シャンソン歌手

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シャンソン歌手リリ・レイLILI LEY  夏の気候 10月の 港区神明 フランス語シャンソンのクラス そして パリからの訃報

2019年10月04日 01時27分41秒 | Weblog
木曜日のフランス語クラス
本日は 皆さんが一人づつ 「聞かせてよ愛の言葉 PARLEZ MOI D`AMOUR」を
私の伴奏で 発表いたしました。
皆さん 上手くなりました。発音も 声も 年々良くなり
大きなマイク無しの声で 朗々と歌ってくださいました。

今年五年目になるクラスです。
よく 継続したものだと思います。
初めは30人位いらした生徒さん達も私も 
四歳加齢して
クラスの人数は かなり減りましたけれど

元気組 生き残り組 無事に継続できている皆さんと
日に日に 年々 強い フランス語シャンソンの 人生絆 が構築されていきました。

信頼 という絆でもあります。
DILILI A PARISという 映画が とても素晴らしくて
滑舌の良い 見本的フランス語だし 内容も芸術的だから
是非 見たほうが 良いですよーと 先生として説明したら

さっそく これから 行きまーす

元気な 前向きな 生徒さん達ばかりで 嬉しくなってしまいます。

再来週
皆さんに 映画の感想を伺うのも 先生としては楽しみです。
こういうふうに 文化的絆が 続いていくのは 理想的な世界です。

大笑いして 帰宅したら パリから訃報が届きました。
パリで 大変にお世話になった 長南さんのお友達 
世界的な生物学者のジャンマルクさんが70才で
亡くなったそうです。

パリの かつての お弟子さん大島千恵子さんからのメールで知りました。

今年は 九月に二人 私が尊敬する方 
人間性の深い 器の大きい芸術信奉者で
かつ 社会的貢献した偉大な 伊藤先生76才と 
ジャンマルクさんが亡くなってしまいました。

本当に 出会いは別れの始まりなのねぇ。

でも また 新たな出会いもあるし
出会い そして年月を重ねて構築した絆もある。

ジャンマルクさん パリのコンサートの時
いつも 大きなお花を ステージで私に渡してくださいました。
東京のオデオンでのコンサートにも いらしたわね。

パリの ゼブラのリサイタルの時は
グランドピアノの搬入搬出を 見守ってくださいました。
パリ郊外のジャックリーヌダノの家へ 一緒に連れて行ってくださいました。
パリのレストランでは長南さんと共に 一人の私に
寂しくないようにと Christmas や お正月ご馳走になりました。
本当に 私みたいなアジアのちっぽけなシャンソン歌手に対しても
とてもとても 奉仕してくださいました。ただただ感謝です。
魂が 見えるようです。まだ 亡くなっていない。
私の中で 生きていてくれます。

沢山美味しいものを召し上がり 普段のように眠り
そのまま 眠ったまま亡くなったそうです。