・・・・イイ 女を・・・へっへっへ

シャンソン歌手リリ・レイ ＬＩＬＩ ＬＥＹ 花々

シャンソン歌手リリ・レイ ＬＩＬＩ ＬＥＹ 愛する 花々

先日 芦野宏先生の 帝国ホテルでの お別れ会のとき
帝国ホテルの 地下の 花屋さん 日比谷花壇で
桜の盆栽があり
気持ちの整理の為に 購入して ピアノの横の朝日の射す
窓辺に 飾りました。
我が家で ほぼ 満開になりました。

庭に 紫とピンクの クリスマスローズが やっと咲きました。
これも 日本シャンソン館のお庭の クリスマスローズの種を
頂いて植えて 成長した花です。

本日 植え替えた薔薇は 母の時代からの半世紀前 世田谷区上馬
生家の 庭にあった薔薇。

椿は三十年前に 私が苗を植えて 今や 二階の屋根に届きそうです。
蕾が一杯ついています。

ミモザは 以前二回失敗して枯らしたので
昨年秋 リベンジ で 挑戦。祈りながら 植えました。
越冬して 元気ですけれど 今年春は 咲かないみたいですが
ＵＮ　ＪＯＵＲ　いつの日か・・・に期待しています。

花々の寿命は きっと 私の生命が朽ちても 生き続けるのでしょう。
私は 人間には自由でいてもらいたいから
出来るだけ 依存しないで自立型で生きたいタイプですが
皆さんに 自然に助けられています。
花々の 世話は大好きです。構いすぎると 過保護で 逆に駄目に
してしまうので なんとなく 適当に愛情をそこそこ 与えています。
でも 春になって
パンジーが繁茂してきたり チューリップや ムスカリが
芽を出してくれると
ウハウハ 笑顔になってしまいますよ。私の愛に応えてくれたのねぇ。


あー 春です。
昨年は 震災の後 桜さえ美しさが目に入らなかったし
チューリップは不作でした。
今年は 有難い事に 春の花の美しさが 目にしみる。
音楽美と 視覚的な美 そして 味覚的な美味 は
私自身に多大なエネルギーを与えてくれます。
昨年の 地震の後 ３８年の歴史の窓という店を
〆る決意した時期です。 五店舗を 私が経営者の時代に
徐々に減らしていき 最後のシャンソンと老舗和食の店を〆る
運命の決断。揺らいだ気持ちは皆無。
感性で 即断即決したことが 今となれば 正解でした。

私の口癖は 「大丈夫よ。なんとか なるわよ。」です。
何の 根拠もないのに ただ 大丈夫と 思える。
ケセラセラ。でも とても とても臆病で 準備万端で
仕事は速いし行動的なのよー
そして おっちょこちょいで ミスや忘れ物 遅刻も多い。
どーんと 構えているけれど どこか抜けている。

まぁ 後 今までの人生程は 生きないのだから
ばばーんと 生きようーっと。
どーんと 構えて 街の音楽家を楽しもうーっと。

シャンソン歌手りり・レイ ＬＩＬＩ ＬＥＹ 春分の日

シャンソン歌手りり・レイ ＬＩＬＩ ＬＥＹ 春分の日

のーんびり 昼頃起きて
庭に出て 昨日山梨で購入した 花々を植えたり
薔薇を植え替えたり 春の昼の日差しは 心地よく
嬉しい 午後のひとときに 感謝いたしました。

すみれの花の咲く頃というシャンソンは リラの花が再び咲く頃は・・・
という 原題ですが
春は 恋の季節よ・・・という セクシーな シャンソンですが
心で くちづさみながら
泥だらけで 眼鏡掛けて 庭仕事する中高年 リリさん。

