シャンソン歌手

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フランス語で歌うシャンソン歌手リリ・レイLili Leyぴーちゃんの感想文実況中継に感謝

2024年02月12日 22時52分19秒 | Weblog

2024年2月11日 表参道Iive space ZIMAGINE
15時半開場、16時開演
リリ・レイ先生ライヴ 
Lili Ley A Paris in Aoyama
感想文②

以下、興奮したまま一気に振り返ってみます。

幸せな、シャンソンメドレー、
近藤さんのピアノアレンジ伴奏から
リリ先生のクリエイティヴライヴが
始まりました。

大好きな「パリジュテーム」や、「二つの愛」が特に印象的でした。

リリ先生のトークの後、
先生の手書きのステキな地図を拝見しながら、
「パリの空の下」より、
パリの散歩に誘われ、お洒落なアレンジ
「シャンゼリゼ」で、ウキウキ気分になり、
ご一緒に、「オ シャンゼリゼ〜」と
口づさみました。

パリの街並みを次々と巡り、深い声と幸せな息遣いが感じられた「古いパリの岸辺」、
言葉の一つ一つの子音が美しくて、哲学的サンジェルマンデプレ「後には何もない」、
近藤さんのアレンジとリリ先生の歌唱で、パリでのアンニュイな情景の始まりから惹きこまれた「リヨン駅」と印象的でした。
歌唱後、「リオン駅」に関する、タクシーのお話や、本物の表現の為の、好奇心、体験、日常についてといったお話も心に残りました。

続いて、18区の方の裏通りのシャンソンの世界に行く為に、黒のショールをつけられ、
また雰囲気が変わりました。
「ムーランルージュ」の幸せだった日々と切ない気持ちがリリ先生の歌唱と近藤さんのアレンジによって、浮かび上がったり、
パリを擬人化して、けなしつつ、愛を感じる歌詞の「パリ野郎」では、エネルギッシュで、超絶早口フランス語がカッコ良く、興奮して皆で手拍子!!
先生の深い声で、音楽の高低差と共に、悲しみと美しさが心に突き刺さった「ピガール通り」、「8月のパリ」の中の、情熱と諦め、懇願、感情のうねりによって、思わず涙が出ました。

「美しい星に」は先生が、文学的な歌詞の説明を先に詳しくしてくださり、理解を深めることができ「いつの日かパリへ」は ノスタルジー、芦野先生とデュエットも蘇りました。

アンコールの
「お菓子の好きなパリ娘」も
先生の深い声で、ご一緒に拝見した、ラ・マルティーヌの銅像が、鮮やかに浮かび、その前で、食べたエクレアの味も蘇りました。
近藤さんと「ボンジュール」の掛け合いをされたり、ツバメの宙返りの音を近藤さんがピアノで表されていたり、素晴らしかったです。

ラスト、リリ先生作詞作曲「パリに一人」、
やはり、歌詞も音楽も芸術的!と思いました。
昨年、確か9月に先生作詞作曲の「ブリュッセルの雨」の弾語りを拝聴し感動し、「パリに一人」もまた、聴きたいと思っていたのでとても嬉しかったです。胸をしめつける歌詞、メロディー、歌唱、美しく、やはり素晴らしく、
感動!!

1時間半のスペクタクル、凝縮されていて、
私にはあっという間、15分くらいに感じるくらい素晴らしかったです。

パリの街並みの美しさ明るいシャンソンで
幸せな気持ちに浸っただけでなく
裏通りのドラマも感じられました。
光と影、人間の美や、人間らしさ、サガ。
個性、多様性の尊重、自由、平等、博愛の精神へのリスペクト等色々と感じることができる、
選曲で、一つ一つのシャンソンの中で
全て表現されていらっしゃいました。

それぞれのシャンソンの詩人の歌詞、
音楽に想いを馳せて、
愛、ときめき、美、キュート、ポップ、情熱、葛藤、変化、普遍、諦め、ウィット、上品、上質、斬新、粋、哲学的、切なさ、寂しさ、悲しみ、爽やかさ、成熟さ、等々伝わりました。

1秒単位で、約3分、瞬く間に、消えてしまう
舞台芸術ですが、心に深く温かいものが残りました!

常連の方々、久しぶりにお目にかかることができた方も皆さん喜んでいらして、
ニコニコ顔でした。
残念ながらいらっしゃることが出来なかった
方々にも伝わる文章をと思いながら、
相変わらず、興奮、拙い語彙力の少ない、
文章表現で申し訳ありません。
一気に文章を書き、全てを網羅しておらず申し訳ありません。皆様の感想は別途!!

感動感謝のうちに。
感想②P