シャンソン歌手

シャンソンの好きな方 ようこそ !

シャンソン歌手リリ・レイ LILI LEY 日本シャンソン館

2012年03月05日 01時02分56秒 | Weblog
シャンソン歌手リリ・レイ LILI LEY 日本シャンソン館


「リリさんの ブログ 読んでますよー」と
声を掛けていただくと
もう
恥ずかしくって・・・・

ブログって 公開日記 だけれど 日記という限りは
とにかく 毎日入れなければー
とはいえ
一日の終わりに 書くので 時として 大酔っ払いの日も
居眠りしながら よろよろと 書いている時もありますので
誤字脱字 も あー こんな話は 書くべきではなかったのかなー
と 思ったり
それに
短時間で 下書き無しなので
時々
「なんで 私は 七年前にブログを書き始めてしまったのかしら?」
「始めたら 止められなくなってしまったワー」
「継続は 力だから 這ってでも 書かなきゃ」
状態で
いまや もう 深夜のお仕事のように 寝る前に もくもく と続けています。

3月 昨年の震災
今年は芦野先生他界
日本シャンソン協会 会長芦野宏会長主催 事務局長 羽鳥功二さん
大変な試練です。
3月22日 東京フォーラムの シャンソンフェスティバルは
トリ を歌うはずの 会長が他界。
魂は 繋がれていくから きっと 素晴らしいコンサートになるでしょう。

運命って なんだろー
別に シャンソン歌手になるはずも 舞台人になるはずもなかった
普通の娘だった リリ・レイは
マリア カラスの歌唱に恋をし そして クラシックの声楽家になり
なぜか 運命で
芦野先生の元で シャンソン魂を学び・・・・・
なんだか ブログとおなじ
始めたら ずっと 続けている ただ 無心で続けている・・・


シャンソン歌手リリ・レイ LILI LEY 芦野宏先生のお別れ会

2012年03月05日 00時33分17秒 | Weblog
シャンソン歌手リリ・レイ LILI LEY 芦野宏先生のお別れ会


日本シャンソン館 群馬県渋川で 13:00から17:00

私は 昨晩睡眠薬を 久しぶりに飲みました。
歌を歌いに行くのではなく 芦野宏先生との お別れの為に
出かけるのですから
何だか 自分の体内の 感情の整理整頓が出来なくて・・・

起きてから 和服を着ていくことに決めました。
子供の頃から 母や祖母から 特別の時は 和服を着る習慣を
教えられていたので
大切な しばしの現世での 別れの場には 自分的に特別な
ケジメが必要でしたので・・・

和服 と草履での運転は慣れているので 往復ともに意外に空いている
関越自動車道をスーイ スーイ

いつも 歌っている舞台に 大きな先生のお写真。
白い薔薇を 一人一人 一輪を手向けます。そして 目礼。
実に シンプルで 美しく洗練された お別れの場でした。

芦野先生の 奥様は 一回り小さくなられて その貴婦人の 品格と
悲しみの極限の中にありながら なおも 皆様に気を使われる優しさ
と その人間性は 神々しい光を 放っているように感じました。
美的・・・ため息が出るほど 神秘のオーラでした。
感性の鋭いマダムFugikura は 芦野先生が
奥様と共に歩むようになってから ますます 芦野先生の
音楽が深く洗練され 晩年の歌唱が大好きだと おっしゃいます。
そして 奥様を遠くから拝見して 又 お側でお話して
「貴婦人ねぇ」っと 感動の声を上げます。
私より24歳上ですが
マダムFugikuraは
今日の お別れ会の為に お一人で駅の側に前泊して
既に 日本シャンソン館にいらしていました。
副館長の 羽鳥功二さんは ご子息様ですが
芦野先生が 居なくなり ファンが 不安になっているときに
ご自分の悲しみを表さずに もくもくと シャンソン界の
お仕事を続けて 何もかも しっかりと 平常どおり
シャンソンの世界を繋げてくださっています。

芦野先生のシャンソン人生のビデオの上映を 拝観いたしました。
シャンソン文化は ずーっと 継承され続けるでしょう。
マイルドで そして 情熱的な先生の暖かい メッセージが
ビデオの最後の 言葉でした。
シャンソンは 人生を感じ 知り始めると
おのずと 人が必要とする心の詩です。

苦しいから 笑うのよ
悲しいから 歌うのよ
シャンソンは 祈りで 叫びなのよね。
でも 芦野先生のシャンソンは
それより ずーっと ランクが上です。
お客様を癒し お客様に幸福を下さる 歌手でしたから・・・・
ご自分の為に歌っていたのではない。
ただ 歌が好きで舞台で歌いたい・・などという
歌手ではありません。
天命として
シャンソン文化を 継承し続けた方です。
自分が歌手として 実力 と集客と 健康を
維持することが いかに大変かを知り尽くしているので
先生の偉大さが ひしひしと 分かってしまいます。

先生ありがとうございます。