とても シャンソン歌手には 見えないわーと
自分では 思っているのですが
せっせと 水播きしたり していたら
お散歩している ９０代 と７０代に 見受けられるご婦人二人に
「先生ですか？」と お声を掛けていただき
私 「どちら様でしたっけ？」
「いつも お散歩の時 ドミノが 聞こえて 嬉しくって・・・
懐かしくって・・・昨年の震災以来 心が とても沈んでいて
なにか 辛い気持ちが 吹っ切れなかったのに
この 家の前で シャンソンが聞けて それで 癒されました。
ありがとうございます。 音楽の力は偉大ですね
ありがとうございます。それから 心がすっきりしました」と。

えーっ
「こちらこそ ありがとうございます。お散歩の時 又 聞いてくださいね」
と言うと
コンサートがあれば 聞きに行きたいとおっしゃるので
近々の 私のコンサートチラシを 差し上げました。

防音をしないで 昼間だけ 自宅で街のシャンソンの先生していて
弾き語りの練習を 生徒さんのレッスンの合間に していますが
散歩する方々は 聞いてくださっているのですね。

確かに 成城という街には 音楽家や俳優さん や 文化人が
多く住んでいるのは 有名ですが
ラルゴや 他のお店でも 良く 有名人にお会いしますし
以前は 小沢征二さんにも 道で 出会ったり
もちろん 芦野宏先生と ばったり お会いした事もありました。

我が家の お向かいでは 素晴らしいピアニスティックな練習が
朝から流れて 環境的には 文化的。
私が声楽家だった昔は 音楽は ずーっと
我が家からも流れていましたけれど
銀座時代 成城の自宅ではなく 銀座の店で深夜練習していたので
最近のように 難しい クラシックではなく
シャンソンが 流れると 皆 耳を済ませてくださっているのねぇ。

嬉しいわー
歌手として 奉仕できている感じで 幸せだわ。
街にシャンソンが流れ 聞いている人が居る。ロマンティック。
散歩すると 無料で聞けるなんて 良いかも。
庭しごとの リリさんは 舞台の時とは 別人の 地味な人ですが
道行く方々を幸せにしたいから
お庭に 沢山の花を 施すのよ。
もちろん 自分の為でもあるし・・・・。
ありがとう。私は 愛情を沢山 みーんなに あげたい人なの。
街の小さなエンターテイナーは 理想の 生き方よ。感謝。感謝。

シャンソン歌手リリ・レイ ＬＩＬＩ ＬＥＹ お墓参り

シャンソン歌手リリ・レイ ＬＩＬＩ ＬＥＹ お墓参り

月曜日 火曜日祝日と 生徒さんが少ないので
えーい 山梨へ お墓参りに行くぞー っと
夕方 マイカーを 中央フリーウェー走らせ ＧＯＧＯ

明日は きっと 休日で混むでしょうし
時は金なり・・・・夕方のお墓参りだって
気持ちがあれば それが 祖先への愛情だと思う。
よく 母父は言っていた。仕事優先。
立派だと思うのですが 両親は 仕事といえば 何も束縛しなくて
若かりし頃は 「仕事が大変なのよー 会いに行けないワー」とか
言って ボーイフレンドと 遊んでいた事もある。ゴメンナサイ。

両親が他界して 優先順位は 仕事というタテマエは 変わらないけれど
もう 嘘をつく相手さえ いないのだものねぇ。
自己責任で 生きる自由と孤独は 今では 快感になっています。
本当に 一人暮らしの快感を知ったら 多少の自己決断 自己判断
自己責任の試練は 慣れていくものです。
相手に依存したり 相手に 責任転嫁することも 出来ないから
よく 自宅で独り言「私って 馬鹿よねー 脇が甘いワー おっちょこちょいよねー」
みたいに 自分が 明らかに悪くて 間違えたり忘れたり・・・
自分自身に迷惑かけてばかり・・・
の連続生活です。

