シャンソン歌手

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マダムREI

2006年11月12日 03時53分58秒 | Weblog
RECITAL その③
米田まりさん と 川口のぶ子さん

舞台の真ん中
スポットライトの まぶしい光
たった 一人の RECITAL(朗唱)

40曲の暗譜中 時々 頭の中が真っ白になるときがあります。
たとえ 1000回本番で歌った歌でさえ 忘れて 次の言葉に
つまりそうになる時
曲のドラマの主人公になりきっているはずなのに
ふと 注意力が 事切れる時を とても 恐れて
舞台に立ちます。11月8日の私のRECITAL で
今回 それが 無かったのです。
なぜ・・・・
「舞台に 神様がいた気がした」と
周りのものに 私は話しました。

その理由が分かりました。
実は その日
私の中学・高校の音楽の恩師が 亡くなった日で しかも 先生は
今までの 私のすべてのリサイタル コンサート ディナーショー
に お友達を 沢山誘って いらして下さっていた方で
今回も 楽しみにしていたと 先生の身内の方から
リサイタルの二日後に 伺いました。
私のリサイタルにいらっしゃるつもりが
突然の病気悪化と緊急手術の後 眠ったまま他界なさったとか・・・

泣けて泣けて ただ 泣けて。。。
その 電話を受けた日は
米田まりさん のゲストの日でした。
米田さんの自作の歌「テニアンからの便り」
を聞き 号泣。バケツ一杯の涙を流しました。

まだ 涙は止りません。
昔 父が私のことを「お前の涙は ションベン涙だ」
と いった位 凄い量の涙が 止りません。