お坊さんには 数日前に 父の命日のお塔婆を 書いて お経を上げて
頂いてありましたけれど
「まぁー お忙しいのに 東京からお彼岸に見えてくださるなんて
夕方だってご先祖さんは 喜んでいますよ。」
私
「そうなんですよ。最近 自分の感にますます磨きがかかってきて
何にも判断決断したり 悩まないのに 試練をすんなり
乗り越えられたり 皆さんに助けられたり こんな行動しよーって
自然に感じて動くと 良い方向に人生が進むようになって来ました。
何だか 守られているって 感じなんですよねー」
お坊さん
「仏は 宇宙的ですからねぇ」
私
「そういう 不思議な現象って 感じるし 私は 仏教徒でも
無いのに 魂を身近に感じるんですよね。特に 成城に住んでいた父母
祖母を 感じてしまうから 時々 空間に向って 有難うって
独り言いうんですよ」
おぼうさん・・・・きょとん・・・

いいじゃない。能天気りりさんは とつても幸せな気分で
だーれも居ない日暮れの 墓地で 「夜明けの歌」三番まで
アカペラで歌って ご先祖さんに コンサート。
お線香は ぼーぼー 燃えて 火を上げて 大喜びで
あっという間に 全部灰になっちゃったわ。
山梨の素封家で政治家家系の長坂さんの長い歴史の最後の本家の墓守一人
は 歌手になって 歌っている。この私で もう
長坂さんちは 永遠に途絶える。
さぁー
私は 長い歴史の最後の人として 魂で生きよーっと。
魂の宇宙に 歌いながら翔んでゆこーっと。

すーいすーいの 中央高速道路を るんるん一人ドライブ。
シャンソン歌手 コラヴォケール
Ｅピアフ ジャックリヌ ダノを聞きながら 帰宅しました。
往復ドライブ所要時間は 三時間半のみ。 ラッキー。

シャンソン歌手リリ・レイ ＬＩＬＩ ＬＥＹ 第５０回パリ祭ＮＨＫホール

シャンソン歌手リリ・レイ ＬＩＬＩ ＬＥＹ 第５０回パリ祭ＮＨＫホール

今週３月２２日 木曜日 日本シャンソン協会主催 シャンソンフェスティバル
東京フォーラム Ｃホール １５００人のホールに 出させていただけ
しかも 初めて経験させていただける ホールですから
もう 嬉しくって 嬉しくって・・・
今夜は 昨年５月にパリで買った 衣装の裾あげと ウエストが又細くなったので
自分でつめました。
ろくでなしを メドレーで 歌う時 元気良く 階段から降りてくるように
という 演出なので 転ばないように
ズボンで 歌って良いかしら？と 絵を描いて 演出家にお見せして
許可がおりたので その 直しもして 自宅で お裁縫し続けました。

大ホールは 大好き。
私は 歌う前は 意外に神経が細いですが いざ 舞台に立つと
すーいすーい 魚のように 舞台を泳げます。
脳内ホルモンが大量にでるので 舞台は大きいほど恍惚。カタルシス。
社会での人生は 真面目に誠心誠意生きようとすると
すべて 原始人的気質の私には がんじがらめ
音楽練習中も 音楽の規則と 音楽性設計図で がんじがらめ
様々な恐怖とスリル
何もかもが 行動する前は 怖いと思う。
今日と 明日を 結構 モラルを踏まえて 必死に生きている。
でも
舞台は 私の世界。一人 自己責任で 何千人の方々に音楽愛と
私の肉体の声と魂を捧げつくせる。自由。
究極の表現の自由がある。
肉体が覚えてくれた シャンソンのセリフと 芝居を
無になって 語れる。
怖い舞台なのに 楽しい。嬉しい。無になれる時 快楽。
現実でなく 無のエクスタシーに とんでいける。

まだ
ＮＨＫホールの パリ祭の 私が歌う曲は 決まっていないですけれど
今年は パリ祭５０回目 半世紀続いた お祭だそうです。
私が 七歳の時から 始まったのねぇ。

その頃 私は 小学校 二年生かー
シャンソンという ジャンルは知らなかったわねぇ。
私は 消極的で 内向的で 目立つのが大嫌いで
授業中 指されるのが怖くて いつも 下向いていたし
そんな時
決まって 先生に指されて 間違った答えを言ってしまったりして
恥ずかしくて ますます 手なんか上げられなくて
半世紀後
大舞台に立って 一人で 歌ってるー
変なの。人生って 何なのかしら。
今も
目立ちたがり屋 とか 大風呂敷的な感性は 嫌だー 美的でない。
もしかしたら
子供の時から ませていて 魂美を 感じたがっていたのかも。
でも 音楽は好きで 音楽 体育 図工 家庭科 書道は いつも成績は５だった。
他の科目は 先生が感性的に好きだと良かったわ。
退屈だと 子供のくせに 居眠りばかりしていた。
目立たないようにしているのに
音楽の先生に 合唱のソロを よく任されたわ。
妹は いつも オール５で 体育だけ ３か２。
妹を尊敬していたし 頼っていた気がする。しっかりものだったし
人望もあり 私などと 比べ物にならないくらい どーんと生きていた。

私は 子供の頃から感性で生きていて 美意識が高くて
周りの子供達のわがままや 自我に耐えられなかったし
静かでおっとりして 殻の中にいれば 安全みたいな感じだつた。
中学になってから 自分に決め事をして
エンターテイナー的 人を笑わせる人間でありたいと 行動開始。
生徒会もやり始め だんだんと リーダー的な責任の
学生生活が始まり 受験でもまれ 大学 大学院 留学・・・
社会に出て 法律や経済責任 人間として生きるモラルを知り
音楽と言う 永遠の修行と練習 舞台でもまれ
いつの間にか 明るく積極的に変身。
コミュニケーションもできる 社会的人間になれたのよねー
おまけに 年々 元気度が増し続け 健康優良児的な 中高年に
なってしまいました。

半世紀つづく シャンソンの大イベントに 出る人になるなんて
小学生の担任が聞いたら 仰天する位 運命は不思議。
お嫁さんになって 子供の良い母 夫を支える 良い妻になり
過ごすはずが・・・・音楽の神は 私を シャンソンの世界へ導いた
としか 思えません。へぇー。本当に へぇーです。

シャンソン歌手リリ・レイ ＬＩＬＩ ＬＥＹ 日曜日ＤＩＭＡＮＣＨＥ

シャンソン歌手リリ・レイ ＬＩＬＩ ＬＥＹ 日曜日ＤＩＭＡＮＣＨＥ

雨が続きましたけれど 着実に気温は上がっています。
今朝は 早く起きて 都心で 待ち合わせでした。
１１：３０ 赤坂ニューオータニーホテル のレストランに
勝本章子先生の お仲間八人の中に入れていただいて
会食して 千駄ヶ谷の 津田ホールで ハイドンと モーツァルトの
オーケストラを聞く会に ご招待していただきました。

先生のお仲間 八人の中 元 私の銀座の お店で 和食を召し上がり
私のシャンソンを聞いてくださっていた 方が四人いらっしゃいました。
皆さん 社会的 経済的 文化的に えーっと目を丸くしてしまう
お歴々で 国際的な 方々ですが
勝本先生は 元 国際的なソプラノ歌手で一生を音楽に捧げている
自立したシングル女性なのに とても キチントした 心の優しい
普通の人ですから
先生のお仲間も 礼儀正しく 心温かく素晴らしい・・・・

レイちゃんの 作詞作曲の弾き語りは 雨の三部作が 最高だねぇ
っと 一年ぶりに お会いした 某大会社の 副社長に 懐かしがって
頂き その奥様にも 「今度 一人で青山オデオンに 弾き語りを
聞きにいくわね」っと。
私は お店を〆てから まだ 銀座のお店のお客様達に 何の連絡も
営業も していなくて 日々に追われているだけでしたから
はっと しました。
もしかしたら
リリ・レイを 聞きたい方々や 懐かしんでくれる方が
まだまだ いらっしゃるかもしれないワー

今日と 明日に精一杯生きていると 私は昨日の事 過去のことに
目がいかなくなるタイプですが
長い歴史で 築いた音楽を媒介にした絆は そんなに簡単には
切れないもので
シャンソンを歌い続け 聞いていただいて そのご縁というもので
長く お会いしていなくても ソウルメイトに
なってしまっているのですねぇ。嬉しいわー。

とにかく 活動的で 行動派 コミュニケーション型の私は
お店を〆て 成城の街の音楽家になってから
新たな出逢いが増えつづけ
自分が お店屋さんの時より
お商売抜きの 一対一の 魂のお付き合いが出来るのが
なにより 幸せです。

「お店は大変だよ。飲食業は特に 難しいよ。だから 早く
お店なんか 止めなさい 音楽家に戻りなさいって 言ったよね」とか
「私 お店に 連れて行ってもらってないわー 行きたかったわ」とか
色々な 会話が 飛び交う中
「レイちゃんは この私が聞きに行く 素晴らしい歌手なのよ」と
「パリ祭 も ＮＨＫホール 聞きにいきますから ね」
勝本先生は 高校一年の私の 初めての発声や 本格的声楽の
親だけあって 私を子供を褒めるように 皆さんに売り込んで
下さいます。ありがたい。

先生の偉大さは 皆さんご存知。
元 ウィーンの歌劇場で三年も契約して歌い
帰国後 二十代後半で 直ぐに国立音大の先生に抜擢され
ＮＨＫホールや 東京文化会館で オペラのプリマドンナで
小沢征二指揮の 第９の 専属ソプラノだったくらい
凄い クラシックの声楽家なのに
私のシャンソンを いつも 聞きに来てくださる。
先生のお仲間に 沢山宣伝して 営業してくださる。
先生って言われる 人は こういう 姿勢なんだー
勝本先生は 優れた芸術家で文化人で しかも
男性営業マンみたいに 皆さんに気遣いし 面倒見が良い。
背中を見せてもらっています。

先生は昔から 両切りのピースを吸い
私も 吸うので 八人中で 我々歌手二人が 度々煙草を吸いに
席を離れるたびに
私が
「歌手なのに 煙草吸うんですょ 私たち」というと
先生は
「歌手だから 吸うのよー」と・・・皆さんに 説得？？？？
私より１４歳年上なのに
「秋に新車来るのよー」「本当はポルシェに載りたいくらいだけど
日本人だから トヨタよ」ですって・・・
活動的で 行動派。真似していないけれど リリさんは
ちょつと 先生に似ています。

私は 長い音楽人生の間中 良い師達に恵まれてラッキーな人です。
芸大の恩師も 既に他界 私のヤマハホールのシャンソンリサイタルに
いらしてくれていた。
芦野先生は他界。もう ご一緒の大舞台で 駄目だしを してもらえない。
勝本先生は いつも 褒めるだけで 叱ってくれない。でも 側に居てくださる。

私にとって 両親 祖母 師の教えや存在は とてもとても 価値があります。
父母への有難さは 亡くなってから 殊更に感じますが
音楽の師は いつもいつも 音楽媒介の 芸術の魂のランクが高いので
存在に惹きつけられ 心の星です。感謝です。

シャンソン歌手リリ・レイ ＬＩＬＩ ＬＥＹ 長坂 玲子 成城の街

シャンソン歌手リリ・レイ ＬＩＬＩ ＬＥＹ 長坂 玲子 成城の街

成城の住人になつてから もう３０年以上になるかしら・・・
世田谷区の上馬に育ち この地に 祖母 母 父が 来て
私は グランドピアノを 置いたまま
ベルギーへ留学して
日本とベルギーの歌手仕事を 続け その間に 少しだけ成城ライフを
楽しんだものの
その後は
銀座の五店舗の仕事が 壮絶で 成城まで帰宅するなんて
時間の無駄なので
高輪に事務所 と マンションを買い 高輪と銀座の往復のみ。
そして
経済不況と同時に 高輪は 処分して会社赤字補填
ゴルフ会員権も 皆売り払い・・・・
お台場 借り住まい。

成城と銀座を 往復するなんて
信じられない 無駄な往復時間としか 思えなかったものです。


自宅を貸して 会社の側に暮らそうとしていたのですが
全部改装して 二年間借り手が居なくて
結局 自宅に 住まざるを得なくなりましたけれど
バリバリに仕事をしていると
自宅の生活より
仕事場の近くの方が 安心だし 仕事中心に生きることが出来て
精神的に充実するものです。

まぁ 今の人生が やってくるなんて
想定外ながら 最近の自宅生活は 有難い毎日です。

そして
成城の 食べ物やさんは 総じて
銀座の 飲食店の 三分の一の価格でリーズナブル。
今 また
超お気に入りで通う 鉄板焼きのお店が出来て
生徒さんたちにも 大人気です。

７０３という なおみさんという４０代美人オーナーが
カッコよく てきぱきと 色々 鉄板で 焼いてくれて
その 弟さんも カッコイイ気配りで 接待してくださいます。
はまっています。

我が家のフライパンで焼くより 火力の強い鉄板で
焼いたものは 何でも 素晴らしい・・・
しかも美的に オーナー姉弟がカッコイイので 食事が美味しくなる。
おもてなしに 愛と優しさを感じます。

近所の住人仲間も お店で知り合い どんどん仲良しさんが増えて
成城の街で 夜楽しむのが 大好きになりました。
先日も 自由人仲間と「成城のお店を 盛り上げよー」みたいな
気合で なんの縁もゆかりも無い同士なのに
なんだか 成城はしご。
私は 出会ったその日から 直ぐに お友達になり
お祭人間ですが 干渉や 束縛なしで 出会えたら それも因縁よー
位の 感性がすきです。
しかも
男性女性 関係なく 人間としての 仲間感覚が好き。
長い 銀座生活で 毎夜１８年も 男性のお客様ばかり
見続けて 男性を意識するという感性が消えてしまいました。

生徒さん 地元住人 飲み友達
どんどん 仲間が出来て嬉しいわ。

明日は クラシックの師 勝本章子先生とそのお仲間に
ジョイントして クラシックのコンサートへ行きます。

私の人生 今日と明日に生きるのよー
人生は 試練の連続だけれど 神は幸せや笑いのクリエイト
という 力も与えてくださっているはずだから
歌って 笑って 美味しいものに感謝して
高質な音楽に 感性を委ねて・・・元気に生き抜くわー。

シャンソン歌手リリ・レイ ＬＩＬＩ ＬＥＹ 長坂 玲子 マリア・カラス

シャンソン歌手リリ・レイ ＬＩＬＩ ＬＥＹ 長坂 玲子 マリア・カラス

私が 永遠の恋をしたのは マリア・カラスの 歌唱と 舞台姿です。
ＮＨＫホール
あまり 評判の良くない 評論でしたけれど
十代の私には 女神様でした。

太って 声だけが良い歌手は 一杯居るけれど
カラスは 素晴らしく 美的でした。

ゆうぺ
生まれて初めて
マリアカラスと 身近に会って 話す夢を見ました。
幸せでした。

私の自作のシャンソンの詩
子供の頃の夢はピアニストになること
大きなホールで ラフマニノフの コンチェルトを弾く事。
二十歳の頃の夢は オペラ歌手になること
ヨーロッパの劇場で マリアカラスの二代目になること。


はーぁ
夢みていたのねぇ。若い頃の私。大それた夢。
この年になると
夢見るのは
なんとか
毎日 明るく楽しく元気で カッコ悪くなく
ババーン と 生きることしかないわー
それより
夢で 又 マリアカラスと会いたいわ。
決して レズビアンでは ないのよ。
あの歌唱と舞台姿を 愛しているだけです。永遠に。

アー早く 寝なくっちゃ。
明日朝
成城駅パーキングに 置きっぱなしにしてきたマイカー
取りに行かなくっちゃです。
お酒を飲むのには 車は不便だけれども
最近は 電車より 車の方が 時間の節約よ。
人生
全て良いことなんか なーんにも無いって・・・・
何か 自分を 元気に出来る方法を選んで 生き抜くだけよ。
それにしても
３３曲のドーパミン 出し切った後
なかなか 眠れないものです。

シャンソン歌手リリ・レイ ＬＩＬＩ ＬＥＹ 長坂 玲子 青山オデオン

シャンソン歌手リリ・レイ ＬＩＬＩ ＬＥＹ 長坂 玲子 青山オデオン

久しぶりに オデオンに 行けて嬉しかった。
３月１６日金曜日 は なんと リリ・レイ 弾き語り 一人きり
ステージ 四回 各 ３０分
合計 二時間 合計３３曲 シャンソンオンパレード 弾き語り
全部違う曲 頑張りました。

実は
弾き語り 一人で 二時間は 初体験です。
伴奏者が居て 二時間は リサイタルで 伴奏者つきで４０曲と言うのを
ヤマハホールで いたしました。

歌手は 体力と 集中力と 気合。
この 弾き語り３３曲 経験は 人生に そんなには 無い。
いゃー
ありがとうございます。
聞きにいらしてくださった 皆様へ 感謝です。

東京フォーラムのチケット売りに徹したリリさん
これ以上
お客様に 負担をかける 営業をすることは 出来ず
本日 青山オデオンにいらして下さった皆様は
善意 思いやりで いらしてくださった方々です。
頼めなかったのに いらしてくださった。
なんて 有難い 感謝・・・・

お店に リリさんが 出演する日に お客様が少なかったら
申し訳ないと 心で思うのです。
自分が お店の経営者だった経験から考えて
お店に 収益を 持たせられない 歌手って プロ歌手ではない。
だからって
下手では 駄目。とにかく 本物のプロ歌手になるのは 至難。
歌唱実力 集客 健康 コミュニケーション。

私は かつて お店の経営者で 自分の店で ただの無料歌手でしたから
（自分にギャラを支払ったら 赤字になるわ）
今
ギャラを 支払っていただける限り
非力ながら とことん 頑張りたいと 思っています。

昨日 本日 生徒さんレッスンの 前や間 その後
少ない 時間 なんとか それなりに 随分練習してから
マイカーで 青山へ行き そして 成城駅に マイカーで帰宅して
成城駅前のパーキングにとめて 置きっぱなし
やっと 深夜１２時過ぎて お酒 飲んで 体と神経を緩めて
上機嫌で
先程 ラルゴから ぴーちやんパパに タクシーで
送っていただき 帰宅いたしました。
音楽家は 夜 皆さんが リラックス寛ぐ時間が
仕事の時間ですから
体力 気力の ピーク時間を 夜八時から 深夜に設定して
いき続けています。

一日 目一杯 充実。 感謝。感謝。皆様 ラルゴの板橋先生 スタッフの方々
皆さんに助けられ 支えられ
リリ・レイは 今日 生きているし 明日も生かされていきます。

シャンソン歌手リリ・レイ ＬＩＬＩ ＬＥＹ 長坂 玲子 サボる

シャンソン歌手リリ・レイ ＬＩＬＩ ＬＥＹ 長坂 玲子 サボる

今日は 日仏学院へ もう 月謝三か月分支払ってあるから
安心して 休んでしまいました。
夜七時半まで 弾き語りのレッスンを 施して
そして もう 間に合わないから
自分の練習して・・・
そして
成城の住人と ７０３という 鉄板焼きの店に集合して
ばばーんと 男女四人で 食べ飲み
次に
最近出来た
ＲＥＹという お店に 四人で 初顔出ししました。

ラルゴ まで 到達できたのは
いけちゃんと 私
ラルゴのオーナーと スリーショットです。

でも 今日の仲間は 東京フォーラム Ｓ席 三階席１０００円ディスカウント
しましたけれど 三枚も 売れちゃった・・・・
ありがトー
これで
私は ７１枚 売りました。
歌手の癖に がんばるー
自分を買ってもらうって大変。
飼ってもらうほうが もっと大変だから
とにかく がんばりまーす。

シャンソン歌手 リリ・レイ ＬＩＬＩ ＬＥＹ ホワイトデー命日

シャンソン歌手 リリ・レイ ＬＩＬＩ ＬＥＹ ホワイトデー命日

父はホワイトデー ３月１４日に 慶応病院で 亡くなりました。
その日も 私は店に黒い服で 出て 接客していました。
一日も 休まず お客様のために笑顔 冗談を続け
従業員には 接客業としての重責を 知ってもらうために背中を見せました。
それに 私は 三十代後半で 七十人の社員 ５件の店の
責任者になったわけですから 各店舗のママさん 店長は 皆
私より 年上です。
バブル時代に 父が脱サラで始めた 飲食業ですから
父が ハワイや 沖縄に 社員達を連れて 社員旅行したり
ママさんたちには 鰐皮や オーストリッチのハンドバックを
あげたり 社員が家を買うときは 頭金を援助したりなど・・・・
想像を絶する 大盤振る舞いの会社でした。
でも 私が引き継いだ バブル崩壊後は 毎年 売り上げが下がり
０１５７等が流行ったり・・・
何もかもが 試練の連続で 髪振り乱して 私は 音楽家ではなく
ただの 肉体労働者的 経営者に 専念していました。

悲しいと言うより 社長の父が亡くなり 母や会社の皆の生活を
父の代わりに 私が 支えなければならないのですから
必死でした。でも 今思えば 神様が私に 教えてくれた 人生。
お嬢さん娘で 音楽を趣味で始めて 芸大に受かって
勉強したから 奨学金を頂けて留学できて 又勉強して・・・
そして
父の元を 家出して 自由に生きていたのに
なんだか 又父の魂が 私を呼び戻した感じになり
資産と 借入金の全ての責任が 私に来てしまいました。
会社を続ける事は 社会的責任でしたし
母と 自分を食べさせ 生きさせるためには 音楽家で居続けることを
止めるしかなくて
二期会や 室内歌劇場の会員を辞めて 銀座の店舗現場と経理部門に
生き抜くしか 術がありませんでした。

毎日が
試練 冒険 修行 ・・・・でした。
大嫌いな スリルのジェットコースターに 乗っているみたい。
好きなことをして生きるというより 生き抜くためには
好き嫌いは 言っていられませんでした。

クラシックの音楽家で居る為には 自分の体を守らなければ
なりませんが
経済社会に 生き抜くには 頭も良くない誠心誠意の私としては
ただただ人の三倍 働き 睡眠時間を減らす以外には
方法がありませんでした。

父の教えでした。
女は 男の三倍働かないと 男のスタッフには 認められないぞー
人間に 平等に与えられた時間は 全員２４時間
睡眠時間を減らす以外は 人より余計に 糧を得ることは出来ないぞー

従順な私は 守り通しました。
最近は 父の言う事を 守ったら 病気になる年齢なので
もう 時効です。

パパ ありがとう。人生って 凄い。スリル満点。
まだまだ 人生は続くけれど 今は 本来の音楽家に 戻れて
とても 幸せです。
しかも シャンソン歌手になってしまったわ。
何だか 神が決めた道を 歩んでいる気がします。